「リーガル・ハイ」:堺がハジケてて予想以上
先日フジテレビの新番組『リーガル・ハイ』(火曜よる9時)を見たら、かなり面白かったです。ええ、予想以上に。
堺雅人&新垣結衣主演のコミカルな法廷ドラマなのですが、なにしろ堺のキャラが圧巻!頭はキレるが、人格的には大いに問題アリでお金大好きな、ワルモノ系。そこに、正義感の強い新米弁護士(また!)の新垣結衣がからんでどうのこうの・・・というお話。 堺が今まで見せたことの無かったような発散系のアクティブさで、このアク強い攻撃的なキャラを演じます。 笑えます。ひどい奴です。でも最終的には(子供っぽいんで)憎めません。ラスト近くで新垣をののしって叫ぶあたり、まさに新境地のハジケっぷりです。回を追うごとに「いい奴」の側面も見えてくるのでしょう。それにしても何でしょね?あの'60年代(または台湾か香港?)みたいなビッチリの横分けは!
一方のガッキーは、久々にいい感じの天然キャラ。でも、髪を短くしちゃってからの彼女はどうも精彩を欠くような気が・・・。 でもまあ、「無罪」の紙を広げるポーズを練習してたり、いざ本番で転んだりするあたり、なかなか上出来で楽しい芝居でした。
脇では生瀬勝久、小池栄子のヒール・カップルも安定した出来ですが、里見浩太朗さんの執事にビックリ。いい味で面白いっす。
脚本は『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズや『相棒』シリーズや『キサラギ』、『探偵はBARにいる』、『鈴木先生』などの古沢良太! これは期待が持てますね。
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