浅草六区映画街の最期&浅草あんぱん
新聞等で報道されていたように、かつての「浅草六区映画街」の最後の映画館「浅草中映」「浅草名画座」「浅草新劇場」の3館がおとといの21日をもって閉館しました。
てなわけで遅ればせながら見に行って来ました。当然ながらシャッターが降りていて、ポスターなどは外されています。まもなく取り壊されてしまうんでしょうねえ。
同じ区画にあった他の2館も9月から10月にかけて、先んじて閉館したもよう。 かつては日本最大の興業街として栄え、最盛期には30館近くあったという浅草六区の映画館が、こうして全て消滅したのです。諸行無常ですね。
映画デジタル化の大波の前に、フィルム上映館は非常に厳しい選択を迫られています。極端に言えば、1,000万円規模の投資をしてデジタル機材を導入するか、廃業するかという選択。何とかその中間の道を生き延びさせてあげたいものです。
で、その帰りに雷門通りを歩いていると新しそうな小さなパン屋さんが! 「COURAGE クラージュ」という良さげな雰囲気のお店。 そこで真っ先に目についたのがこれ、『浅草あんぱん』(220円)。大きめで四角くって、○に浅草の焼き印が押してあります。中身はたっぷりのつぶあん+生クリーム! うーん、美味です! あんもクリームも、やわらかめのパンもそれぞれにおいしくて、それらが混然一体となって描き出す一幅の絵のような素晴らしさ。
お菓子のようなあんぱんで、高めのお値段に十分見合うものでした。 店内でチーズフォンデュ・パンってのもちょっと味見させてもらったんですけど、それもまたおいしかったですよー。 要注目のパン屋です。
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