サッカー日本女子、米国とドロー
キリンチャレンジカップの日本女子代表vs.アメリカ女子代表をTV観戦。日曜夜のゴールデンタイムに女子サッカーだなんて、1年前にはあり得なかったことです。
先日のアルガルベ・カップで長い歴史上初めてアメリカに勝った日本女子。今日はその自信とホームの利を持って、(澤はいなくても)堂々たる試合運び。日本らしい俊敏で献身的なパスサッカーを披露していました。ただ、1対1ではどうしても勝てない-走り負けしてしまう-ってのも、改めてよくわかりました。だからこそ「日本らしい」サッカーをすることが、ますますもって重要なのです。
日本の得点シーンでは、起点となった熊谷のフィードも良かったですけど、やはり川澄のふんわりループパスが見事でした。ともすると運動量ばかりがクロースアップされがちな川澄ちゃんですけど、W杯スウェーデン戦のロングループシュートでもわかるように、サッカー・センスに卓越したものがあると思います。それにしても、今日の川澄ちゃんを見てると、なんか風格めいたものが出ていて、驚きました。
一方で、後半の失点場面は、なんだか押し込まれてじりじりとラインが下がった中で、ミスが増えてきたところを、やられるべくしてやられちゃいました。っていうか、本当なら(アメリカがミスしなければ)もっと早く点を取られていたところ)。 最終的に1-1と言う結果は、妥当と言えるでしょう。
それにしてもTBSのキャメラ(というかスイッチャー)さんは、川澄、鮫島といった「きれいどころ」中心に追っていて、わかりやすかったっす。 あと、日本国歌が今日は陸上自衛隊の吹奏楽団による演奏(歌なし)だったのが良かったです。いつも国歌独唱には、苦笑、冷や汗、赤面など複雑な思いをするだけに・・・、やっぱり『君が代』ってのは、「歌向き」じゃないみたいですね。
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