オーストラリアとのタフなドロー
W杯最終予選、アウェイでのオーストラリア戦。日本代表は荒れたピッチと長めの芝に苦しめられて、序盤はオーストラリア・ペース。さらにオーストラリアの中盤を省略する「体格差を生かす戦法」にも苦労して、なかなかペースがつかめませんでした。でもそこはさすが成長した日本、前半途中から対応できるようになり、香川、本田を中心に「らしい」攻撃で相手ゴールを脅かします。ただ単純なクロスが通用しないオーストラリアなだけに、サイド攻撃やセットプレーの難しさはありました。 とは言え、このオーストラリアの戦術って(言っちゃあ何ですけど)「バカみたい」。サッカーを退歩させるような戦い方ですよねえ。まあオーストラリアの人は決してそうは思わないんでしょうけど。
そして後半、相手が10人になった栗原のゴールはほとんど本田の得点でしたね。見事なドリブル! そしてまずはオーストラリア選手を退場させた主審は、このままでは生きてサウジに帰れないと思ったのか、何もしてない内田への警告でPKを与え、その後も栗原を退場に追い込んだ判定とか、ロスタイム最後のFKを蹴らせずに笛とか、かなりのファンタジスタぶり。これもまた「中東の笛」でしょうか?
まあでも日本が勝てた試合だったと思うけど、一方で川島や栗原やゴールポストが間一髪防いだ場面も多かったので、冷静に俯瞰してみれば1-1は妥当な結果かも知れません。 次は9.11のイラク戦(埼玉)ですが、内田、今野、栗原とDF3人が出場停止の緊急事態です。右SBは酒井も伊野波も駒野もいるからいいとして、CBは槙野の出番。そして吉田麻也の復帰は大丈夫でしょうか? こうなっても闘莉王さんは呼ばれないのでしょうか? 注目です。
| 固定リンク
コメント