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2012年9月30日 (日)

「ライク・サムワン・イン・ラブ」:キアロスタミ流「これが映画だ!」

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キアロスタミが単身日本に乗り込んで、日本人俳優&スタッフを使って撮影した映画『ライク・サムワン・イン・ラブ』には唸りました。驚きました。まさにアッバス・キアロスタミにしか撮れないような作品です。誰にでも撮れそうでいて、誰にも撮ることのできない作品。

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どこにでもいそうな人たちの足掛け2日の人生の断片に過ぎないのですが、その切り取り方の巧みなこと。イタリアで撮ろうが(『トスカーナの贋作』)、日本で撮ろうが、キアロスタミは人間を描き、人生を描き、それは普遍性を獲得します。物語を語ることの巧みさと決意があります。

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それにしても、中盤以降徐々に高まる不安定な緊張感の凄さ。いや、それはそもそも冒頭からあったわけですが・・・。平穏な人生の脆さと、日常のタイトロープ性が浮きあがっていきます。そんなサスペンスを静かに淡々と描いていく、この名人芸。「映画」の魔法を見る思いです。

342961_006淡々とした日常的描写の中に魔が潜む感じ。人が心の中で思うことが交錯し、蛇行し・・・というような、ほんの微かな心理描写。ミリ単位のニュアンス。「小説ならできること」を、より繊細に、映画ならではの見せ方で紡いでいきます。

オーディションで選ばれた奥野匡、高梨臨、そして加瀬亮の3人が、それぞれの役を生きています。リアルです。 彼らだけではなく、胡散臭いでんでんとか本当にウザイ隣家のオバサンとかも効いています。

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(以下ややネタバレあり)  ラストで3人の人生は、それぞれ取り返しのつかないダメージを負ってしまうことが示されます。それを示唆して、皆まで描き切らないエンディング。見事です。 それにしても衝撃的なラストでした。

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2012年9月29日 (土)

「ル・コルビュジエの家」:ままならない寓話

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アルゼンチン映画『ル・コルビュジエの家』は、ブエノスアイレスに実在するコルビュジエ設計の家屋を舞台にした劇映画。 まあ建築をしっかり見ようとか思うと、ちょっと肩すかしかも知れない映画ですけど、日本の配給にあたっては、大成建設が協賛しています。

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オープニングのタイトルバックが秀逸です。ハンマーで白壁を打ち壊すところを壁の内側と外側から撮ったショットを、左右半分づつ同期させて見せてくれるのです。ハンマーを打ちつけるたびに、徐々に穴が大きくなっていく内側と外側の違い。この映像を見るだけでも、本作を観る意味があるってもんです。

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椅子をはじめとするデザイナーの男が、このコルビュジエ作の家の主。隣人はちょっとコワモテでマッチョ系の男。この隣人が壁を壊して窓を作ろうとするところから、不穏なドラマが始まります。デザイナーは「妻や娘がいるのに、これは困る。違法だ。」との立場。一方隣人の主張は、「真っ暗な部屋に一筋の陽光を入れたいんだ」ということで、至極まっとうな主張かとも思えます。

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それに隣人は、この手の映画によくあるようなアブナイ人だとか凶悪な人ではないのです。けっこう紳士的ですし、男としてなかなかに魅力的な人物だということが、映画が進行するほどにわかってきます。 一方のデザイナーは、映画が進むほどに嫌な所の多い、けっこうしょーもない人物だってことがわかってきます(まあ奥さんに相当プレッシャーかけられちゃってるんですけど)。 最初の常道的人物設定が、だんだんと逆転していく面白さ。

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そして最後に事件が起こります。「あーあ」という複雑な感情を抱かせるエンディング。この世のままならなさってやつですね。 現在の日本が直面している領土問題にも通じるような寓話ともなっています。そういえばアルゼンチンも、フォークランド紛争みたいな領土問題があるわけですからねー。なるほどです。

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2012年9月28日 (金)

朝日の村上春樹寄稿

今日の朝日新聞朝刊に村上春樹さんが、最近の東アジアの領土をめぐる問題についてのエッセイ?を寄稿していましたね。この問題をめぐる多くの言説の中で、リベラル派の大江戸的にはとても納得のいく、ストンと腑に落ちる論考でした。

領土問題とそれをめぐる騒乱や反目というものは常に、どちらの陣地でプレイしているかで渡される情報が違うことによる難しさをはらんでいます。こう見ると「キスをする男女の絵」だけど、ああ見ると「壺の絵」に見えるみたいなところがあります。 そして「教育」という問題(しかも国家の政策としての)が、ほとんど解決不可能なまでにのしかかってきます。 だから特に海の真ん中での境界線みたいな話は、キッチリ白黒つけずに現実的に「こなして」いくに限ると思います。

村上さんは大衆を巧妙に煽動するヒトラー・タイプの政治家や論客への注意を喚起し、ここ20年ほどで築かれてきた東アジア文化圏の危機を憂い、文化交流の「魂の道筋」を塞いではならないと訴えています。 「我々は他国の文化に対し、たとえどのような事情があろうとしかるべき敬意を失うことはない」という姿勢を保つべきだという氏のアピールには、強く賛同の意を表したい小生です。

ノーベル賞がささやかれているこのタイミングでこのような寄稿というのは、ともすれば賞を意識したスタンドプレーみたいに見えてしまい、それは村上さんの性格からすると最も避けたいことだと思うんですよね。それでも敢えてこの行動をとったことの意義と決意を、ハルキストのはしくれとしては十分に噛みしめたいと思います。

って、今日は異例にまじめな大江戸でした。

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2012年9月27日 (木)

モンブランの季節に

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かの有名なジョトォの『モンブラン』です。税込577円也。ここんちのは、かなり高いお山ですね。「Mont Blanc」=「White Mountain」、昔から不思議でした。なんで「白い山」なのに、茶色かったり黄色かったりするんだろうと・・・。

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上品なケーキ生地、上等な栗、上出来な栗クリーム。うん、ちゃんとしたおいしさです。大きくてもどぎつさはないので、食べやすいバランスです。 ひとつの指標と言えるロングセラーですね。

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で、こちら(↓)はその半分以下のお値段(250円)なのに、かなりクォリティーの高いコンビニスイーツ。セブンイレブンの『イタリア栗のクリーミーモンブラン』です。マロンクリームと生クリームのハーモニーが素晴らしい効果。やわらか目の生地と一体となって、至福のおいしさ・・・傑作です。たいていのケーキ屋のモンブランには勝ってると思います。

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今日の点取占い193

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ハイキングに行って大雨にあって困りました   1点

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2012年9月26日 (水)

ウォシャウスキー姉弟!

『キネマ旬報』を読んでいたら、WORLD NEWSのアメリカのページに、さりげなく書いてあった「註」にびっくり!! なんと『マトリックス』シリーズのウォシャウスキー兄弟の兄ラリーが性転換して「ラナ」となり、現在ではウォシャウスキー姉弟と呼ばれているのだとか。

何それ? 聞いてないよー!と思って、検索してみたら8月頃に結構ネットで盛り上がってたみたいですね。しかも人によっては「そんなのもっと前から知ってる」的なコメントもあったりして・・・ ↓

http://youpouch.com/2012/08/10/77101/

いやー、でも大江戸はぶっとびました。世の中、いろんな驚異がありますね。日本で言えば、千原兄弟の兄が姉になっちゃたみたいなもんです・・・かな?

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2012年9月25日 (火)

「白雪姫と鏡の女王」:太眉毛姫のデビュー

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映画『白雪姫と鏡の女王』の原題は“Mirror, Mirror”。鏡よ鏡、ってわけですね。今年先んじて公開された『スノーホワイト』はかなりひどい出来で、しかも白雪姫が魅力薄だったのですが、本作は・・・。

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まあこちらの方がずっと面白いですよね。基本、コメディーですし。七人の小人の扱いも、悪くないです。何しろ最初は、妙に足長の巨人として登場するのですから。 ジュリア・ロバーツも、楽しんでコミカルな悪役を演じてます。 

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そしてリリー・コリンズ演じる白雪姫ったら、・・・とにかく「眉毛」です! 彼女の初登場シーンときたら、あまりに眉毛が太くて、ギャグかと思うほど(イモトアヤコ?)。でも、どんどんアクティブな可愛いさを見せていくし、ファーストキスのシーンが実にういういしいし、最後の方は眉毛まで整っていきます。 『プリティ・プリンセス』でプリンセスを演じてデビューしたアン・ハサウェイのように売れていくかも知れません。

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エンドタイトルでは、さすがにインド人のターセム・シン監督ってことで、白雪姫がインド歌謡を歌いながら(口パク?)、ダンサーズを引き連れての群舞! ちょっと驚きますが、どうせなら本編中で何曲かやってもらいたかった気がします(いっそ全編ミュージカルで!)。

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2012年9月24日 (月)

「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」:よくできた完結篇 

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とうとう完結!映画『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』。But, 「新たなる希望」って言ったら、『スター・ウォーズ』サーガの第1作(エピソード4)ではあーりませんか。あたかもこれから始まるみたいです(ま、それは無いですね)。

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先日放映されたTVスペシャルのグダグダのダメダメかげんから立て直して、起死回生の二塁打って感じでしょうか。湾岸署の日々の活動の面白おかしきスケッチとか、「本店と支店」のいさかいとか、硬軟取り混ぜて『踊る』らしさが蘇ってきました。小ネタもたっぷりですし。

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登場人物たちも、それぞれに「らしさ」を発揮して、ちゃんと『踊る』の世界になっています。 すみれさん、やっぱりいいなー。 室井の信念も尊敬しちゃうなー。

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君塚良一脚本が全体的には冴えているんですけど、でもでもクライマックスはちょっとアレじゃないすか? バナナが「??」で説得力無いし、あのバス大爆走はないでしょ。どうやったの?いいの? いきなりリアリティなさすぎです。 まあ、それでも全体的には良く出来た完結篇でした。勧善懲悪、めでたしめでたし。

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劇場(TOHOシネマズ渋谷)のせいもあったのかも知れませんが、音楽を含む音響効果がハンパなく凄かったです。タイトルシーンのメインテーマ・ニューバージョンとか、ヘリコプターの爆音とか、バスの爆走&激突音とか・・・。ドルビー凄い! 音の大きさも、「爆音映画祭」かと思いました(ウソ)。  

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2012年9月23日 (日)

スカパー!の映画クイズ選手権に挑戦

『スカパー!映画Dsc_1837部 全国統一・映画クイズ選手権』ってのがありまして、8月頃にインターネットでオンラインのクイズを制限時間15分とかで解答してみました。映画検定1級の大江戸ですから、まずまず良い成績だったようで、東日本大会(地区予選)に呼ばれて、今日京王多摩川にある角川大映撮影所に行って来ました。 入口前にはあたかも風神雷神像のように、大魔神の変身前と後が並び立って、我々をお迎えしてくれてます。

説明によると、ネット参加者は2,000人→地区予選参加者は西日本28人、東日本56人の計84人だそうで、これが本日まず6人→2人→1人と絞り込まれるのだそうです。で、西のチャンピオン1名と東のチャンピオン1名と、芸能人チャンピオン1名の3人で、後日決戦大会を行うのだそうです。 そして近日中に西と東の予選の模様を圧縮してスカパー!で放映するのだそうで、カメラも入っていました。

まずは筆記試験、4択×40問を20分で解きます。1問1点。まずまずできたけど、微妙な問題も多く、うーん、どうだったんでしょう。 続いて6人または5人に分かれての早押しクイズ。TVでよく見るあのピンポーンの装置を使って行います。1問目、長い問題なのでどこで押すべきか決めかねているうちに他の人に先を越されてしまいました。「え、まさかそんな簡単すぎる答で良かったの?」的な結果だったので、悔やまれます。 2問目はちょっと難しかったけど、一人目が間違ったところで小生のピンポーン。見事正解で5点獲得です。 で3問目、これはかなり難しく5人全員が答えたのに全員ハズレ。うーん、微妙だなって感じで昼食タイム。ロケ弁の支給です。

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食事の後にいよいよ通過した6名の発表。1位から順に名前を呼ばれます。 あ、1位の人見たことある。どっかで「映画物知り王者」になったことのある人ですよ。 2位の人、あっ、この名前効き覚えがある。キネ旬の『映画用語事典』の共著者の人じゃないですか。 てな感じで、やはり相当なつわもの揃い。残念ながら、大江戸もいきなり約1/10の枠には入れませんでした。スカパー!のノベルティー・セットをお土産に、会場を去ったのでありました。 次回があるのなら、捲土重来です!

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スタジオ出入口脇には「MAJIN」っていうグッズ・ショップがあって、日祝は休みのところ本日は特別にオープン。といっても、ガメラと大魔神と貞子のグッズしかありません(笑)。

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なんとショップ内に「大魔神社」なる小さなお社もあったりして・・・。

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小生が買ったのは「大魔神クッキー」(2個入り350円)。変身前(おだやかな埴輪顔)と後(怒りの表情)のセットです。

ずーっとリメイク制作の噂が出たり消えたりしている『大魔神』、CGI時代の大魔神を早く見てみたいものです。

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2012年9月22日 (土)

横浜の「奈良美智展」

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横浜美術館へ行って、明日までの展覧会『奈良美智:君や僕にちょっと似ている』を見てきました。7月からやってて、見たいと思っていたのにぐずぐずしていて、結局ギリギリになってしまいました。こういう人が多いから、展覧会って終わりの方がやけに混んじゃうんですよね。

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ってわけで、混んでました。外に行列ができていて、最後尾に「40分待ち」の札が。まあ、しょうがないので並びました。実際は30分も待たずに入れましたけどね。そして会場内は、少し待てばまずまずちゃんと見られます。奈良作品って、1点1点を見るのにそんなに長くかかるわけではないので、「回転がいい」状態なんでしょうね。

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ほとんど全ての作品が2011-12年制作の新作。彫刻に始まり、ドローイングとペインティングを取り混ぜての現在の奈良ワールド。素晴らしかったです。見ててドキドキする作品も多かったです。 左の作品はポストカードを買った『Young Mother』、当然だけど実物はもっといいよー。21世紀以降の奈良少女は、反抗的な目つきだけではなくて、より多くのものを湛えながら迫ってきます。

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というわけで、ポストカードや図録も並んで買いました。 「君や僕にちょっと似ている」ってタイトルは、ビートルズの“Nowhere Man(ひとりぼっちのあいつ)”の歌詞“Isn't he a bit like you and me?”からですが、そうか、それってミッフィーちゃんやキティちゃんの無表情正面顔面画の世界とも通じるものがありますね。自分の感情を仮託できる、みたいな・・・。 これから先の奈良って、どう変化していくのでしょうか。非常に興味深いところです。

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で、会場出た所にあったソーセージとビールの屋台カー。今回の作品『体重計少女』をあしらってます。わお、いいねー!

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「メリエスの素晴らしき映画魔術」「月世界旅行」:110年の時を越えて

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『メリエスの素晴らしき映画魔術』は、映画創世記の巨人、トリック撮影の大家、SF映画の始祖であるジョルジュ・メリエスの人と生涯を追いつつ、彼の『月世界旅行』を現代の技術で修復する過程を追ったドキュメンタリー。コスタ・ガブラス、トム・ハンクス、ミシェル・アザナヴィシウス、ジャン=ピエール・ジュネらも登場し、証言します。 

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ちょうど今春、スコセッシの傑作『ヒューゴの不思議な発明』で、メリエスとは(『月世界旅行』のフッテージを含めて)親しくなったタイミングなので、ふむふむと首肯しながら観ておりました。 ハゲ頭のメリエスさんは、なかなかおちゃめで楽しいおじさんです。

地道な努力と現代のテクノロジーの双方を使って、傷だらけのフィルムをデジタル修復していく過程もたっぷり見せてくれて、なかなかに興味深い1時間3分でした。

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で、その後に、修復された『月世界旅行』(16分)が上映されるって趣向。なんと座席の左前隅でナマ演奏付きです。これ、女の人が一人でおもちゃの卓上ピアノとか鉄琴とかピアニカみたいのとか、いろんな楽器を次から次へと演奏するんです。ちょっと珍しい体験。多少スクリーンよりもそちらに気を取られましたが・・・。まあ本編自体は、今観ると極めて他愛もないものですが、イノセントな夢と原初の映画愛がありますよね。1902年、今から110年前の作品です。

それにしても、主要映画サイトで誰一人投稿していない(トラックバックやコメントがない)ってのは、オドロキでした。

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2012年9月20日 (木)

奈良美智のTシャツ

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小生、物持ちがよくて、十年以上も着続けている衣服って結構あったりします。Tシャツだってその例にもれず、先日も17-8年着古したやつを捨てたばかり。先日、さすがに首もとがダランとしたやつばかりになったなぁと感じたこともあり、何か新しいものを買おうと思い立ちました。しかし、小生のことですから、いざとなると「決定的な絵柄」にこだわってしまい、いろんな店を見て歩いてもなかなか気に入ったものがありません。ネット通販なども覗いてみたのですが、やはり決定打がありません。しかしその間ずっと、「そういえば、あのお店にあったよなあ」と残像のように残っていたのがコレ。

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奈良美智の少女の顔! インパクト大ですが、堂々と直球で魅力的です。大江戸の基準からするとちょっと高めでしたが、なに、満足して10年着るんだと思えば、「買うべし」でした。 少女の瞳に、あなたは何を思うのか。

いいですぜ。 余は満足じゃ。

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2012年9月19日 (水)

セブンイレブンのいいもん×2

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セブンイレブンのスイーツで、『カラメルクリーム入り ミルクレープ』(190円)です。店内POPによると、すんごく売れてるそうです。なるほど、これはうまい。何層にもクリープ生地とクリームが交互に重ねられ・・・、傑作ドトールコーヒーのミルクレープにも負けぬほどの味です。暑さ1cmちょっとぐらいだDsc_1814から、ミルクレープにしては薄いんですけど、その分ずっしりと稠密です。いずれにしても、質の高いおいしさです。

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で、こちらはやはりセブンイレブンの『“くまのプーさん”ハニーポット』。

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うーん、これがハニーポットの形なんでしょうか。かなり微妙ですね。でも黄色っぽくて、ふんわりふかふかしてるあたりは、やっぱりプーさんです。でもまあパンなんですけどね。

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でもでも、中には「はちみつフィリング」が入っているんですぜ。

うーん、はちみつを食べてるととっても幸せ♪(by Pooh)

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2012年9月18日 (火)

「鍵泥棒のメソッド」:期待が大きかったので・・・

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映画『鍵泥棒のメソッド』は、『運命じゃない人』『アフタースクール』に続く内田けんじ脚本・監督作品第3弾。でも、デビュー作が革命的に面白かったせいか、残念ながら段々下降線な気がします。

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発想と展開は悪くないのです。ただ、さてクライマックス、いざ結末となると割と普通。「あ、この程度?」って感じになってしまいます。内田監督に限らず、最近邦洋を問わず「起承転結」の「転」と「結」がうまくいってないケースが多いように思います。 そしてこのネタで2時間8分は、やや長いですよね。その分ダレました。 やはり内田監督は「脚本>演出」なような気がして・・・、このホンで例えばビリー・ワイルダーが撮ったら、もっと傑作たり得たろうなんて無茶を思ってしまいました。ここでワイルダーを持ち出すのも気の毒ですが。

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「鍵泥棒」って、そのカギだったのね! 「メソッド」って、あのメソッドのことだったの! と、タイトルに仕組まれたトリックにも驚きましたけど、メソッド演技のことなんて知らない人も多いですよねえ(いらぬ心配か?)。

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堺、香川、広末は、このぐらいは十分できる人たちです。これでも物足りないくらい。 でも荒川良々をこのようにシリアス・オンリーで使ったのは新鮮でした。荒川もそれに応えました。

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(以下ネタバレあり)  ラストの「ハートキュンキュン」の洒落っ気は、その後のエンドタイトル中のダメ押しも含めて、面白かったです。なんかぬけぬけと突きぬけてて、ステキでした。

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2012年9月17日 (月)

「夢売るふたり」:松たか子がグレート

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映画『夢売るふたり』、西川美和監督ですからクォリティーは保障されたようなもの。やはり今回も各種ベストテンの上位に絡んできそうな出来です。

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1にも2にも松たか子が凄いのですが、彼女ここ数年『ヴィヨンの妻』『告白』そして本作と、常に主演女優賞ものの圧倒的な芝居を見せています。女優として、油が乗りきってます。じゅうじゅう。 彼女の表情、特に奥底の知れない輝きを放つ「目」が、ぞっとする凄さです。とにかく、「自分をわざとブスに見せていく」ようなところがあって、・・・すごい人です。毛並みがいいくせに、「業(ごう)」を感じさせる人です。

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抑制を効かせた阿部サダヲはもちろんのこと、鈴木佐羽も田中麗奈も伊勢谷友介も笑福亭鶴瓶も、みんないつもより何割増しかの良い芝居を見せているってのも、西川マジックなのでしょうか。 その中でも高く評価したいのが、風俗嬢役の安藤玉恵。ここ10年ぐらい地味だけど個性的なバイプレイヤーとして多くの映画で見かけた彼女ですが、今回は代表作と呼べるような存在感。この人物にリアルな生命を吹き込みました。なんだか心を打たれました。こういう娼婦像を描けるあたりが、西川監督が古き日本の名画に連なる感覚を持っていることの証左でもあります。

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冒頭から随所に出てくる東京の街と、そのロケーション効果には、ふと市川準の映像を思い出しました。今生きていたら、市川準はどんなスカイツリーを撮ったのでしょうか。撮影は柳島克己、当代の第一人者です。

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なんだかわざとモヤモヤさせた終わり方で、スッキリしないエンディングは、いかにも西川流。 でも今回も、人間の不可思議を不安と屈折のうちに表現して、これまで以上に面白かったです。

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2012年9月16日 (日)

当選!

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去る8月23日の当ブログで、地元の商店街のロンドン五輪懸賞企画で、見事日本のメダル総数「38」を当てたのに、何にも送って来ないとぼやいていたら・・・、なんと!今頃になって当選賞品を送ってきました!!

JTB旅行券3万円分です! うわお。生涯に当たったモノの中でも、たぶん最高ランクだな。持ってます、大江戸。

ここんとこずっと肩から首から腕から背中から(○○肩で)痛いので、温泉でも行くとしましょうか。

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2012年9月15日 (土)

姉妹品サンダーはフレーズ勝負

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ロンドンオリンピックでも活躍した体操の内村航平選手が大好きだってことで有名な、有楽製菓の『ブラックサンダー』。その姉妹品で、『モーニングサンダー』です。朝の雷?

「YOU、食べチャイな」というキャッチフレーズ、ステキですね。何を言いたいのかわかりません。なんで「チャイ」だけカタカナ?? 「プチプロテイン&ピーナッツin満足系チョコバー」なんですって。 ま、お味は普通。ピーナッツがよろしい。

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で、こちらは『BIGサンキュー』。わはは。上に記した横文字はなぜか“BIG THUNDER”です。ココアクッキーチョコってことで、インサイドに黒いチョコクッキーが入ってるタイプのチョコレートがけビスケット。

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キャッチフレーズは「ありがとうを伝えたくて~☆」。ポエムですね。 イラストをよく見ると、ハートにイナズマが突き刺さってます。あしらってある赤系のタータンチェックが、なんかAKBっぽいっすよね。 あんまりうまくはないけど、キュートな姉妹品です。サンキュー♡

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2012年9月14日 (金)

日本1-0イラク戦を振り返る

大変遅ればせながら、先日のW杯最終予選・日本1-0イラク@埼スタ に関して記します。まあ進化している今の日本なら、3人ぐらい変わってもこの程度のサッカーはできて、アジアでは勝てることが再確認できた試合です。伊野波は結局ピリッとしなかったけど、それでも零封できました。もっともそれはボランチを含めた後ろの方の面々の連動や強さによる部分が多いのですが。そして川島のセーブ!は、久々にちゃんと評価しておきたいレベルでした。

得点場面は岡崎!よく抜け出しましたし、効き足に行く前に左のアウトサイドでクロスを入れたのが素晴らしいです。そして、駒野のスローインと岡崎との意思疎通。ザッケローニ監督がスローイン練習をみっちりやったってことですが、ほんと代表でもJリーグでもいいかげんなスローインや、出し所の無さ(受けに来ない)でボールを失うってことが意外に多いんです。スローインの練習、どこももっとすべきだと思うんですよねえ。

腰痛の香川に代わって出場した清武が好調でした。それ以上に凄かったのが長友!猛スピードで敵をぶっちぎったり、切り返したり、とにかくエネルギッシュな上下動が最後まで続き、ハンパないダイナモぶりでした。この試合に関してはまさに「世界最高のサイドバック」でした。

それにしてもザックは、なかなか交代カードを切りませんでしたね。3人目の高橋などはピッチ際に立って待ってるうちに試合が終わっちゃいましたし(珍しい)。国際Aマッチ出場数を1つ損しましたね(笑)。

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2012年9月13日 (木)

きゃりーぱみゅぱみゅ meets g.u.

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銀座のg.u.の前を通ると・・・おお、きゃりーちゃん! なんだか怪しげな雰囲気の中で、悪魔ちゃんみたいになったきゃりーぱみゅぱみゅが!

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いいじゃん、わーい(大江戸的には前田敦子よりも、当然きゃりーです)と思って、g.u.のサイトを調べると、ふむふむ。きゃりーの新曲『ファッションモンスター』とタイアップしているのですね。モンスター的にツノつけたりキバつけたりしちゃってるわけです。 オリジナルムービー(1分45秒)やCM(逆さ吊り!)も見られて、面白かったよお。この調子だときゃりーちゃんの紅白出場は揺るぎないところですね。11月の武道館にも行く大江戸です。

♪ふぁっしょん もーんすたー♡♪

 こちらからどうぞ ↓

http://fashionmonster.gu-japan.com/#/top

http://www.youtube.com/user/gujapan

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2012年9月12日 (水)

今日の点取占い192

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怒っているのがわからんのか   3点

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2012年9月11日 (火)

野田地図「エッグ」:歌うふかっちゃん

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NODA MAPの『エッグ』を観に、新装なった東京芸術劇場プレイハウス(池袋)に行きました。三軒茶屋の世田谷パブリックシアターに似た作りの客席です。

妻夫木聡、深津絵里、仲村トオル、橋爪功、秋山菜津子、大倉孝二、藤井隆そして野田秀樹と豪華な出演者たち。 そうです、ふかっちゃんを見に行ったのです。今回も舞台から6-7mの左サイドと、なかなか良い席でした。

「エッグ」という架空のスポーツ競技をめぐる物語で、休憩なしの2時間10分を一気に駆け抜けます。序盤では軽妙に、コミカルに笑いを取っていた物語が、終盤は重く恐ろしいものに変容していきます。意表を突く寺山修司。意表を突く2つ(3つ?)の東京オリンピック。 ただ、満州からアウシュビッツから石井細菌部隊から財閥から、複雑に広げながらも、その収束に当たってはやや「普通」な印象。まあ野田さんだけに、こちらの期待が大きすぎるのかも知れませんが。 いずれにしても、高いレベルで揺さぶりをかけてくれる芝居でした。

深津絵里は「歌姫」的役柄なので、篇中で8つの楽曲を歌います。なんと全曲、野田秀樹作詞・椎名林檎作曲(&助作詞)のオリジナルです。『ステキな金縛り』の“Once in a Blue Moon”を持ち出すまでもなく、ふかっちゃんは声がキレイで歌がうまいからねえ。プラス、変な「君が代」も歌ってたし・・・。相変わらずの素晴らしき舞台女優っぷりです。

映画『悪人』のコンビ復活とも言える深津・妻夫木共演ですが、ソフトなブッキーよりも仲村トオルのハード芝居が良かったですね。仲村が上半身ハダカになった時の、ギリシャ彫刻ばりの見事な胸板から腹筋には、場内の女性客が息を飲む空気が感じられました。 でもやっぱり橋爪功さんの老獪な引き出しの多さと余裕が凄いよなあ、と(サッカーで言えば、遠藤保仁ですね)。

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本作のプログラムは1,000円。そしてふかっちゃんの役名であるところの苺イチエ(!)が歌う8曲入りCDアルバム『毒苺』が2,000円。両方を合わせた「BOX」が3,000円。ってことで、「BOX」買っちゃいました。 それにしても「毒」っていう字と「苺」っていう字は似てるなあ。そこらへんまで深いなあ。

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2012年9月10日 (月)

すいかと木苺のグミ

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ちょっと遅れての紹介ですが、「明治果汁グミ」の『期間限定 すいか 果汁100』です。コラーゲン2600mg配合。 なぜか「自然派のあなたへ」っていうキャッチコピーがついてます。袋のボディコピーにも「自分らしさを大切に 等身大のひとやすみ。  自然体で過ごす毎日に 果汁グミをどうぞ。」なるポエム?が。 なんだそれ?

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グミ自体もすいかのスライスを模した形状。味は、うーん、すいかと言われりゃすいかかもせれませんが、・・・微妙です。まずくあはりませんが。

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一方こちらはロッテの『小彩ちゃん 木苺ぐみ』。パッケージの横顔は、小梅ちゃんのいとこの小彩ちゃんだそうです。ラズベリー果汁5%です。木苺味パウダーのおかげで、小梅ちゃん同様すっぱいですね。「木苺」を横書きにすれば、「梅」という字に近いものがあるからなあ。だからどうした?だよなあ。

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2012年9月 9日 (日)

「あなたへ」:おじいちゃんになったけど健さん

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映画『あなたへ』は、高倉健6年ぶりの作品だそうですが、まさに「ザ・健さん映画」として成立していました。

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静かにゆったりと進行する本作には、日本映画の一つの在り方が凝縮されていると思います。しかしながら、主に興業的な側面から、このような映画はなかなか作ることができない状況があるというのも確かな現実です。 でも「健さんだから」映画界あげて、この制作~公開を応援する、まさにそんな作品です。 そもそもこんな地味な年寄りのロードムービー、普通なら良くってミニシアター公開です。シネコンなどで堂々の拡大公開ができるのも、健さんあったればこそ。例えば本作にも出演している長塚京三主演でこの作品を作ったら・・・、その方がリアルかも知れませんが、まあ成り立たないですよね。そういうことです。

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田中裕子が久々で、いやあ良かったですねえ。彼女だからこその説得力が、本作の随所に出ています。 ご本人が歌っている『星めぐりの歌』も、見事な歌唱でした。ちなみにこの歌は宮澤賢治の作詞作曲で、裕木奈江さんも歌っていました。

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一番気に入った場面は、健さんが妻の故郷の古い写真館のウインドウで、幼き日の妻が歌っている写真を発見する件り。静かに慈味がにじみ出ます。

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昭和6年生まれの高倉健は81歳。前作『単騎千里を走る』までは、「いつまでたっても信じられないぐらい若いなあ」と思っていましたが、本作で見るとさすがにおじいちゃんになっていました(口のシワとか・・・)。それでも堂々たる立ち姿には、やはりスターの強度があります。「映画スター」の最後の生き残りととも言える、稀有な方です。

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2012年9月 8日 (土)

U-20女子、有終の3位獲得

U-20女子FIFAワールドカップ3位決定戦@国立競技場を録画で見ました。日本が2-1で勝利し3位となったわけですが、まずはめでたい。日本って3決に弱くって、いろんな競技で負けちゃうことが多いんですけど、今回はナイジェリアを退けてくれました。

いくらイケイケの吉田監督でも、さすがにドイツ戦で懲りたらしく、守備(特に試合の入り方)を修正してくれました(やっと目覚めたか。←上から目線)。とはいえ、まだまだ危なっかしいディフェンスラインですよねー。「のびしろがある」とも言いますが・・・。

田中陽子の1点目、目の覚めるようなミドルシュートは生で見たかったなあ、行けば良かったなあ、と後悔しきり。6試合6得点とは、恐れ入谷の鬼子母神だ! 途中出場コンビの柴田~西川で決めた2点目も、素晴らしかったですね。二人の特性とコンビネーションが生きました。 後半などかなりナイジェリアに押されまくってましたが、両田中を含め、前の方の選手も守備の意識が高くなってて、きっちり逃げ切ることができました。 あれだけ「華麗なテクニックで攻めて攻めて」だったチームが、最後の最後に全員引いて泥臭く守っての勝利。彼女たちがまた一歩成長したってことですね。 でも今日でこのチームは解散。これからは、それぞれの成長を見守っていきたいと思います。

「ヤングなでしこ」がカップ焼きそば食べたら、「ペヤングなでしこ」。

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とうとうスカイツリーに昇る

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ひと月ちょっと前に東京スカイツリーふもとの東京ソラマチをいろいろと見てきたけど、ツリーには昇らなかったって話を書きました。で、本日はちゃんと昇りました。

昼頃行って、当日券。「60分待ち」の表示を見ながら長い行列に加わりますが、冷房の効いた屋内なので楽なもんです。本を読みながら、実際は53分でゲットできました。

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まずは2,000円払って、高さ340-350mの「天望デッキ」へ。なかなかの眺めです。まあ東京タワーのてっぺんより高いんですもんねえ。 写真は左右とも隅田川から浅草方面とその先を見たもの。 右の橋は東武線の鉄橋。その奥の緑は浅草寺です。

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右側の写真で右奥にある白いのが東京ドーム。左奥にぼんやり浮かぶビル街は新宿副都心です。 でも東京の東の方って、割とランドマークが少なくて、景色の面白さがイマイチなんですよねー。これが東京タワーだったら、「あれが国会議事堂だ」とか「皇居だ」とか「あそこらが○○だ」っていうのが、リアルな高さの中に見えて楽しいんですけど。

そこからさらに1,000円払って、高さ440-450mの「天望回廊」へ。確かに高いんでしょうけど、そんなに面白い眺めになったわけでもありませんでした。ただ江戸川区・葛飾区方面で、晴天の中、雲の下だけが陰って「曇り」となっている光景は、なんだか初めて見る面白さでした。

帰りにもう一度「天望デッキ」に行った時、噂の「ガラス床」があって、ちょっとビビりながらも、天空を歩いてみたりしました。

あとミナ・ペルホネンの皆川明さんによる係員たちのユニフォームは、うーん、なんだかなあって感じでしたねえ。まあチャレンジングだけどヘン、って申しましょうか・・・。似合う人、そうでない人がいますよね。

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2012年9月 7日 (金)

マックのチーズオージーデリ

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マクドナルド「世界のマック」シリーズ、今回は『チーズオージーデリ』from オーストラリア(単品390円)です。

「ふっくらとしたスチームバンズに、オージービーフを使用したパストラミビーフをたっぷりとサンドし、チェダーチーズを加えて、コクと食べ応えをプラスしました。マイルドな辛さのイエローマスタードソースと香味野菜のソースがビーフの旨みを引き出した、オーストラリア生まれのおいしさです。」ってのがマック側からの解説。

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まあ、その通りですね。 周囲には「ハンバーグが入ってなくてパストラミばっかだったのでガッカリ」という声もありましたが、最初からそのつもりで食べると、これはこれでヘルシーなサンドウィッチの趣き。肉とチーズがなかなかいいお味で、やわらかバンズとのハーモニーも上々でした。

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2012年9月 6日 (木)

ゆるゆるムードのUAE戦

サッカー・キリンチャレンジカップの日本vs.UAE戦をTV観戦。 まあ親善試合らしいゆるさに包まれておりましたが、A代表久々に勝ってよかったね。

若きUAE代表が意外とモダーンなサッカーをしてきて、なかなか良かったです。日本は伊野波、酒井宏樹、ハーフナー・マイクあたりが先発していたのですが、やはりレギュラー組とのコンビネーションが今一つ。本田、香川、清武ら前の方の選手たちは悪くなかったのですが、結果として得点はできなかった。でもまあ本番前の調整ですから。

そんな中では、8月のベネズエラ戦に続いて駒野が良かったですねえ。ハーフナーの頭に合わせたスピードのあるクロス、見事でした。ベネズエラ戦は右サイド、本日は左サイド→終盤右サイドという頼もしきユーティリティーぶり。これだけ右でも左でもオッケーっていうと、田中陽子か駒ちゃんかってところです。

守備も吉田麻也を中心にゼロで押さえられたのは良かったです。ただ結局ベネズエラ戦同様に前/後半で試された伊野波、水本が、どちらも決め手に欠ける感じでねえ・・・。

不安を残しながらも、11日のイラクとの1戦は勝てると思ってます。だって、敵の監督はジーコだから。 わしゅけー・・・

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2012年9月 5日 (水)

「プロメテウス」:ほとんどセルフ・リメイク

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映画『プロメテウス』は予告編を見た段階で、同じくりドリー・スコット監督の『エイリアン』との関係が何かしらありそうだと思いましたが・・・、もう関係アリもアリの大アリクイのコンコンチキでした。

*『エイリアン』を未見の方は必ずDVDを見てから、本作に挑んでください!

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(以下ネタバレだらけ)  最後まで観ればわかる通り、作品自体が『エイリアン』前日譚になってますし、その映像のルックや美術やディテールが『エイリアン』とモロかぶりしてるんです。ギーガー的だし。ヒロインは下着姿(?)で宇宙船内を歩き回り、“敵”と戦うし。エイリアンの卵やら幼生(?)やらもかぶってますし、アンドロイドの最期の姿もまさに“リメイク”です。本作自体、むしろ『エイリアン』の変種リメイクと言ってしまいたいぐらいです。 それにしてもあんなに不気味な未知の生物に出遭ったっていうのに、隊員たちが無防備すぎて油断だらけで、案の定やられちゃうのってどうよ?

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そしてそれ以上に、全自動手術マシーンを使っての「セルフ帝王切開シーン」がかなりのトンデモ場面なのですが、腹の横幅に近い切開跡をホッチキス留めしただけで、主人公が激しいアクションをこなしていくのには、さすがにツッコミたくなりました。元気にもほどがあるってもんです。それにしてもリドリー・スコットは、強い女が好きだなあ。

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タコの造形においても、円谷プロ(『ウルトラQ』のスダール、『帰って来たウルトラマン』のタッコング、そして『クレクレタコラ』!)を抜きましたね。

ま、「人類の起源」云々などという壮大なコピーを信用しないことですね。 巨費をかけたゲテモノ映画と思っていれば、それなりには楽しめます。

3D効果も、まずまず及第の出来でした。

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2012年9月 4日 (火)

U-20女子、ドイツは強かった

サッカーU-20女子FIFAワールドカップ準決勝の日本vs.ドイツ戦をTV観戦。 前半1分、13分、19分に得点され、そのまま0-3の完敗だったわけですが、いやードイツ強い。体の大きさといい、一つ上のカテゴリーに思えてしまいました。

あのガタイの良さでちゃんと勤勉にプレスして、攻めにおいても守りにおいても数的優位を作り出します。本来日本がやるべきサッカーを、あのフィジカルでやるのですから、これは無敵です。このW杯で、ここまで全勝無失点というのもむべなるかなです。

田中陽子も押さえ込まれてました。5試合連続得点とならなかったのが残念!途中交代になったこともあり、さすがに陽子スマイルは消えてしまいましたね。 一方で猶本は一人気を吐いて、そのテクニックや見事なパスの数々を披露していましたが、いかんせん一人じゃねー。このチームの連動性の無さが、たたりました。後半はかなり持ち直したんですけどねー。柴田にしても、横山にしても、あと一歩足りないんです。まあ、それだけドイツの固い壁が分厚いってことなんですけど。

吉田監督がイケイケ過ぎて、「守備の文化」が全くないチームだっただけに、この結果はしょうがないところです。「勝てば官軍」ならぬ「勝てばイノベーション」だったとは思いますが、サッカーのようなロー・スコアのスポーツで、「3点取られても5点取って勝てばいい」は上のレベルに行くほどあり得ない話です。 ただ、この年代は敗北から吸収することも多いはずです。この結果をしっかり受け止めて、もっともっと強くなって欲しいと思います。

次(3位決定戦&決勝)はまた国立行こうかなー。

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2012年9月 3日 (月)

「天地明察」:ほど良く平明

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映画『天地明察』を試写会で観ました。滝田洋二郎監督が『おくりびと』('08)でアカデミー外国語映画賞を受賞して以来、満を持しての新作です。結果はいかにも滝田さんらしいストレートな王道の娯楽作でした。いかにも松竹映画的な匂いもします(シネコン時代の今日びですと、わかりにくいでしょうが)。

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「2010年本屋大賞」に輝いた原作小説が素晴らしいんだろうな(未読です)というのは、観ててよくわかります。それをジェネラルな娯楽作としてきっちり料理しています。それにしてもどこかの記事にありましたが、宮崎あおいって本当に「本屋大賞」女優ですね、『神様のカルテ』『天地明察』そして制作中の『舟を編む』と・・・。まあ3作とも「いい女房」女優でもあるわけですけど・・・。

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2時間21分をちっとも長いと感じさせない面白さです。登場人物それぞれのキャラクターがしっかり描かれていますし、天文や算術の事柄が、きちんとはわからなくても雰囲気で理解できて鑑賞の支障にはならないように処理されています。悪役を公家たちだけにして、あとはいい人ばっかりなのも気分の良いところです(特に『トガニ』を観た後だけに)。

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ともすれば「鳴らし過ぎ」になる久石譲の音楽も、本作では時代劇感やほど良いスケール、ほど良い感動にぴったりハマッてました。ちょっとサントリー「伊右衛門」風かも、ですが。

例によってジャニーズの人は、写真素材を絶対に出さないので、岡田君の画像はナシです。あしからず。

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2012年9月 2日 (日)

「トガニ 幼き瞳の告発」:観る者を憤怒させる告発の力

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映画『トガニ 幼き瞳の告発』ほど観る者を憤怒させる作品は、映画史上かつて無かったのではないでしょうか。そう思うほどの告発パワーを持った力作です。鑑賞中何度握りこぶしに強い力が入ったことか。

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前半に展開される聾唖学校での悪魔の所業の描写にはもう「やめてぇえええーーっ!」って感じで、スクリーンを凝視するのが辛いほど。あの(言っちゃあ悪いけど温水洋一みたいな)双子の校長と行政室長、そして暴力教師と女寮長の怖さ、いやったらしさを直球で、ぐいぐいと描写していきます。あまりの非道さ、鬼畜かげんに、観ていてはらわたの煮えくりかえる思いです。

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(以下ネタバレあり)  事件関与者たちが逮捕されてからも、役所や警察の腐りきった対応とか、裁判で勝つための汚い手段のあれこれとか、あくまでも観客の怒りをあおりまくってくれます。 手法やドラマの作りとして、あえて「通俗」の強さを貫いて、ぐんぐん進みます。

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主人公が韓国男子としては珍しいほど(?)物静かでちょっと軟弱なほどの優(やさ)男。観てるこちらとしては、「おまえがもうちょっと、しっかりせにゃあいかんだろう」とか「黙ってないで、もっとハッキリ行動しろよ」とか思ってしまうのですが、実は彼(コン・ユ)が本作映画化の原動力になったのだそうですね。

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この結末に救われない無力感を感じるわけですが、でもこの映画が世論を沸騰させ、新しい法律が制定され、この学校も廃校となった事実に、我々はせめてもの救いを感じます。そして改めて映画という表現装置の力の大きさも、再認識するのです。 作ることに非常に大きな意義のあった映画、作られなければいけなかった作品です。

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「踊る大捜査線 踊る大捜査線 THE LAST TV サラリーマン刑事と最後の難事件」

フジテレビ9/1(土)の『踊る大捜査線 THE LAST TV  サラリーマン刑事と最後の難事件』を見ました。 うーん、ゆるい。2時間10分枠が無駄な感じ。『踊る』ファンのはしくれとしては、トリビアやくすぐりや映画版への伏線も楽しみに、じっくり見ておりましたが、映画版第3作目ぐらいに明らかになった「経年劣化」が、一段と進行した模様。時代にピッタリとフィットしていた、いやむしろ時代をリードしていた作品が、なんか時代に遅れてしまった印象です。いくら映画版との差別化のために、コメディー色を強調した作品だとはいえ・・・。

役者たちもさすがに年とったなあ。2年前の映画版『3』の時と較べても、一気に「キタ」感じですね、ふかっちゃんにしてもギバちゃんにしても・・・。ただ、織田裕二だけはその老い方が非常にゆるやかで驚きますね。もう45歳なのに・・・(精神年齢も上がっていかない感じですが)。 そしてこの5月に58歳で急逝した小林すすむさんは、さすがにやつれてました。合掌。

まあ9/7(金)公開の映画版では、きっと見事なフィナーレを飾ってくれることと信じておきましょう。

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