五輪サッカー男女初戦!!
ロンドン・オリンピックのサッカー女子初戦は日本2-1カナダ。1失点は、いかにもの「なでしこ失点パターン」でしたが、2得点は見事。特に澤-大野ー川澄の先制点ときたら! 大野のキープと足裏パス、そして川澄らしい角度の無いところからのゴール。最高のコンビネーションです。
実はあのシーン以外、川澄は(特に前半)がっつりと押さえ込まれていて、あんなに機能してない川澄ちゃんは初めてだって感じでした。左サイドは鮫島もミスが多く、けっこう向こうの守備に手こずってた印象。 一方で澤の復調ときたら! 攻撃もいいけれど、相手のチャンスの芽をことごとくつぶしていくその守備がスゴすぎです! 岩清水も効いてました。
で、男子・・・! スペインにまさかの1-0勝利!!! シビレます。ただ数日前のメキシコ戦の仕上がり具合を見てたら、この展開はそれほど不思議ではなく、しかも本大会でスペイン相手ってことがあって、全員プレッシャーをサボらずに、よく走ったこともあって、日本の戦術が見事に機能しました。永井、よく走った!(お家芸の自分へのパスを含めて)エライ。
それにしてもあれだけ決定機を作り続けたのに、よくもまあ外し続けたものです。清武も、つなぎの部分では復調してきたのに、フィニッシュではほんとに外しまくってました。普通はああいう展開だと、外し続けた挙句にロングボール1発でポーンとやられちゃうことが多いのですが、まあスペインは最後までつないでくれたので、助かった側面もあります。 前半のうちに10人になりながら、あんだけボールキープできるのはさすがにスペイン。とは言え、この世代はいわゆる「あのスペイン」ではないとも言えますけどね。
それにしても最後のじりじりした時計との戦いには、「マイアミの奇跡」(1996アトランタ五輪 日本1-0ブラジル)を思い出しました。あー、心臓に悪い。 あの時は、それでもグループリーグ突破を果たせなかったので、これで気を抜いてはいけませんよ。
大津祐樹はよく泣くなあ。
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