「メン・イン・ブラック3」:1、2よりもましですが・・・
映画『メン・イン・ブラック3』(MIB3)ですけど、小生は『1』も面白いと感じなかったし、『2』などはワースト級のひどさ、つまらなさと思っているので、全く期待しておりませんでした。 結果としては、一番ましだったのではないかと感じております。
タイムトラベルものにしたことが結果的に奏功していて、ラストあたりはそれで結構しみじみとさせてくれます。 そして何といっても、トミー・リー・ジョーンズの40年前がジョシュ・ブローリンだってのが効いてます。だって、本当に「納得」できる顔立ちと演技なんですから。まあ実際の二人は22歳しか離れていないんですけどね(そこらへんはダイアローグでも「老けてる」とか言って、フォローしてます)。
1969年にタイムトラベルした時に、アンディー・ウォーホルと彼のThe Factoryが 描かれているのですが、ウォーホルはこの前年にヴァレリー・ソラナスに銃撃されたりして、ちょっとおとなしかった頃。このファクトリーの雰囲気は微妙に数年前っぽい気がしますね。まあ1969年にしたのは、アポロの月面着陸という、ストーリー上もっと重要な要素があったからしょうがないのですけど。
エイリアンがらみの部分は相変わらずこのシリーズのセンスの悪さ、アクションがらみに関しては相変わらずバリー・ソネンフェルドの勘所の悪さが現れてます。 まあ、これでシリーズ打ち止めってことでよろしいのではないでしょうか。
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