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2012年10月31日 (水)

フレンチな高級グミ?

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カンロの「メゾン・ド・コンフィズリー」シリーズの『パート・ド・フリュイ グミ』です。フランス語だと“PATE DE FRUIT”(フルーツのパテ)ですね。No.18の「ベルガモットオランジュ」とNo.17の「フランボワーズ」ですが、そんなにいっぱい出てるんかい?? むしろシャネルのNo.5とか、そこらを意識したのでしょうか?

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このシリーズ、カンロとフード・マガジン『料理通信』とのコラボなんだそうですけど、それだけに高級感は漂っています。濃縮オレンジ・濃縮ラズベリーの果汁を使っていて、香りや味にホンモノ感が溢れてます。 でも食べてみると弾力が無くて、これをグミっていうのかなあ?って感じ。「ゼリー」ですよね。悪くはないけど、そこがひっかかるところではあります。 デパ地下の高級菓子店とかによくあるアレなんだから、むしろ「グミ」とか言わない方がいいんじゃないの?と思うんですけどね。

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2012年10月30日 (火)

「危険なメソッド」:どうしたの?クローネンバーグ

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映画『危険なメソッド』は、デイヴィッド・クローネンバーグ作品だというのが信じられない外見と内容。『ヒストリー・オブ・バイオレンス』『イースタン・プロミス』で、それまでのクローネンバーグとは違う新しい顔を見せた巨匠が、さらに新しい地平を拓いたのでしょうか? 

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何しろフロイトとユングの関係と確執を描く、舞台劇がもととなった映画作品。実在の有名人を描く(半)時代劇なんて、クローネンバーグのフィルモグラフィーにはなかったのでは? 美術や衣装が素晴らしく、そして主演の3人、マイケル・ファスベンダー、ヴィゴ・モーテンセン、キーラ・ナイトレイがそれぞれにこの時代(約100年前)を体現する上質の演技を見せてもいます。

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うーん、それでも映画が弾んでいかないのです。会話劇として、ひたすら人物の会話で進行する物語=アクションやギミックに頼らないってことで、ある意味「映画性の放棄」。こういうものをあのクローネンバーグが作ろうとは・・・。どうも調子狂っちゃいます。 会話劇だって、それを生かす術があるってもんでしょうし、「疾走する会話劇」だってあるわけです。なのに、あえて盛り上がりを拒否するかのような、この淡々ぶりは何故? 

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少なくとも大江戸が観たかったクローンネンバーグ映画ではありませんし、大江戸が観たかったフロイトとユングの映画でもありません。 そういえば本作の撮影監督は、クローネンバーグとのタッグも多いピーター・サシツキーですが、彼のフィルモグラフィーには、かの『ロッキー・ホラー・ショー』や、ケン・ラッセルの『リストマニア』『バレンチノ』なんかもあります。そうそう、フロイトとユングの精神分析的対決なんて、全盛期のケン・ラッセルがハチャメチャにやらかしてくれたら、さぞや過激な傑作になったろうなあと夢想する大江戸なのでした。

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2012年10月29日 (月)

「アルゴ」:上出来サスペンス

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映画『アルゴ』は、思った以上に上出来のサスペンス。俳優兼監督として、ベン・アフレックがクリント・イーストウッドの後継者に近づいた1作です。

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とにかく堅実に、往年のハリウッド映画が持っていた上質のエンタテインメントを生むテクニックとクォリティを存分に示してくれます。脚本も、演出も、そして役者たちも、みんないい仕事してます。そして脇にアラン・アーキンやジョン・グッドマンを使うことによって、どれだけこの映画が厚みを増し、B級からA級への越境を果たし得たことか、と感じるわけです。

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全体的に’70年代から’80年代初頭の時代の空気が描けていますし、ポーカーフェイスのベン・アフレックがいいんですよねえ。 それにしてもこれが事実だったってのはオドロキ以外の何物でもありません。「事実は小説より奇なり」とはこのことです。

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久々に上質のサスペンスを観た思い。終盤の空港あたりのハラハラドキドキの展開には、実際ノドがカラカラになりました。その前段として、「イランのこいつらは凶暴なんだよ」と布石を打っておくことにより、生きるか死ぬかの緊迫感を打ち出し、サスペンスを一層高める手腕も見事でした。

巻頭に出てきた赤字に黒のWマーク=’70年代あたりに使われていたワーナー・ブラザーズのタイトル・ロゴ が、メチャクチャ懐かしかったなあ。

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2012年10月28日 (日)

「希望の国」:ストレートなメッセージだが・・・

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園子温監督の新作『希望の国』は、あくまでも“長島県”を舞台にしたフィクションなのですが、現代の我々に突きつけられた強いメッセージであることは確かです。

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でもね、映画におけるメッセージってのは、ストレートに突きつければいいってものでもありませんよね。むしろ劇映画だからこそ、変形させたり寓話に仕立てたりという作業が重要であり、そのことによって客観的な普遍性が獲得できるのではないでしょうか。例えば『ル・コルビュジエの家』において、家と隣人との問題が領土問題のメタファーになっていたように。 本作みたいにそのままやっちゃうと、かえってマユツバになったりメッセージが弱まったりするような気がします。

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園子温らしい、ヘンテコなギャグみたいな過剰表現がいくつかあるのですが、これは笑っていいのかいけないのか悩むところでした(神楽坂恵が妊娠したはいいが、放射能恐怖症になってしまい、防護服を着て暮らすあたりとか・・・)。 村上淳の異常なまでの家族愛(特に父親への愛)の強さにも面食らいます。車を止めて、走って戻って来て親父に抱きつくあたりは、ちょっとシリアスとは思えないほどの異様な描写でした(まあ、笑いました)。

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真面目になって家族主義になった時の園子温が失敗した例を過去にも観ていました。『ちゃんと伝える』、あれも何だかストレートすぎて、面白くなかったなあ。むしろヘンな感じでした。 やっぱり彼には、狂気の中に正気と告発を紛れ込ませてほしいと思う大江戸なのでありました。その方がメッセージとしても効果的になるだろうと思います。

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2012年10月27日 (土)

ぺヤングの激辛!

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ぺヤングの『激辛!やきそば』です。いやー、なめてかかるとえらいことになります。「辛さレベルMAX!!」ってのはウソではありませんね。けっこう辛いもん好きの大江戸ですが、半分も食べぬうちに口中が痛くなってきて、顔面に汗。このまま前へは進めんということで、途中からごはんをチェイサー的に使わせていただきました。市販商品としては、素晴らし過ぎる思い切りの良さです。あっぱれな商品ではありますが、胃腸とご相談の上で食していただければと存じます。

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2012年10月26日 (金)

メガネのノート

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小生の新しい仕事用ノート。B5版の罫線入りというごく普通のノートですが、表紙がメガネ柄です。

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ご覧のようにウェリントン型の黒ぶちメガネがいっぱい!

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ちなみにこちらは小生のメガネ・ローテンションの中の1本。ほぼおんなじです。やったね!

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2012年10月25日 (木)

今日の点取占い195

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君に物を預けても大丈夫ですか   6点

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2012年10月24日 (水)

ある雪の朝・・・

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小生の家のそばに最近できたアパートというか共同住宅なんですけど、白を基調に小じゃれた感じですよね。で、入口のあたりにアパート名の立て札。

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え?! これ何??

「One snowy morning ある雪の朝」・・・どうやら、こういう名前だってことみたいです。うーん、メルヘンですね。

住所書く時なんか、大変ですよ。読んだ人は、なぜ住所の最後にポエムが書いてあるのかと、いぶかること必至です。 声に出して言う時はもっと大変ですよね。「××町○-○-○ ある雪の朝 2号室」とかって、言われた方は何が起きたのかわからなくって、時が止まりますよね。 そして真夏の「ある雪の朝」ってのも、どうしたものかと思います。まあ、涼しそうではありますけど・・・。じゃあ雨の日は・・・などなど、なかなかに罪作りなネーミングではあります。

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2012年10月23日 (火)

浅草六区映画街の最期&浅草あんぱん

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新聞等で報道されていたように、かつての「浅草六区映画街」の最後の映画館「浅草中映」「浅草名画座」「浅草新劇場」の3館がおとといの21日をもって閉館しました。

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てなわけで遅ればせながら見に行って来ました。当然ながらシャッターが降りていて、ポスターなどは外されています。まもなく取り壊されてしまうんでしょうねえ。

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同じ区画にあった他の2館も9月から10月にかけて、先んじて閉館したもよう。 かつては日本最大の興業街として栄え、最盛期には30館近くあったという浅草六区の映画館が、こうして全て消滅したのです。諸行無常ですね。

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映画デジタル化の大波の前に、フィルム上映館は非常に厳しい選択を迫られています。極端に言えば、1,000万円規模の投資をしてデジタル機材を導入するか、廃業するかという選択。何とかその中間の道を生き延びさせてあげたいものです。

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で、その帰りに雷門通りを歩いていると新しそうな小さなパン屋さんが! 「COURAGE クラージュ」という良さげな雰囲気のお店。 そこで真っ先に目についたのDsc_1947がこれ、『浅草あんぱん』(220円)。大きめで四角くって、○に浅草の焼き印が押してあります。中身はたっぷりのつぶあん+生クリーム! うーん、美味です! あんもクリームも、やわらかめのパンもそれぞれにおいしくて、それらが混然一体となって描き出す一幅の絵のような素晴らしさ。

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お菓子のようなあんぱんで、高めのお値段に十分見合うものでした。 店内でチーズフォンデュ・パンってのもちょっと味見させてもらったんですけど、それもまたおいしかったですよー。 要注目のパン屋です。

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2012年10月22日 (月)

今日の点取占い194

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犬をからかってほえられた   4点

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2012年10月21日 (日)

湘南1-1千葉の激戦

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残り4試合となったJ2リーグ。Shonan BMWスタジアム平塚で、湘南ベルマーレvs.JEFユナイテッド千葉の上位対決。結果は1-1のドローでしたが、両チームものすごく気合の入った好ゲームでした。

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湘南の選手たちは、終始ファイトし続けました。高い位置からの早めのチェック、球際の激しさ、球を奪ってからの素早いカウンター。今期初戦の京都戦を思わせる湘南らしいサッカーができていました。それも両チームがコンパクトなサッカーを貫いていたから。下位チームが相手だと、引いて守られて、逆に機能しないゲームがいくつもありましたからね。

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前半に永木のシュートで先制したものの、終始スキを見せられない剣道のツバ競り合いのような展開。 なんとか逃げ切ってくれ、とハラハラしていた85分に千葉の佐藤勇人に決められて同点。そこからもロスタイム4分を含めて、両チームとも必死の攻防を繰り広げました。いやー、見ていて力の入る熱戦でした。選手たちもさぞや疲れたことでしょう。

ベルマーレはFWにケガ人が多いため、それ以外も決して選手層が厚いわけではないため、交代選手の選択に苦しいチーム事情が現れていました。前の方はそのままで、ボランチ、左サイド、右サイド(下村、山口、三原)を投入する珍しいかたち。今日は古林将太が調子悪くてブレーキでした。彼の調子が良かったら、あと2点ぐらい行けてたと思うんですけどね。

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長らく続いていた2位(=自動昇格)の座から3位になったものの、大丈夫です。残り試合は3連勝ですっ!!!(と、ゆりなちゃんはじめベルマーレクイーンの皆様も確信していることでしょう)

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2012年10月20日 (土)

「BUNGO ~ささやかな欲望~」:波瑠が素晴らしい!

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昭和の文豪たちの短編小説6本を、それぞれ3-40分程度の短編映画に仕立てて、3本づつ組み合わせて上映するオムニバス『BUNGO ~ささやかな欲望~』。こちらは「告白する紳士たち」篇。

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岡本かの子原作『鮨』(大森寿美男脚本・関根光才監督・橋本愛、リリー・フランキー主演)は、そこはかとない「味わい」があって、まさに短編小説の世界。本作のみならず6作品とも短編小説的映画であり、短編小説が文学の中に一定の地位を占めている事を考えれば、「短編映画」ってものも、もっと作られてもっと評価されてもいいのにと思います。

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坂口安吾原作『握った手』(向井康介脚本・山下敦弘監督・成海璃子・山田孝之主演)は、うーん、ちょっとどうなんだろ? 奇妙な味ですが、成功してるかなあ。向井・山下コンビの空回りって気も・・・。 成海璃子のロイド眼鏡が面白キュート。

そして3篇中、いや6篇中の白眉と言えるのが、林芙美子原作『幸福の彼方』(鎌田敏夫脚本・谷口正晃監督・波瑠、三浦貴大主演)。

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本作に流れる日本的情感、短編小説(映画)ならではの味わいが、撮影の良さ、役者の良さと合わさって見事です。でも何といっても、主演の波瑠の素晴らしさに尽きます! 着物が実に似合って、ちょっと見で裕木奈江や芦川いづみや夏目雅子や大江麻理子に似ていたりもするのですが、可愛らしくも涼やかな和風美人です。

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平静を保ってこらえながら落涙するところとか、終盤の電車内での一連の芝居や表情とか、華があり、艶もあり、演技力もあり、いやー大したものです。大江戸の今年の「新人女優賞」有力候補ですね。

ちなみにもう1本の「見つめられる淑女たち」篇は、宮沢賢治原作①『注文の多い料理店』(菅野友恵脚本・冨永昌敬監督・石原さとみ、宮迫博之主演)、②三浦哲郎原作『乳房』(岨手由貴子脚本・西海謙一郎監督・水崎綾女、影山樹生弥主演)、③永井荷風原作『人妻』(山田太郎脚本・熊切和嘉監督・谷村美月、大西信満主演)の3本。 ①は奇妙にハズし過ぎ。冨永監督らしくはあるけど、ちょっと・・・。 ②は水崎綾女の色っぽさが何とも生きていて、なかなかの佳作。 ③は、ちょっと微妙。谷村美月が40歳ぐらいにも見えます。 全体的には、「紳士たち」篇に較べると、だいぶ物足りないのでありました。

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2012年10月19日 (金)

村上春樹インタビュー集

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文春文庫の『夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです 村上春樹インタビュー集1997-2011』を読みました。この期間に主に海外で行われ、海外の雑誌に載った春樹さんのインタビュー記事を集めた本。でもこれが、結構面白いのです。

春樹さんって話し言葉まで小説やエッセイでおなじみのあんな調子なんだ、ってことにまずは驚きつつ感心します。そしてそのリズムや言い回しや比喩や事例が、ハルキストには実に心地良いものなのです。ああ、いつもの感じだね・・・と。

春樹さんのライフスタイルと執筆スタイルの特殊(であろう)パターンが繰り返し語られてます。早朝に起きて、毎日規則正しく4-6時間ぐらい執筆して、その後はこれまた規則正しくランニングして・・・という正確な繰り返し。 そして彼にとっての小説家の肝心かなめのポイントは、テクニカルな「文体」に収斂されることがよーくわかります。我々が思っている以上に、小説のキモは「文体」なのですね。

小説を書くこととフィジカルを密接に結びつけていて、人間という井戸の闇の奥深くにある暗黒のようなものを描くためには、身体を健康に保っていなくてはならないという考えをお持ちで、それを実践しているのが村上さんです。 氏の作品理解のために、とても役立つインタビュー集だと思いますし、単純に読み物としても面白かったです。

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2012年10月18日 (木)

「新しい靴を買わなくちゃ」:スイート・ドリーム

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映画『新しい靴を買わなくちゃ』は、観る人によってかなり評価が分かれる映画でしょう。それを言ったら、北川悦吏子監督の師匠に当たる岩井俊二(本作ではプロデュース&撮影監督)の『ヴァンパイア』の方がさらに観る者を選ぶ作品ですけどね。

向井理と中山美穂、実年齢で12歳の342746_005違い・・・画面の印象だと、むしろ二十歳近く違うんじゃないかって感じがします。まあ当世、そういう年の差カップル(しかも女性が年上)ってのも増えてきているみたいなので、別にアリなんでしょうけど。それに、北川さんとしてはそういう自らを鼓舞し、癒し、喜ばせるような話を作りたかったのでしょうし・・・。ある程度人生経験を積んだ女性のスイート・ドリーム。

342746_001_3それにしてもパリ観光映画ですね。もう開き直ってパリ観光映画やってますけど、それはそれでいいんじゃないですか。岩井キャメラも心地良い絵ですし。 ただ家屋内でのお話場面がやけに多いので、観光も中ぐらいなりってところなんですけどね。

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中山美穂、さすがに老けたなあって感はありますけど、最初のうちクタビレた感じにしておいて、恋の進展とともに生き生きと輝いてくるってのは常道でありまして、本作もその例外ではないのですね。オトナカワイサも(少々ブリッコながら)見えてきますが、一方で結構戦略的に事を進めているあたりを匂わせるあたりも、北川さんならではの面白さ。 また、向井の妹役の桐谷美玲が、ムチャクチャワガママ勝手なお嬢さんで、「ああ、これまで自分を中心に世界が回ってくれていたんだろうなあ」って感じ。彼氏(綾野剛)とイチャイチャベタベタしているところは、見てる方が恥ずかしくなるような大甘テイストでした。

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(以下ネタバレあり)  常識だと主人公二人が確実に結ばれるであろう展開なのですが、結局最後の一線は越えずじまいなんですよねえ。そこらへんの清潔なほろ苦さ、ほろ甘さがいかにも岩井&北川コンビらしい選択です。ロマンティック・ノヴェルのような一篇でした。

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2012年10月17日 (水)

キットカットとチョコクロの新作

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キットカット「オトナの甘さ ホワイト」です。白・黒ビスケット練り込み&こだわりの北海道ミルク、そして全粒粉使用ってことですが、基本小生の嫌いなホワイトチョコなので、響きませんね。どってことないっす。

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で、こちらはキットカット「Big リトル オトナの甘さ」です。あの粒タイプのやつね。でも「Big リトル」と聞くとどうしても、「大きいんだか小さいんだかハッキリしろよ!」とツッコミたくなります。「小さな巨人」的なものでしょうか。 黒ビスケット練り込みですね。ややビターなオトナの甘さがいい感じです。合格点。

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で、黒いチョコ→チョコクロっていうつながりで、サンマルクカフェの『アンデスの塩大福チョコクロ』です。ミネラル豊富なアンデスの紅塩を使用したそうですけど、うーん、なんだか味がよくわかりません。もち的なものとあんこ的なものが入ってはいるのですが、わずかな塩味が感じられるのですが、チョコ味とクロワッサン味の方が勝っていて、主張が足りないのです。

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この場合、いっそチョコをなくして「アンクロ」にした方が良かったのではと思ってしまいました。

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2012年10月16日 (火)

日本0-4ブラジルのシビアな現実

ザック・ジャパン in Europe、第2戦の相手はブラジル。フランス戦は耐えて耐えてのカウンター一発という「弱者の戦法」が奏功しての勝利でしたが、今回はそううまくいきませんでした。0-4の完敗というシビアな現実。

フランス戦とは違って、普通にボールが回せたり保持できたりしてたのですが、そこはブラジル。「これで点取っちゃうの?」的な、何気ないミドルシュートで先制したことにより、ゲームの動きが日本の手から(足から?)離れてしまいました。 やっぱりネイマール、カカをはじめとする前の方の選手の個人技が凄くって、しかも決定力ありますよねえ。

試合の入りを見てる限りでは、日本がゼロに押さえられるとは思いませんでした。事実、チャンスもないことは無かったのですが、相手を脅かす感じがなかったことも事実。香川はフランス戦に続いて力を見せたと思いますし、憲剛も良かったと思いますが・・・。 本田が倒された場面で、PKにならなかったのは返す返すも残念です(逆に今野がPK取られたやつは、ちょっとねえ・・・)。 あと、宮市入れるんだったら、せめてあと5分早めに投入して欲しかったし、むしろ佐藤寿人を使ってほしかったです。

ザッケローニ体制になってから初の「完敗」。まあ、2年後に向けて意味のある敗戦だったってことにしたいものです。

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2012年10月15日 (月)

「ハンガー・ゲーム」:なんでこれが全米大ヒット?

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映画『ハンガー・ゲーム』は全米で大ヒット。でも日本ではダメでした。日本人の感覚の方が優れていると思いますね。 根本的に、しょーもない作品です。

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設定からして『バトル・ロワイアル』のパクリですし、『カイジ』や『インシテミル』あたりの悪趣味な感覚もありますよね、金持ち連中が貧乏人の命をもてあそぶゲームってあたり。まあ古くは『ローラーボール』あたりに遡るんですけど。一言で言っちゃえば、「ゲーム感覚」ってやつです(PTA的に言えば「教育上よろしくない人命軽視」)。

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そもそものこのゲームの存在意義という大前提が薄弱で、もう土台がぐらぐらしちゃってます。ディテールに至っては、ツッコミ所だらけで、よくもまあこんな原作がアメリカではベストセラーになったものです。 そしてアメリカ映画お得意の「頭の悪そうな若者」勢揃い。キャラクターも子供も大人も含めて、類型的で薄っぺら。 しかも1時間以上たたないと、この「ゲーム」がスタートしないんですから、もうじれったいのなんの。

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そして最後まで「ご都合主義満載」で物語は進行します(これがまた、アクション以外の場面になると、かなりタルい)。 これで主人公が美少女だったりしたら、まだ救われるのですが、ジェニファー・ローレンスじゃねえ・・・。 今後アメリカでは続編がどんどん作られていくみたいですけど、何かいろんなもののムダとしか思えません。誠に遺憾であります。

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2012年10月14日 (日)

「アウトレイジ ビヨンド」:たまにはヤクザ映画を

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映画『アウトレイジ ビヨンド』(英語的には“Beyond Outrage”=激怒を越えたその先に、ではないのだろうか)は、ハッキリ言ってあの面白い前作を越えられませんでした。前作は、とにかく「暴力が面白い」っていう(受け入れたくないような)真理を突き付けた作品でしたが、本作はねえ・・・。

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前作のバイオレントな描写(凝ってて痛そうな殺し方とか、血の出かたとか・・・)を抑えて、言葉の暴力に切り替えたっていうんだけど、言葉だって前作の怒鳴り合いの方がむしろ凄かったような気が・・・。話の面白さだって、スタイリッシュな映像だって、前作に軍配が上がりますよねえ。

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でも、前作から引き継がれた「全員悪人」の名コピーに見合う役者たちの面構えは健在。前回から生き延びてる人も、新しい人も、いやー、ワルそうですねえ。ほとんど還暦超えの方々が、まあ体重重そうだし、凶悪な面相です。中でも、皆さんおっしゃってるように今回は塩見三省さんの勝ち。こらー、こわいでっせ。メジャーになる前の志賀勝のホンモノ感に通じるものがあります。 神山繁さんも久々にヒットの役柄、タヌキっぷり。 それにしても不思議なことに、ドンドン死んでもまだまだいそうなんですよね、凶悪顔の日本人俳優って。

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たけし映画初のヒットとなった前作同様、本作もヒットしていますが、みんなヤクザ映画が好きなんだよねえ。たぶん。今の日本映画って(東映の撤退を含めて)バランス的にヤクザ映画が足りてないんだと思います。別に「暴力的組織を賞賛する」とかじゃないんですけどねえ。暴力嫌いの小生も、甘いもんばかり見てるとたまにこういうの見たくなりますもん。 少なくとも本作に関しては、絶対「第3部」ができそうだと思いますね。

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2012年10月13日 (土)

渋谷でお空を見上げたら

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ほーら、雲がこんなにシマシマだよ。

ゼブラーマンのしわざ?

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日本、フランスに初勝利!

パリでのサッカー日本vs.フランス戦、朝4時からのナマではさすがに見なかったけど、起きてから試合結果の情報がはいらないようにして、9:55からのフジテレビ(録画)を見ました。

ご存じの通り1-0の金星となったわけですが、いやー開始20分は絶対負ける展開。フランスの攻撃の前に日本はなすすべもなく、なんとか防戦するのみ。解説の清水さんも言っていた通り、ボールの取り所がどうしてもこうしても見つからないのです。いいように自由にやられてました。そして、やはり本田、前田、岡崎を欠いては前の方が苦し過ぎるか、って感じもありました。

でも何とかかんとか前半を0-0でしのいだ時には、「ん?こりゃあ、ひょっとして・・・」というペースになって来ました。 後半になって時間が経過するほどに、フランス陣内にスペースができてきて、日本のパスがそれなりに回るようになってきて、チャンスの数も徐々に増えてきたのです。

そして終盤、ますます「これは行けちゃうんじゃないかな」と思っていたらば、その通りに典型的なカウンター! 今野の爆走ドリブル→長友→香川のゴーーール!!! 川島のスーパー・セーブにも救われて、結果的に「弱者の戦法」で勝ったかたち。 フランス人にしてみれば、あの序盤でこの結果とは、悪夢以外のなにものでもないってところでしょう。

本田がいなかったこともあって、香川の力が目立ちました。体も強くなったし、どんどん進化してます。そしていつもながらの長友の凄さ。 あとはっやっぱり今野ってえらいなあ。

さあて、火曜のブラジル戦も楽しみです!

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2012年10月12日 (金)

「最終目的地」:さすがのアイヴォリー節

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映画『最終目的地』は、ジェイムズ・アイヴォリー監督作品&豪華キャストの割には、都内で1館のみの地味な公開。こういう作品には難しい時代ですねえ。

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ウルグアイが舞台ってのが、そもそも珍しいですよね。その隔絶された「帝国」におけるアンソニー・ホプキンスの知的でちょっとシニカルなな作家像。 その性格の悪い妻がローラ・リニー。ホプキンスの長年のボーイフレンドが真田広之。そしてシャルロット・ゲンズブールが、なかなかいいんですね。

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堂々と、優雅に、アイヴォリーが物語を語っていきます。その衒いのない素直な語り口に、無理なく引き込まれます。なんだか上質の小説を読んだ時の感覚に似ています。人物の感情で、物語を動かしていくのです。そしてやはり「恋愛至上主義」なのが、アイヴォリーらしいところ。

真田は実にナチュラル。ことさらにステレオタイプのゲイ演技などは342922_009せずに、英語の芝居をさらりと気負わずに流しています。

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それにしても奥様役ローラ・リニーが鼻もちならない性格破綻者の金持ちで(顔も気に入らなかったので)、大江戸はずっとムカついてました。主人公(オマー・メトワリー)の奥様もかなり気の強い、ちょっと勘弁してもらいたいタイプだったので、「やれやれ」って感じでしたけど。  (以下ネタバレあり) この嫌な女二人がそれなりに人生を謳歌しちゃっているラストには、「まあ世の中って、そういうもんかもね」という感想を持ったオトナな小生なのでした。

 

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2012年10月11日 (木)

黄色い秋スイーツ

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これヒットです!的新製品。森永の『ベイク クリーミー  とろけるチーズブリュレ』。チーズパウダー4.4%使用ってことで、「チーズのショコラをオーブンで焼きあげた」そうです。1箱に10個入り。

Dsc_1915外見は焼きチーズケーキ風というかブリュレ風。表面がサクッとした感じで、ところが口に入れるとすぐに溶けてしまう感じのステキな味わい。多少のチーズ感や酸味と、強めの甘みとのバランスも良く、コーヒーによく合う味です、これは。

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こちらはローソンの『エッグタルトパイ』。そのまんまです。パイ皮タイプのエッグタルトです。エッグタルト・ファンの大江戸としては、やはり出てると買っちゃうんですが、うん、悪くないですよ。

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ちゃんとしたタマゴ感と、甘さのバランスとか、皮に対するフィリングの量が妥当です。このレベルのものをコンビニで売ってくれるのは、ありがたいですね。おいしかったです。

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2012年10月10日 (水)

サワー系グミ×2

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明治の「果汁グミ」シリーズで『たっぷりコラーゲン6000mg』です。「ゼラチン+コラーゲンペプチド」とか「ざくろ果汁100」とかも書いてあって、どれが正式商品名なのかよくわかりません。

でも通常の明治果汁グミと比較しても約2倍のコラーゲン!ってことで、ざくろってことと合わせると、女性向け商品としては大変魅力的なところを押さえていますよね。お味の方も、明治ですからぬかりはありません。

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で、こちらはカバヤの「ピュアラルグミ」シリーズの『すもも』です。こちらのコラーゲンは1200mg。なるほど、確かに上記の商品(明治)は凄いですね。こちらは饅頭型でやわらかめのグミの中にジューシーなゼリーが入っているタイプ。適度な甘ずっぱさが、さわやかでした。

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2012年10月 9日 (火)

「ゴーイング・マイ・ホーム」:そこはかとなく上質

フジテレビの新ドラマ『ゴーイング・マイ・ホーム』の初回2時間スペシャルを見ました。何と言っても、『誰も知らない』や『歩いても 歩いても』や『空気人形』の是枝裕和が初めて脚本・監督・編集を手掛ける連ドラってだけで、見る価値があるってもんです。

役者陣は是枝組とも言える阿部寛、YOUが兄妹役として基調となる空気感を絶妙の掛け合いで醸し出す中、吉行和子、宮崎あおい、西田敏行、新井浩文そして久々の山口智子らが、抑制しながらそれぞれの持ち味を出しています。 

それにしてもゆったりとした時間の中で、ダイアローグの間(ま)や「ニュアンス」を生かしながら、その「そこはかとなさ」やにじみ出る味を愉しむドラマです。ある意味、テレビの視聴者のマジョリティーに媚びることのない造り。「このテンポだと、今のCMでチャンネル替えた人多いだろうなあ」とか「うーん、ながら視聴にはムリだろう」とか、こっちが心配してしまいました。それだけ、旧弊を打破しようとする志の高さを持っているとも思います。

カリカチュアライズされた広告業界(阿部寛のからみ)も笑えますし、ホームドラマ的家族部分は『歩いても 歩いても』を思わせて、その台詞や(またもやの)YOUの快演が面白くってたまりません。 そして映像は、TVドラマでは見かけぬトーン。まあ映画のトーンですよね。きちんとした絵が撮れてます。 ゴンチチの音楽ってのも、『歩いても 歩いても』みたいで、ゆったりと素敵です。

2回目以降が楽しみですが、どうか打ち切りなどという憂き目に遭いませんように。逆に視聴率が良いようでしたら、日本の視聴者ってホント大したもんだってことになるんですけど・・・。

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2012年10月 8日 (月)

「最強のふたり」:ザ・佳作

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映画『最強のふたり』は、実話に基づいてるんですね、コレ。最後になって、実際のふたりの映像が出てきて、初めて「ああ、そうだったんだ」と知りました。まあそうだとしても、本作の面白さは多分にフィクショナルな部分に負っていそうなので、そんなことはどうでもいいのです。

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非常に「よく出来た」映画で、ソツがないのです。「構える」必要のない娯楽作に仕上がってます。こんな身障者モノでありながら、教育性や社会性はちょびっとで、基本的にカラッとしてて普通に笑えるのです。そして基本的に悪い人は登場しないし悲劇は起きないので、てても気持ちの良い作品となっています。

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作品成功の要因は、大柄な黒人青年を演じたオマール・シーの陽性で品のある個性。下品になりかねない役を、ある種の高潔感を伴ってパワフルに演じていて、大したものです。差別ネタを口にしても、嫌味にならない。軽快で運動神経良さそうなところも、今後が楽しみな逸材です。

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はなっから大作、名作を作る気などなく、佳作、「笑える、ちょっといい話」を狙って、きちんとそのようにした手堅さと分のわきまえ方。そしてラストのあっさり風味と小さな幸福感も、嫌いにはなれない所ですよねえ。

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2012年10月 7日 (日)

湘南、ギリギリの2位キープ

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久々にShonan BMWスタジアム平塚へ。湘南vs.愛媛戦。シーズン中は月に1回以上は足を運んでいたものの、9月はホームゲームのスケジュールと小生のスケジュールが合わず、先週30日に行く予定だったのが台風で延期となってしまったのでした。今日は4時開始の試合でしたが、いつのまにか気温が下がって、後半などは肌寒い観戦となりました。

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アウェイ愛媛のサポーターは見たとこ100人ぐらい。遠路ご苦労様です。ただ試合は愛媛FCがベルマーレの良いところを徹底的に消す作戦に出て、守り倒しました。結果は0-0ですが、ここのところ3連敗で足踏み状態のベルマーレとしては、なんとかJ1自動昇格の2位を守り抜くためにも絶対勝ちが欲しい一戦だったのです。とにかく愛媛にあれだけアタッキングサード(ゴールからゴール手前のゾーン)を固められると、湘南としては打開策がなく、非常にじれったい隔靴掻痒の試合でした。ボールは持てるけど、肝腎なところで打つ手がないという・・・。

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湘南も怪我で戦列を離れている馬場賢治や中村祐也がいれば打開できたような気もするのですが、そういった意味で良かったのは高山薫ぐらい。個の技術で左サイドを破りながら、何度もチャンスを作っていました。 見てる方としては、もっと早く大槻を外せとか、さっさと岩上を出せとか思って、じりじりしてしまいました。ロスタイムに入ってから必死の猛攻を繰り広げてましたが・・・、おせーよ!!

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勝ち点1で、ぎりぎり(得失点差で)2位をキープできましたが、勝ち点では京都に並ばれました。ただ、このチームのサッカーはかえって強いチームに機能しそうなので、この後で当たる甲府や千葉との試合に期待です!

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てなわけで試合後はベルマーレクイーンたちと、「なかなか勝てないねえ」と悔しさを共有。次こそは勝利のダンスを!です。

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2012年10月 6日 (土)

リハなしよ、イタイ、よしなハリ

9月のアタマから3度目の「○十肩」が出ておりまして、左の首から肩から背中から脇から二の腕から肘下あたりまでが痛いのです。寝てても、座ってても、立っててもずっと鈍痛があり、時々チクチク痛やシビレ感もあり、上を向いてうがいがしにくいという状況。今回は「腕が上がらない」ところまでは行かなかったのですが、それにしても不快、厄介、どうにかならんかい。まあ自分の経験や他の人の話によりますと、2-3か月たって治まるまでは何をやっても気休め程度なのですが・・・。

てなわけで、ようやくハリ+マッサージに行って来ました。初めての所なのですが、パジャマに着替えて横になり患部のマッサージ(指圧っぽいやつ)を受けて少々ほぐれた所に、上半身脱いでハリを刺します。以前にも軽目、短めのハリ施術はうけたことがあったのですが、今日のはガッツリやられたので、時としてチクリとかぐわぁ~んとかの痛みもあり、ちょっとしんどかったですね。緊張して、汗いっぱいかいてしまいました。背中や脇は割と平気だったのですが、首や腕がけっこう痛かったっす。

施術してくれたのが、二十代前半、今年の4月から(初めてのお仕事として)働いているという女性だったので、いくら国家資格取得済みとはいえ、多少の不安も・・・。お話を聞いたら、専門学校での修業中には自分の体を使うのみならず、学校の友達同士で刺し合ったりもするそうです。こわいよう。

「そこが一番の大もと」ってことで集中的にやってくれた首は、固さが取れてよく回るようになりましたが、背、脇、肘下あたりの痛みはほとんど変わらない気が・・・。まあ、もともと気休めなんで、しょうがないか。

リハなしよ、イタイ、よしなハリ (回文=リハーサルなしで臨んだら、痛かったから、ハリ治療はよしたほうがいいよ)

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2012年10月 5日 (金)

あの揚げパン

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まあ知ってる人は皆さんご存じでしょうけど(あたりまえ)、復元リニューアルで話題の東京駅と、まもなくIMF総会が行われる東京国際フォーラムの間にある「TOKIA丸の内」B1にある小さなお店「みんなのぱんや」。昭和が薫るレトロ感覚の菓子パン、おかずパンのお店なのですが、そこで買いました、『黄金パン』(140円)。

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はい、見ての通りのきなこ揚げパンです。コレコレ、これが小生が小学生の頃給食で出た揚げパン。ここ10年程、いろいろと懐かしの揚げパンが売られたり、大手コンビニの棚を賑わせたりもしたのですが、なかなかあの味はありませんでした。 しかしこいつは、Very closeです。ほとんど、あの味です。 まあ給食の揚げパンも、その土地によってタイプが異なったようですが、小生の場合はこんな感じでした。あー、きなこうまっ!

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2012年10月 4日 (木)

「ロック・オブ・エイジズ」:ミュージカルだったのね

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映画『ロック・オブ・エイジズ』は、観てみるまでミュージカルなのだとは知りませんでした。久々だなあ、この突然歌い出す感覚。そもそもはブロードウェイ・ミュージカルの映画化なんだそうですね。日本では広告にしても、あえてミュージカル臭を消してるんだろうなあ。

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主人公の美男美女が実にもう「小者感」たっぷりで、とてもじゃないけどスターの原石的輝きがないのが、そもそもダメです。同様のおバカミュージカルだって、オリヴィア・ニュートン・ジョンとジョン・トラヴォルタが主演だったから、『グリース』は観ていられたんですよ。まあ、そうは言ってもそこそこ楽しめたんですけどね。

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’80年代のロックがけっこう使われています(オリジナル曲もあるんだと思いますが)。でもいわゆるウェスト・コーストのロックなので、どうにもバカみたいなんすけど。 大御所ロック・スター役のトム・クルーズがさすがの風格と馬鹿馬鹿しいまでのクレイジーネス。「体の作り方」までもが(『ミッション・インポッシブル』あたりとは違って)50がらみのロック・スターとしての肉体になっています(筋肉の付き方や体型が違う)。

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ありきたりなストーリーだし、知能指数低そうな作りになってますけど、それも確信犯だってことが理解できますので、それなりに面白いのです。「ミュージカルに目くじら立てちゃいけない」ってことでしょうけど、むしろコレオグラフィー(振付け)に新味がないのが気になりました。

(以下ややネタバレ)  それにしてもあまりにも突然な、アレック・ボールドウインと部下とのゲイ・カミングアウト・ナンバーにはぶっとびながら苦笑しました。何の伏線もなしに、なんなんすかコレは? とてもチャレンジングだとは思いますが・・・。

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2012年10月 3日 (水)

東京駅と松屋のショップ

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5年間の改装を終えた話題の東京駅に行って来ました。夜はライトアップしてます。おお、辰野金吾~。

やっぱり日本のザ・ベスト・ステーションですねえ。赤レンガの美しさ。白のアクセントのダイナミズム。直線と曲線のバランス。辰野流「フリー・クラシック」様式なんですと。Dsc_1874

左下は本日オープンDsc_1875となった東京ステーションホテルの入口。

鉄道マニアならずとも泊ってみたいホテルです。

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ドーム天井を下から見上げたところ。うわー、って感じに壮観です。写真だとわからないけど、実際は落下防止用のネットがはりめぐらされてたりするんでよね。

各階のDsc_1877回廊が素敵な感じです。現代の復元作業として電光アドボードなども入ってますが、リスペクトを失わずトータルに良い仕事だと思います。

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で、その一角にあったのが東京らしい百貨店の代表「松屋」のミニショップ。とても洗練されています。

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リビング雑貨や婦人雑貨やメンズ雑貨が厳選された感じで置いてあり、なるほど「東京センス」の上質なお土産ショップとして、使い勝手が良さそうです。

あまり見かけぬブルックス・ブラザーズの形態安定ハンカチなんてものがあり、いい感じだったので買っちゃいました。

レジの後ろには大きな松屋のマーク。最近は見かけないけど、その昔の松屋ってコレでしたね。特例的な復活ってことなんでしょう。

 

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2012年10月 2日 (火)

ガッキーのクリアファイル♡

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コンビニに行ったら、明治チョコの指定商品を買うと先着で棚のホルダーにさしてある新垣結衣のクリアファイルがもらえるってプロモーションをやっていたので、速攻ゲットしました。しかも大人なので、アーモンドチョコとマカデミアナッツチョコを買って、2枚もらったのです。ふふふ。

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小ぶりのA5サイズ用クリアファイル(ローソンの『エヴァ』や『けいおん!』の半分の大きさですね)。 片面が「あ~ もーん・・・ どーしよー~!!」とのお悩み顔。反対側が「アーモンドしよー♪♪」ていうスッキリニコニコ顔。 髪を短くしてからのガッキーは、大江戸的にはイマイチだったんですけど、この写真はいいですね。ビバ 明治!

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2012年10月 1日 (月)

「ヴァンパイア」:静謐な岩井ワールド

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岩井俊二の新作『ヴァンパイア』、なんと長編劇映画の新作は『花とアリス』以来8年ぶりだとか。うーん、働き盛りに何してたの、岩井さん? でもでも今回は、プロデュース・脚本・監督・撮影・音楽・編集と一人6役で、作品を完全にコントロール。アメリカで撮っても、正真正銘の「岩井ワールド」になっています。

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静謐でクールな映像の中を、さっぱり系で体温の低そうな男女が静かに語らいます。メインキャストの顔立ちは知的で怜悧(むしろ蒼井優だけ異質)。主役の男なんか、かなり岩井本人入ってます。そういった意味では、かなりの割合で「ヴァンパイア映画の形を借りた私映画」なんでしょうねえ。

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温度の低い映像が、ひたすら美しいのです。そしてガラス瓶にたまっていく血液の美しくも恐ろしい、恐ろしくも美しいそのさま。そして夢幻境のようなラスト。 でも好き嫌いがハッキリ分かれる映画でしょう。この世界にノレなければ、普通の吸血鬼ホラーがお好みなら、そりゃあ当然アウトでしょう。

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映像温度も登場人物の体温も低くて、静謐で・・・、このトーンを持つ映画を思い出しました。森田芳光の『ときめきに死す』です。そういえば、あの作品のラストも「牙と血しぶき」という吸血鬼映画の条件を満たしていたことに、今気づきました。

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