ロンドン五輪余話
ロンドン・オリンピックも過去になってしまった今、関連する話を少々。
(その1) 先日の銀座通りパレードは最初「なんでまた突然?」と思ったけど、なるほど2020年の東京オリンピック誘致活動の一環だったわけですね。納得。 それにしても主催者発表の観客数「50万人」ってのは、いくらなんでも荒唐無稽ではありますまいか? 平均的に人がいたとしたら、1-8丁目までの1ブロックに6万人ちょっとって計算でしょ。1ブロックに国立競技場満員の観客ってのは、・・・ないですよね。 だって、この春にやった「銀座ランウェイ」っていうファッションショーは、3&4丁目の2ブロックで「2,000人」って発表ですよ。ケタが違い過ぎます。
(その2) オリンピックとかで日本選手が活躍すると、街角のインタビューなんかで必ず「感動をありがとう」とか「勇気をもらいました」っていう紋切り型のフレーズが出てくるけど、あれってどう思います? 世の中に前者のフレーズが登場してからまだ20年たってないと思いますし、後者に至っては10年たってないぐらいでしょう。 まあ確かに便利なフレーズなのでしょうし、マスコミ受けもいいのでしょうが、なんかバカみたいですよね。 感動を与えることではなく勝つことを目的としている人に対して「感動をありがとう」ってのは、なんか違う気がするし、言われた方も微妙な気分だろうなと思うのです。 それ以上にしょーもないのが「勇気をもらいました」で、じゃあ勇気をもらってどうするのか? 何か自分で行動したのか?ってことです。電車の中で「キミキミ、そのお年寄りに席を譲ってあげなさい」って言うとか、クラスで「いじめはやめろ」って頑張るとか行動に移さない限り、もらった勇気の行き場がないってもんです。
(その3) 地元商店街の懸賞で、「ロンドン・オリンピックで日本が獲得する金・銀・銅メダルの総数を当てよう」ってのがあって、大江戸は8月3日の段階で「(アテネ大会を1個上回る)38個」って書いて投票したら、なんとなんと最終的にその通りになったのです!!(最後の数日はドキドキでした) いやー、我ながらスゴイです。天才です。ラッキーです。 しかし「正解者多数の場合は抽選」ってことで、しかも「当選者の発表は発送をもって」ってことで、結局来ずじまい。ちっくしょー。小生の希望したプレゼントは3名もらえるはずだったのに、そんなに多数が応募したとも思えないのに、なんか仲間うちでうまくやっちゃってるんじゃないのかー? インチキくさいぞー、っと八つ当たりをするしかないのでありました。ちゃんちゃん。
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コメント
(その1) なんとなく鵜呑みにしていたけれど、1ブロックに6万人はないですよねェ。そう言えば警察発表、ってーのは見かけなかったなあ。なんかマスコミの欺瞞を感じてしまうのでした。
(その2) 大江戸さんに一票!
(その3) スゴッ!地元商店街に変わりまして、risiから限りない称賛と拍手をお送りいたします。パチパチ。
投稿: risi@いけばな | 2012年8月24日 (金) 07時35分
risi様、賞賛と拍手と感動をありがとうございます。勇気をもらいました・・・って、ダメじゃん。
投稿: 大江戸時夫 | 2012年8月24日 (金) 21時36分