日本、オマーン戦での力強さ
FIFAワールドカップ・ブラジル大会アジア地区最終予選のオマーン-日本戦をTV観戦。苦しみながらも、きっちり2-1で勝ちました。完全アウェイのスタジアムではありましたが、オマーン選手たちにさほどの悪辣さや汚さがなかったし審判も良かったので、(中東にしては)そこそこフェアにプレイできてました。35度を超える暑さのため動きは鈍かったですが、そんな中でもしっかり勝つという日本の力量を感じさせる勝利でした。
2得点とも左サイドをえぐってのクロスからペナルティエリア内に人数をかけての得点。オマーンの優秀なキーパー対策として、想定した戦法通りだったと思われます。今日は本田や前田がきつくマンマークされていた中、両サイドの攻撃参加が目立ちました。酒井宏樹は出だしの10分がミス続発でどうなる事かと思ったら、その後修正して、見事に攻撃的にガンガン機能してくれました。もう一人の酒井=高徳も、長友を前に上げて守りを固める役割かと思いきや、さかんにオーバーラップして攻撃参加。決勝点も彼が1対1を振り切ってのクロスからでした。それにしてもあのシーンは、酒井もよく頑張ったけど、遠藤の右脚側面での「そらし」がもう最高でしたね! そして言うまでもなく、長友の進化は止まりません。ここに駒野も内田もいるわけですから、日本のサイドバックは史上最高の充実を示しています。
次戦は来年3月のヨルダン戦。そこで勝てばブラジル行きの切符が手に入ります。ザッケローニも、早いうちに決めて残り試合でいろんな選手をテストしようと思っていることでしょう。そうしましょうよ。
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