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2012年6月26日 (火)

「愛と誠」:映画史に残る怪作だが・・・

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映画『愛と誠』を三池崇史に撮らせたら、こうなっちゃったわけですね。怪作です。笑えました。製作委員会の方々、度量大きいけど、これでいいんかい(だじゃれ)?

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もう、やりたい放題! 今年32歳のツマブッキーが高校生だし、それ言ったら今年49歳の伊原剛志も高校生だし。 とにかく原作をことごとく笑いのめす姿勢(脚本=宅間孝行)に唖然茫然。梶原先生が存命中だったら、さしもの三池さんも怒りの鉄拳でボコられたのでは・・・。

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早乙女愛の天然「勘違い女」っぷりが凄くって、もうギャグでしかないのですが、武井咲の映画初主演作だというのに事務所的にはオッケーなのでしょうか? 後から「こんなはずじゃなかった・・・」ってことにはなっていないのでしょうか?  心配です。

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斎藤工演じる岩清水弘だって、原作ではもっとシリアスにカッコイイ「元祖メガネ男子」なんですけど、このデクノボウぶりは何(スリッパで叩かれ続けるし)? でも、こんな中でも余貴美子さんだけは、いつもながらに別次元の名演技を見せていらっしゃいます。

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昭和歌謡ミュージカルでもある本作。妻夫木聡の歌う『激しい恋』で始まりますが、元歌は西城秀樹。そういえば'70年代の松竹映画『愛と誠』の誠役は西城秀樹でした(ちなみに愛は、これがデビュー作で役名を芸名にしてしまった故・早乙女愛)。 小生は『あの素晴らしい愛をもう一度』という楽曲の素晴らしさを今さらながら発見してしまいました(今までは、まあまあの評価でした)。それにしても、この曲の途中で見せる武井咲のヘンなステップは最高です!341713_002

安藤サクラの『また逢う日まで』も、かなり変です。彼女の「貞子」が見たくなる感じです。 ところで、なんで『狼少年ケン』のテーマが出てくるの?? たぶんガムのCMに「噛むんとふにゃんふにゃん・・・」として使われてるのに触発されたのでは?

ここまでやったんだから、ラストはもっとハジけてほしかったなあ。意外とマジメに終わったのでありました。

あ、そうか! 妻夫木聡が誠役だった理由は、「愛」の字のカブトかぶってたからかー!!

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コメント

こんにちは♪。
そうでした!。ぶっきー、頭に「愛」しょっていましたね~。
天地人、北村一輝さん目当てで見ていました(^^)。
冑かぶる機会がありましたが、重さ4キロ。けっこうずーんときました。
「愛」を支えるには。。。苦労はつきもの(しみじみ。。。)。
三池監督、そこまで考えていたとは…さすがですっ。

投稿: みぃみ | 2012年6月26日 (火) 09時58分

みぃみさん、「冑かぶる機会」って??
歴女ですか?!

>「愛」を支えるには。。。苦労はつきもの(しみじみ。。。)。
はい、(何があったか知らないけれど)こんな所でしみじみしなーい!

投稿: 大江戸時夫 | 2012年6月26日 (火) 22時17分

おはようございますo(^-^)o。

天地人とこの映画がシンクロして、思わず、しみじみ…。失礼いたしましたf^_^;。

冑は、神戸の清盛展の体験コーナーで、十二単の重さ体験と共に(^^)。
今、乗車券とお土産のセットが超お得なのです♪。

投稿: みぃみ | 2012年6月27日 (水) 06時07分

 こんにちは『愛と誠』関係のブログをネットサーフィンしている者です。
 今回の映画化は原作好きの者にとっては喜ばしいかぎりです。
 もしよろしければこちらのサイトにも一度遊びに来てください。『愛と誠』関係に関する出演者ブログやニュース、他の方の感想ブログのリンク一覧にまとめており、また『愛と誠』に関する書き込みならなんでも書き込んでください。
・ 映画『愛と誠』ネタバレ掲示板 http://aimako.bbs.fc2.com/
他にも
・ 『愛と誠』覚え書き      http://www.myagent.ne.jp/~bonkura/201X.html
・ 梶原一騎ファンサイト『一騎に読め!』 http://www.myagent.ne.jp/~bonkura/

鑑賞券 http://plaza.rakuten.co.jp/m4g3m2/diary/201206260001/

投稿: 『愛と誠』愛好家 | 2012年6月27日 (水) 21時27分

良くも悪くも三池節につきますね。
どんな作品を撮っても自分色に染めてしまう個性はやはり強烈なものがあります。
色々な意味で唯一無二の存在ですね。

投稿: ノラネコ | 2012年6月27日 (水) 23時29分

『愛と誠』愛好家様ありがとうございます。

ノラネコさん、はじめまして。
三池監督も一応メジャー作では、あの“disgusting”な持ち味を幾分セーブしているように思うのですが・・・。 まあ、こういう作品作っても、次々と監督オファーがくるあたりが、ある意味唯一無二でスゴイですね。

投稿: 大江戸時夫 | 2012年6月28日 (木) 23時00分

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