サッカー男子、決勝には届かず
ロンドンオリンピック男子サッカー、日本は準決勝で初の失点→1-3で敗北。メキシコはさすがに質の高いサッカーを終始崩しませんでした。日本もいい試合の入り方をしたし、12分に大津のスーパー・ミドルで先制するなど、ゲームプラン通りだったのですが・・・。それにしてもあの大津シュートは、やはりメキシコ相手の親善試合で見せたあのスーパー・ボレーと並んで、日本サッカー史上に残るミラクル・シュートだと思います。
関塚監督、早めに選手交代のカードを切ったのは良いと思いますが、東、清武、扇原を下げて、杉本、宇佐美、斉藤って・・・。おまけに終盤は吉田麻也まで前線に上がりっぱなしなので、密集して攻めあぐね、おまけに決定的なパスの出し手を切っちゃったもんだから、攻めのアイディアが不足して。そもそも杉本を入れたのに、ポストとしてほとんど使ってやれず、宇佐美を入れたのにボールを集めてやらず・・・って、いったい何をしたいのか、監督の意図をチームが理解できていたのか、そこらがわかりません。
ミスからの2点目が致命的だったわけですが、あれは扇原というよりも権田がなぜあの時間帯にあんなフィードをしちゃったのか(扇原もパスの出し所がなかった)?って感じです。 勝敗に関係の無い3点目は、前がかりに点を取りに行ったことのリスクなので、これはしょうがありません。 それよりも酒井宏樹にやけにミスが多く、完全にブレーキになっていたのが気掛かりです。
まあもともとメキシコは、身長や体格などで「日本が将来的にめざすべきチーム」だったわけですから(8年とか10年とか前に、よく言われてましたね)、ある意味よくここまで日本が近づいてきたって感もあったりします。
3位決定戦は、ホンミョンボ監督の韓国との対戦! この素晴らしいU23チームとして戦う最後の試合です。総決算とすべく、良いプレイ、このチームらしい戦い方に期待します。それができれば、自然と銅メダルはついてくるでしょう(女子、男子と連日の3:45AMキックオフはしんどいですけどね)。
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