« 2012年11月 | トップページ | 2013年1月 »

2012年12月31日 (月)

今年もありがとうでした!

本年も「大江戸時夫の東京温度」をごひいきにしていただきまして、誠にありがとうございました。 来年も相変わらずの大江戸ワールドを展開してまいる所存ですので、よろしくねっ。 毎日チェックしてねっ。 それはそうと、紅白歌合戦のきゃりーちゃん、ヘンテコでかわいかったですね♡

2013年が皆様にとって実り多き年となるよう、お祈り申し上げます。

Get happy!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月30日 (日)

今日の点取占い200

Dsc_2153

ビフテキが一番うまい   9点

| | コメント (2) | トラックバック (1)

2012年12月29日 (土)

「けいおん!」クリスマスフィギュア(時期遅れ)

Dsc_2149

ええ、時期遅れですとも! 伊藤園の『お~い、お茶 濃い味』にオマケでついていた『けいおん!』の「サンタフィギュア」です。全9種なのだそうですが、そんなにはいりません。

Dsc_2150

小生が欲しかったのは右の「秋山澪=みおちゃん」さんと左の「琴吹紬=むぎちゃん」さんだけでございます。わーい。

Dsc_2152

向かい合うとこんな感じ。赤いサンタ服も良く似合って、かーいーったらありゃしないですね。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2012年12月28日 (金)

「フランケンウィニー」:ダーク・シャドウに包まれて・・・

342793_002

映画『フランケンウィニー』を英語版(日本語字幕)3Dで観ました。モノクロの3Dってのは初めてのことなので、どんなものかと思ったのですが、まあ別にどうこう言う程のこともなく、モノクロの3Dでした。まあ、効果としてもさほどのことはなかったので、2Dでもよろしいかと思います。

342793_003

それよりも重要なのは本作が人形を使ったストップモーション・アニメーションだってこと。まあ、手の込んだことを・・・。でも動きがなめらか過ぎて、ほとんど3DCGを見るようでした。もう少しギクシャクと(レイ・ハリーハウゼンばりに)動いてくれた方が、味があるってもんなんですけど。

342793_004

そもそも本作のもととなったティム・バートンの短編『フランケン・ウィニー』(「・」が入るのです)は29分の実写作品(モノクロ)でした。日本で『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』が公開された時に併映だったので、大江戸は観ております。 今回の作品は3倍の89分。うーん、長くなった分良くなったわけではありませんね。短編のコンパクトなまとまりとテンポの良さの方が、評価すべきもののように思えました。まあいずれの作品世界も、ティム・バートン・ワールドの「核」部分をいっぱい包含していますよね。ダーク・シャドウに包まれて、「死」が跳梁跋扈します。

342793_001

ガメラ(≒)が登場するあたりは、『ピーウィーの大冒険』でゴジラを登場させたバートンらしい遊びで楽しめました。 シー・モンキー(今の日本の若い人は知らないでしょうねえ)があのイラストの如く変異するのも見ものでした。しかも行動がほとんどグレムリンだったし。

ツインテールがほとんどMの字になってる女の子の髪形なんて、きゃりーぱみゅぱみゅの「こうもりヘア」みたいでしたし、ナベツネ的なメガネオヤジはむしろ「てんやわんや」の瀬戸わんや(古っ!!)に似ていました。 小生がスパーキーがらみで一番好きなシーンは、水飲むと体の継ぎ目から噴き出ちゃうところです。バートン的ブラックユーモアの真髄ですね。

| | コメント (0) | トラックバック (11)

2012年12月27日 (木)

「観世宗家展 風姿花伝」

Dsc_2144

松屋銀座で『観世宗家展 風姿花伝』(~1/21)を鑑賞。能を洗練された芸術へと高めた観阿弥・世阿弥親子の生誕680年・650年記念展だそうで、その血を引く観世宗家=26代目ご宗家・観世清和さんの監修・協力で開催されています。

Dsc_2143

お正月の展覧会って、年内に見ると(特に夕方以降は)あんまり混んでなくて、穴場なんですよね。今日も仕事帰りに、小1時間ほどじっくり堪能しました。

とにかく「能」は日本文化の代表であり、無駄を削ぎ落とした「引き算の美学」により、人生や宇宙のすべてを表現しています。この展覧会では映像も随所に用いながら、観世宗家に代々伝わる面(おもて)や装束や文献を展示しています。どれもこれも歴史的価値の高いものであり、これほど間近に見られる機会はちょっとない貴重な展示品ばかりです。 なかでも観世家に保存されてきた「風姿花伝」が展示されていたのには、びっくりでした。 さらには足利義政からの拝領品=現存する最古の装束の展示もあり、時の流れをくぐりぬけたその奇跡に感嘆してしまうばかりでした。

面のうちのいくつかは裏側も見られるように展示してあって、なかなか興味深いものがありました。そしてロボットの制作会社とのコラボで、面をゆっくりと動かして「照らす、曇らす、切る」などの動きによる表情の変化を見せてくれたりもしていました。

抑制を旨とする能の世界で唯一、装束だけは絢爛と華やかです。しかしながら代々伝わる装束の襟部分の傷みや所々の虫食いなども目の当たりにできるので、ちょっとハラハラしてしまいます。 能の世界では、これらの貴重な品々も今なお舞台で使われ続けているはずですから、どうしても痛みは避けられないのでしょう。それでも何百年も前の人と同じ面をかけたり、装束を用いたりしているって事実には驚きあきれます。

Dsc_2146

映像には清和家元のご令息、(二十七世)三郎太君の舞台姿も。こうして、伝統は受け継がれて行くのですね。

左が図録。図版中心です。オールカラーでこれだけ充実していて1,890円って、最近の展覧会図録は安いなあと常々思っている大江戸ですが、今回もお買い得だと思います。

Dsc_2147

で右側は『能の華』というDVD。まだ見ていませんが、こちらも1時間11分で1,470円とお買い得なので、速攻買っちゃいました。 ほかにもホログラム絵葉書とか、一筆箋、クリアファイルあたりのグッズも販売しておりました(飴やクッキーまでありましたけど)。

百貨店の展覧会にしては長めの会期ですし、途中で一部展示替えもあるようですので、もう一度行っちゃうかも知れませんです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月26日 (水)

国際フォーラムのクマ・ツリー

Dsc_2118

今年のクリスマスに見たツリーで、個人的に印象深かったのはコレ。有楽町の東京国際フォーラムにあった高さ3m弱のシロモノ。

近くでよく見ると、なんか見えてくるでしょ。

Dsc_2119

そう、ぜーんぶカラフルなクマちゃんたちでできているのです!

実はよく見ると2種類だけで互い違いになっているのですけどね。

んまぁー、かわいーったらありゃしない。

それはそうと、今年のクリスマスほど世間のいろんなところに「X'mas」という誤表記が目立った年はありませんでした。大江戸はいつも気にしているので、今年は多かったなあとわかるのです。Christmasを「X」を使って書くのなら、あくまでも「Xmas」であって、アポストロフィーはつけないのです。増えたのって、何が原因なのかなぁ? PCだと、「クリスマス」を変換すれば「Xmas」は出ても「X'mas」は出ないのですけれどねえ・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月25日 (火)

「ルビー・スパークス」:スイートな佳品だが・・・

343830_003

映画『ルビー・スパークス』は、小説に書いた理想の彼女が実体化してしまうというSFラブストーリー。ちょっと胸キュンで、ちょっと深さと暗さもあって、でも基本的には軽くてポップなノリのスイートな佳品。さすがに『リトル・ミス・サンサンシャイン』の監督(ジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファリス夫妻)作品だって感じです。

343830_002

それにしても主人公のメガネ男(小説家)が実に「のび太」チックなので、この物語自体が『ドラえもん』のエピソードみたいです。基本「コドモ」なところとか、すぐにパニクる情けなさとか、実にのび太です。

343830_005

一方でこの不思議な女の子を演じるゾーイ・カザンが、この作品の脚本を書いた人だってことでビックリ。しかも、なんとエリア・カザン監督の孫娘だってことで、2度ビックリ!(さらには主演のポール<のび太>ダノの彼女でもあるのだそうですが・・・) うーん、脚本の才能はもう1本見ないと、本物かビギナーズ・ラックなのかわからない気がします。そして女優としても、ちょっと微妙ですね。この役なら、同じ“ゾーイ”でも『(500)日のサマー』のゾーイ(ズーイーとも)・デシャネルがやった方がずっと魅力的になったことは確かでしょう(と言ってしまうと、身もフタもないのですが)。こういう役は、非現実的なぐらいキュートでないとね。

343830_007

なかなかラヴリーな作品ではありますが、これでラストにもう一段の「切なさ」「やるせなさ」が漂っていれば、もっと名作になれたのにと思ってしまいます。『タイム・アフター・タイム』までとは行かずとも、谷口正晃版『時をかける少女』あたりまでは行けたのではないかと・・・。

| | コメント (1) | トラックバック (6)

2012年12月24日 (月)

「祈りと怪物」(ケラ版):夏帆の初舞台

Dsc_2146

Bunkamuraのシアターコクーンでケラリーノ・サンドロヴィッチ作・演出の『祈りと怪物 ウィルヴィルの三姉妹』を鑑賞。ケラさんが書いた脚本をケラ本人演出バージョンと蜷川幸雄バージョンとで競作するという試み。小生が観たのはケラ・バージョン。なぜなら、夏帆ちゃんが出ているから(初舞台です)!

休憩を2度はさむ3幕4時間10分の作品ですが、まあ芝居で4時間ってのは特別に長いとも感じません。場所や時代を曖昧にして、登場人物が入り乱れ絡み合う群像劇。ある種の古典性(コロスも出てきますし)とある種のスケール感は獲得できましたが、全体的にとっちらかった割にはその完成度には疑問が・・・。

生瀬勝久演じるマフィア的な町のボス、こいつが残虐な狂犬といった奴で、アクの強さで引っ張ります。しかし、彼=怪物サイドの話と、教会=祈りサイドの話が、どうも効果的に結びついて行かないのです。両者を結びつけるはずの小出恵介、近藤公園の役が妙に弾まない、膨らまないってところが残念に思えます。 終盤もギリシア悲劇的な味は出なかったし→ここらは蜷川さんの方が得意そうですし・・・。 まあ、でも蜷川バージョンまで観るつもりはないのですけれど(夏帆ちゃんが出てないので)。

そんなわけで肝腎の夏帆は、うーん、地味でした。まあ舞台の「肩慣らし」ってところかな。夏帆ちゃんみたいな「普通の輝き」系の人は、「押し出しの強さ」を要求される舞台では結構難しいのでしょうね。もっともケラ作品で「肩慣らし」ができたってのは、贅沢な事ですけど。2階席の2列目と遠目でしたが、彼女の上半身背中ヌードには、ちょっとドキッとしました(もっとも序盤には、別の女優さんが胸を見せてたりもしましたが)。

音楽のパスカルズは舞台袖(&時々舞台上)で生演奏。これは良かったですね。元「たま」の石川浩司さん、今年は映画版『SPEC』や大林宣彦監督の『この空の花 長岡花火物語』にも出てましたけど、どこでも目立ちますよねえ。ずーっと年取らないのが不思議。

教会の印がナチス風鉤十字をダブルで重ねた足8本の鉤十字だったりする割に、近代史との重ね合わせができているわけではありません(例えば野田MAP『エッグ』では、そこらが水際立った見事さでしたが)。 エンディングもイマイチ決まらなかった(4時間かけてコレかよ?的な)ですし、カーテンコールの熱気も妙に今一つな残念感があったのでありました。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2012年12月23日 (日)

光は影もつくる。

Dsc_2143

光は影もつくる。

駅に貼ってあった「いいちこ」のポスターのコピーですけど、けだし名言であります。

Dsc_2144_2光はいろんなところを明るく照らしてくれます。でも、光があるがゆえに影もできるのです。

あまりにも示唆に富む言葉なので、個人的な「心」の問題から、世界の貧富の差まで、いろんな意味付けをすることができますよね。 人の仕事の役割だってそうです。スターがいるから裏方仕事も必要になってくる、とかね。

むしろ素晴らしいこと、いいことの裏側にデメリットやダークな部分がついてくる、と読んだ方が正確な解釈かも知れません。便利な(とされている)原発の裏側には、ダークな影がついているものなのです。私たちはその「影」の存在を隠蔽することなくつまびらかにした上で、向き合って判断することが肝腎なのだと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月22日 (土)

皇后杯、ガンバレ伊賀の宮迫選手

女子サッカー皇后杯の準決勝、伊賀くの一FCvs.JEF千葉レディースを延長あたりからテレビ観戦しました。寒く、氷雨も降る中での激闘で、選手たちも疲れきってる感じでした。

で、結局は両チームとも決め手に欠け、1-1のドローで終了。PK戦となりました。 一人止められた千葉に対して、全員成功の伊賀FC。しかしPK戦ってのは、どう転ぶかわかりません。伊賀4人目の宮迫たまみが出てきた時から、なんかあがりまくってる感じがして「あ、ヤバイ」って感じでしたけど、案の定蹴り急いで外しちゃったんですよねー。その後のTVキャメラが追った彼女の泣き顔、胸に迫るものがありました。本当にすまない気持ちとか、「だから蹴りたくなかったのよ」的な哀しみとか、見てて目頭に来ました。 でも宮迫選手、まだ心が弱かったんだなぁって気がしました。 結局これで流れが変わって、5人目も外した伊賀が敗れてしまったのです。

この宮迫選手、昨年夏に小生がBMWスタジアム平塚で(試合には出なかったものの)アップの様子を見て、この子は伸びると思った選手なのでした。その時はリザーヴの選手だったのですが、今日は先発。しっかり成長していたのですね。結構結構。 その時の記事↓

http://oedo-tokio.cocolog-nifty.com/blog/2011/07/post-0021.html

PKってのは、本当に難しいものですね。残酷です。だいたいチームの柱みたいな人が失敗するシーンが目に浮かびます。ストイコビッチっとかロベルト・バッジオとか中田英寿とか・・・。 日本代表の駒野もW杯南アフリカ大会でのあのPK外しを乗り越えて、今年は初めてJのベストイレブンに選ばれました。

だから宮迫選手も、きっと辛いでしょうけど、これを乗り越えて成長してもらいたいと思います。なでしこJAPANは君を待っているよ。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月21日 (金)

今日の点取占い199

Dsc_2126
舌ばかり出しておかしなやつだな   4点

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月20日 (木)

「フランケンウィニー」アート展

Dscn1198_convert_20121220233422

新宿のビックロ1階でやってました、『フランケンウィニー アート展』(~12/23)。

Dscn1199_convert_20121220233611

映画公開に合わせてティム・バートンの新作(モノクローム3Dというのが、いい!)『フランケンウィニー』のアートワークを展示。

Dscn1200_convert_20121220233757

何しろこの作品、人形を少しづつ動かして1コマ1コマを撮っていくという、気の遠くなるような作業で成り立つストップモーション・アニメーションなので、そのもととなるセットや人形がたくさんあるのです。

すべてがモノクロームの世界。

Dscn1202_convert_20121220233931

入場無料の会場内は撮影OKなので、みんなカメラやケータイを手にパシャパシャやってます。

Dscn1204_convert_20121220234301

大江戸はこの作品をまだ観ていませんが、そのもととなった、若き日のティム・バートンが作った同名の短編は昔観ました。

『シザーハンズ』や『コープス・ブライド』や『ダーク・シャドウ』などのバートンらしさの原点と言える作品のセルフ・リメイクなのです。

Dscn1206_convert_20121220234521

会場出口脇にはフェンスの隙間からスパーキー君の鼻先らしきものが出て、ゆっくりと動いておりました。

Dscn1205_convert_20121220234416

で、その周囲にはユニクロ+αの『フランケンウィニー』グッズが、各アイテムわんさかと並んでおりました。

Dscn1207_convert_20121220234639

「キモカワイイ」ですぜ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月19日 (水)

「恋のロンドン狂騒曲」:アレンの欧州制覇進行中

342916_002

映画『恋のロンドン狂騒曲』は、ウディ・アレンが『それでも恋するバルセロナ』と『ミッドナイト・イン・パリ』の間に撮った作品。バルセロナーロンドンーパリとヨーロッパ観光旅行のようですね(この順番では回らないでしょうけど)。2012年の新作はローマが舞台なんだそうです! 次はドイツか?

342916_004

本作では監督に専念しているアレンが、もう「余裕」の仕事ぶり。女4人+男4人がついたり離れたりしながら繰り広げる大人の人間模様。 こちらは「そうだよねえ」とか「なるほどねえ」とか「わお!」とか、巧さに感心しながら観てていれば、さっさと終わっちゃいます。恋のかけひきや微妙な心情のリアルで繊細な描写は、まさにアレンならではの名人芸です。

342916_001

そしてエンディングはもろもろとっちらかったまま。むしろ不安の雲が垂れこめてきて、「あーあ、人生ままならない」もしくはそれ以上のデスパレート状態での劇終。うーん、「恋のから騒ぎ」ですねえ。

342916_003

ナオミ・ワッツとフリーダ・ピントが極めて魅力的に(美しく)撮られていました。最近はペネロペ・クルズとかフリーダとか、エキゾチック美女をキャスティングしてくるアレン翁であります。 そしてジョシュ・ブローリンが極めてサイテーに撮られているのでありました。

| | コメント (0) | トラックバック (3)

2012年12月18日 (火)

チロルチョコの新作たち

Dsc_2073

チロルチョコの『ミルキー』紅白です。いや、めでたい。 

赤い包装紙の方が『ミルキー』で、ホワイトチョコの中に軟らかめのミルキー状のものが入っています。ホワイト in ホワイトのおかげで、小生の嫌いなホワイトチョコ味が消されて、けっこうなお味です。

白い包装紙は『いちごミルキー』。ピンクのいちごチョコの中に、白いミルキー状のものが。こいつが本当のミルキーよりも軟らかいことによって、チョコの中でも成立しますし、あの「歯の詰め物」がくっついて取れてしまうというミルキーの恐ろしい性質からも救われているのです。オッケーではありますが、味がそれぞれミルキーといちごのまんまで、ハーモニーにまでは至りませんでした。

Dsc_2128

そんでこちらは『ロイヤルクイーン』。ややブラック系のチョコの中にいちごジャムというかジュレ。その底部に淡いピンクのチョコと濃いピンクのチョコという、まさかの4層構造!!

Dsc_2129

いや、これは鮮烈においしいですよ。チョコの質の高さと、それに拮抗するイチゴ軍団の三重奏。甘さと酸っぱさのバランスも見事。絶対のオススメ品です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月17日 (月)

オシャレなグミ×2

Dsc_2075

キリンの「世界のKitchenから」シリーズのグミが、意外やカバヤ食品から出ております。『真っ赤な果実のビタミーナ』です。

ベリーとアセロラってことで、カシス、ラズベリー、アセロラの果汁を使っておりますね。「スウェーデンの知恵から」ってことで、ビタミンC入り。

Dsc_2127

まあ、食感、フルーツ感など全体的に合格点だと思います。

Dsc_2074

で、こちらはカンロの『ピュレグミ 運命の恋味』。

「恋を呼ぶ!」とのキャッチコピー。「運命の赤いひと粒が入っているかも!?」だそうです。 なんと「白馬の王子キャンペーン」実施中で、赤いひと粒が出たら、写真を撮って応募するのだそうです。そうすると運命の恋に近づけるのだそうですが、いったい何が起きるんでしょうね?ドキドキですね。

って言っても、赤いの入ってませんでした。ぐっすん。

粒は平たくて、ご覧のように微妙なハート型。ピュレグミの例にもれず、ザラメチックなすっぱいパウダーがついております。あー、すっぱ。

Dsc_2126

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月16日 (日)

「人生の特等席」:純粋な音を聞いた

343639_007

映画『人生の特等席』は、俳優クリント・イーストウッドの(引退宣言からの)復帰作。監督は長年イーストウッドを補佐していたというロバート・ロレンツ。かなりイーストウッド・テイストに近いです。映画会社が言うように、確かに「イーストウッドDNAの継承者」かも知れません。

343639_004

お得意の「苦虫を噛み潰した表情の口の悪いガンコジジイ」を演じるイーストウッドの「味」と言ったら! タイプは違うけど、笠智衆が演じるお爺さんの「味」と共通するものを感じましたね。

343639_003

アメリカ映画的な、王道の娯楽作品として、実によく出来ています。予定調和的なところ、善悪が分かれてて勧善懲悪的なところ、伏線の効かせ方、親子の確執と和解、そして血の継承。しっかりと楽しませ、感動させてくれます。 「純粋な音を聞いた」という父と娘をつなぐキーワード、これが文学的ですね。 確かに映画の中でアマチュア・リーグの金属バットの音はなんともイヤな音で、それに対して豪速球がミットに収まる音は美しかったですもん。

343639_002

クリントの娘役のエイミー・アダムズもいいけど、ジョン・グッドマンがここでも映画に安定感と厚みを与えてくれてます。なつかしやエド・ローターがスカウト仲間で出演していたり、“T2”ロバート・パトリックも久々であの渋面を見られたりしたあたりも収穫。

343639_001
ちょうど1年前に公開された『マネーボール』とは真逆の古典的スカウトの物語。それでも、それぞれ味わいのある良作です。やはりアメリカ映画(アメリカ人)にとって、野球というスポーツは人生を感じさせる特別なものなのだと思います。『ナチュラル』や『フィールド・オブ・ドリームス』がそうであったように・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (7)

2012年12月15日 (土)

「007 スカイフォール」:憂愁のボンド

342363_001

映画『007 スカイフォール』は、ここ数作の007シリーズの例に漏れず極めつきの面白さ。このシリーズが『インディ・ジョーンズ』やら『ボーン』シリーズやら『バットマン』シリーズやらに与えた影響がフィードバックして、シリーズを成長させたという素晴らしき展開。

342363_004

もっとも本作は相変わらず生身のアクション中心で、殴られたり投げ飛ばされたりすると、しっかり体はダメージを受けるし、ヒーローだからと言って弾丸がよけてくれるといった(『エクスペンダブルズ』的な)都合の良さはありません。 冒頭のイスタンブールでの屋根の上を走るバイクのチェイスなんて、CGじゃなくて本当にやってますもんねえ。

342363_005

今回はジュディ・デンチ演じる「M」が重要な役どころで、登場場面も多くなっています。彼女やレイフ・ファインズが英国の味を見せつける一方で、スペイン代表ハビエル・バルデムが悪役で、『ノー・カントリー』とはまた違った“悪”を強烈に演じています。彼が登場するシーンでのネズミの話が、実に印象的でした。

342363_006

今回のテーマとして様々な角度から「新旧交代」が描かれます。その目玉の一人、新しい「Q」にはベン・ウィショーが扮して、「知的なユースケ・サンタマリア」風に現代的ニュアンスで好演します。いいですよ、彼。

342363_020

ダニエル・クレイグのボンドは完全にスタイルを確立させ、本作では年齢を重ねたことによる「憂い」までもを色濃く出して、さすがはサム・メンデス監督と言うべき「香気」を感じさせてくれます。鍛え抜かれた肉体をトム・フォードのスーツやコートで包んだクレイグ=ボンドの立ち姿のカッコ良さ!

「スカイフォール」がボンドの育った屋敷の名前だってのが、ちょっと『市民ケーン』の「ローズバッド」を思わせてくれたりもしました。

| | コメント (0) | トラックバック (9)

2012年12月14日 (金)

プーリップ展と松屋銀座

Dsc_2124

松屋銀座でやっている『Pullip展 ファッションドール プーリップ』(~12/25)を見ました。

ちょっと聞きなれない、見なれないこのプーリップちゃんは韓国発のファッションドールで、2003年の誕生以来ぐんぐん人気を伸ばしているんだそうです。

Dsc_2077

日本でのブレイクはこれからってところなんでしょうね。でも大江戸が見たところ、バービーやリカちゃんやブライス人形と比べても遜色なく、見た目的には一番好みのタイプです。だって、きゃりーちゃんみたいなんだもの。かーいーったらありゃしない♡

Dsc_2078

設定としては韓国生まれ、イタリア育ちでミラノ在住の17歳。父が韓国人で母がイタリア人だそうです。

会場内には、ロリータやゴスロリから始まる何百点ものプーリップ達。とってもファッショナブルで、数多くのファッションブランドとのコラボレーションが、そのブランドのデザインや美点をきっちり引き立たせて、とてもステキです。

また「エヴァンゲリオン」「黒執事」などアニメ・Dsc_2079キャラに扮したプーリップだとか、その他にも「初音ミク」だとか「シザーハンズ」だとか「『ヘルタースケルター』のりりこ」だとか「X Japanのhide」などもあったりして、楽しい楽しい!

韓国なのに、なんでこんなに日本仕様?と思ってしまいました。

会場を出た所のグッズ・コーナーも、プーリップ関連商品で充実してました(まあ、さすがに買わなかったけど)。 松屋銀座ではクリスマス・チャリティーバッジもプーリップの絵でしたよ。

で、2階の売場内には身長150cmのプーリップがあって(写真右上&上・撮影OKでした)、おおと思ったけど、ライティングの関係でちょっと顔がコワかったです。でもこちらは、あの清川あさみさんのデザインによるものなんだそうです。

お店の正面ウインドウにもクリスマスのシーンにプーリップが入り込んでいたり、地下のショーウインドウにもプーリップと商品がコラボで飾られていたりと、とにかくプーリップづくし。

Dsc_2080

松屋のクリスマス自体がプーリップとのコラボなのですね。

Dsc_2126

ショッピングバッグも、こんなんでしたし。

Dsc_2081

キュートでオシャレでキラキラのプーリップ。小生はけっこう好きですね。

Dsc_2082

Dsc_2083

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2012年12月13日 (木)

「東京家族」:小津版に負けぬ秀作

343237_001

343237_005

昨日、映画『東京家族』の完成披露試写会に行きました。上映に先立って山田洋次監督と主要キャスト8人による舞台挨拶。なんだか山田監督の言葉を聞いただけで(早くも)目頭が熱くなってしまった大江戸です。

しかし本編は予想以上に素晴らしい出来。あの『東京物語』を下敷きにしている(っていうか、これはやっぱり「リメイク」ですよ)だけに、どうしても後発の分の悪さを抱えているわけですが、そんなことをものともせずに堂々と“ザ・松竹映画”の傑作を作ってくれました。

343237_004

出だしの松竹マーク(富士山)に続くメインタイトル『東京家族』の字体が、小津の『東京物語』と同じでニヤリ。 橋爪功のしゃべり方が笠智衆を真似ているとか、部屋や廊下の撮り方だとか正面向きで話す構図だとか、やけに小津安二郎へのオマージュだらけです。こちらとしては「山田洋次だって立派な監督なんだから、そこまでへりくだらなくっても・・・」みたいに思うのですが、うーん、松竹の伝統と遺産へのリスペクトなのでしょうか。ただ、さすがにところどころ「今日び、さすがにこんなしゃべり方はしないだろう」ってところもありまして、気にならなかったといえば嘘になります。

343237_006

それでも映画にぐいぐい引き込まれます。小津版より10分長い2時間26分の作品ですが、全く長いとは感じません。家族の描き方や子供のからませ方は、小津版をベースにしながらも『男はつらいよ』的なニュアンスを感じさせるものです。終盤、独身の英語教師が蒼井優を二度見して乗っていた自転車が倒れてしまうあたりの空気は、まさに『男はつらいよ』でした。

343237_005_2

時代の移り変わりも印象的でして、『東京物語』では老夫婦が銀座の松屋の屋上へ行きますが、本作では池袋の西武の屋上(東武の看板も見える所)。老夫婦のおもむく観光地が、熱海の温泉旅館から横浜のホテルになっています。そこで騒いでいて老夫婦の眠りを妨げるのも、社員旅行らし気団体客から中国人観光客へと変化しています。なかなか感慨深いものがありますね。

343237_002

演技陣のアンサンブルも素晴らしいのですが、林家正蔵が始めの方で「どうもすいません」(!)と言っていたのが個人的にはツボでした。 この映画に正蔵さんが出てるって、・・・「家族の正蔵(肖像)」ですね。

橋爪さん、吉行さんのコンビネーションは実に味わい深く、特に吉行さんの無限のやさしさと「いい人」感は最高です。 この映画、昨年の大震災で撮影延期となるまでの老夫婦役は菅原文太と市原悦子でした。そちらも見て観たかったとは思いますが、今回のキャストで正解です。 さらに長女役が室井滋から中島朋子に替わったわけですが、ここは元々が杉村春子の役だっただけに室井の方が適役でしょうねえ。ただ、中島もただの「生活にまみれて非人情になってしまった女」ではなく、彼女独自のキャラクターを作っています。ただ、そこで『東京物語』的キャラクターとの齟齬がどうしても生じてしまって・・・うーん、難しいところです。しかしながらクライマックスとも呼ぶべき悲しい場面で、彼女がメガネを取って突然泣き崩れた演技には衝撃を受けました。意表を突かれたというか、あれで一気に熱い涙が太い筋になって、多量に流れてきました。この映画、終盤はかなり気持ちよく泣かせてくれます。

343237_003

一方で夏川結衣の見せる「そこはかとない腹黒さ」が、微妙にスリリング。こういうところが、大人の映画です。

妻夫木聡・蒼井優のカップルは、山田監督の『息子』における永瀬正敏と和久井映見の空気感。っていうか、山田洋次は既に『息子』('91)で、小津を(または本作の予習を)やっていたんですねえ。 それにしてもこんな「いい子」の役(小津版では原節子)を無理なく演じられるのは、やはり当世では優ちゃんでしょう。

エンドタイトルがいわゆる「タイトルロール」(せり上がってくるタイプ)ではなく、昔の映画のような一枚づつ数人~十数人の名前が出てきては切り替わるタイプ。しかも短め。こっちの方が人数を絞ったりしなくてはいけないのかも知れませんが、今見るとかえってオシャレです。で、最後に「終」と出ます。 これをきっかけに、こういうエンドタイトルの復活を望みます。

万人にお勧めできる秀作だと思いますし、一方では『東京物語』の偉大さと普遍性を再発見できる映画でもあります。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2012年12月11日 (火)

(番外編)箱根その2<千条の滝・箱根神社・えう゛ぁ屋>

Dscn1188_convert_20121210220644

「東京温度」番外編・箱根のPart2、まずはあまり知られていない「千条(ちすじ)の滝」。

大江戸は滝が大好きなのですが、この滝には今まで行ったことがありませんでした。あんまり有名じゃないですもんね。小湧園から徒歩20分程の所にあります。

Dsc_2115

高さは低いんですけど横幅があって、幾筋もの小滝が落ちているので「千条の滝」ってわけですね。 

青く苔むした感じも素敵なのですが、この季節だと寒々しくってねえ。やっぱり夏場に来たかった感はありますね。

Dscn1189_convert_20121210220902

そして芦ノ湖畔の「箱根神社」。杉並木のスロープを抜けていくと手水舎。その先の急な階段を上がると、端正な社殿です。それにしても寒かったなあ。

で、ちょっと歩くと湖に突き出た鳥居。うDscn1191ーん、なんとも鮮烈でクールなビジュアルですね。カッコイイです。

Dsc_2099

さてさて芦ノ湖をはじめとして、箱根界隈=第3新東京市 ってのは『エヴァンゲリオン』の聖地。

こんな感じのチャージ機や券売機があったり、写真はないけどエヴァ仕様のドリンク自動販売機があったりもしました。

Dscn1193_convert_20121210221200

箱根湯本の駅前にはこの夏オープンした「えう゛ぁ屋」が! おお、ネルフののれんです。

Dscn1192_convert_20121210221042

ゆかた姿の綾波が店頭でお出迎え。 せんべい、まんじゅうから手ぬぐい、クリアファイル、Tシャツまで豊富なラインナップでございました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月10日 (月)

(番外編)箱根その1<富士屋ホテル>

Dsc_2103

東京を離れた「番外編」として、箱根は宮之下の富士屋ホテルに一泊しました。

Dsc_2114

クラシカルなこの建築に、一度泊ってみたかったのです。

天皇陛下をはじめとする皇室の方々、海外からの賓客、チャップリンをはじめとする映画俳優などなど、歴史を彩った多くの著名人も宿泊した名門ホテルです。

Dsc_2112

こんな竜宮城みたいな(江の島みたいな)内装とか、不思議なニッポンです。

もともと明治11年に外国人用向けの日本初のリゾートホテルとして作られた歴史が薫ります。

Dsc_2100_2

ここの「花御殿」という棟は、和風の外観に西洋風の客室というスタイルで昭和11年に完成したもの。ジョン・レノン&ヨーコ・オノ夫妻なんかも泊っています。43室全てにルームナンバー代わりに花の名前がついているのですが、「はちす Hibisucus」という部屋に泊りました。部屋のドアや大ぶりのルームキーに「はちす」の絵がはいっています。

Dsc_2107

館内ツアーなどもあり、ここはメインバー。なかなか広いんです。

Dsc_2104

もともとはビリヤード場だったらしく、天井の装飾はビリヤードのテーブルと球を表しているそうです。独特です。

Dsc_2105

テーブルは木の中に「象嵌」的に別の木をはめ込んで、琳派の「扇面貼交図」のようなデザインになっています。素敵です。

Dsc_2106

で、バーの片隅にはバーボン「メーカーズ・マーク」のボトル上部の栓部分の赤い封蝋を模した大樽が! わかる人にはわかる、この洒落っ気。

Dsc_2109

メイン・レストラン「The Fujiya」の変則和風空間。なんとも不可思議、類稀なる様式です。

Dsc_2108
御簾がかかってたり、舞台風の意匠があったり、柱上部にアジア的極彩色の飾りがあったかと思うと下部には怒りの形相のトーテムポール的装飾。

Dscn1184_convert_20121210220450

高い天井には、花の絵がまさに百花繚乱と。雅叙園か『千と千尋の神隠し』かって感じですね。

ここでいただいたディナーは、さすがにおいしゅうございました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月 9日 (日)

「う」第3巻もおいしいです

Dsc_2098

ラズウェル細木の『う』第3巻が出てました。1,2巻も紹介しましたが、ひたすらうなぎを食べるだけのマンガ。まあ、いろんなバリエーションがあるわけで、今回は名古屋でひつまぶしを食べることに紙数を割いていましたが、何十話続いても、質がダウンすることなく、のらりくらりと飽きさせません。相変わらず、読むとうなぎが食べたくて食べたくてたまらなくなる危険な書でもあります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月 8日 (土)

「任侠ヘルパー」:やくざファンタジー

001

映画『任侠ヘルパー』は、元となったテレビドラマを全く見ていなかったのですが、ほぼ単独の作品として鑑賞できる内容。まあ、本来TVドラマの映画版はそうあってしかるべきだと思いますけどね。

草彅剛演じるヤクザの彦一がキチンと「主役」張れてます。もちろん、草彅が『あなたへ』で共演して大いに感銘を受けていた高倉健さんの若い頃とは比べるべくもないのですが・・・。

老人介護問題は、社会性とエンタテインメント性の中で適度なバランスで用いられながらも、悪臭漂いそうな描写がけっこう迫真です。そこらのリアリティや問題意識によって、この作品がちょっといいものになりました。 とは言え、まあファンタジーと言えばファンタジーかも知れませんね。ヤクザの国のアリス・・・。『アウトレイジ』の世界なら、さっさと殺されてるでしょうね、彦一。

随分オトナになった夏帆ちゃんがケバいキャバ嬢で、鼻にかかった甘いバカ声を出してます。色っぽいシーンの数々に、昔からのファンとしては少々いたたまれないものがあったりもします。でも夏帆ちゃん、がんばって大人の女優に脱皮しようとしてるんだよな、と自分を納得させようとしている大江戸です。

(例によってジャニーズがらみの作品だと使用OK画像がほとんどないので、あしからず。)

| | コメント (0) | トラックバック (5)

2012年12月 7日 (金)

銀座のクリスマス・イルミネーションのほんの一部

Dsc_2089

毎年毎年、クリスマス・シーズンの銀座の夜景はやはり特別ですね。銀座2丁目角のカルティエは、真っ赤なリボンがけ。写真じゃ伝わらないけど、鮮やかな深紅です。

Dsc_2086

そのお向かいのブルガリは、来年の干支の蛇が、ビルディングを取り巻いているデザイン。品格もあってキレイです。

Dsc_2090

銀座通り自体にもクリスマス・ツリー+αのイルミネーションが輝きます。

Dsc_2088

今年は地面の花壇部分も、鮮やかに輝いています。うーん、実物は写真の10倍程ステキですね。

Dsc_2091

よく見ると、左下のような感じで豆電球が敷き詰められています。まあ雨でもショートしたりしないようになっているんでしょうね。

Dsc_2092

ああ、「ヒカリミチ」と名付けられているんですね。

「光の道」、そして「未知の光」。 まだまだ紹介したいと所がたくさんある年の瀬の銀座です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月 6日 (木)

FIFAクラブワールドカップ開幕

いよいよ始まりましたね、FIFAクラブワールドカップ。横浜での第1戦はサンフレッチェ広島(開催国枠=Jチャンピオン)vs.オークランド・シティ(オセアニア代表)。 TV観戦ですが、行った人は寒い中ご苦労様でした。

試合は終始広島ペース。オークランドはプレスもきつくなく、パスが気持ちよく回ります。ほとんどが相手エンドでのプレイとなり、広島が攻めまくります。右サイドをミキッチが破り、高萩、佐藤寿人あたりがからむ攻撃で、何度もあと一歩のチャンスを作り出しました。でも点につながらず。相手キーパーもかなり良かったです。 それにしてもミキッチって、いい選手ですねえ。ああいうサイドバックがいると、チームとしてはどれだけ楽かって感じです。

後半になっても守りまくるオークランドのゴールが割れず、嫌な空気が漂いかけた66分、青山の ちゅどーーーーーん!!というロングシュートが見事に決まり、結局この1点を守り通して広島が勝ちました。いやー凄いシュートでした。ロベカルか!? その後の「釣り」パフォーマンスはイマイチの出来でしたけど・・・。

サンフレッチェの次戦は、日曜日のアルアハリ(アフリカ代表)とのゲーム。Jリーグのチームがどんどん勝ち進んで、昨年のレイソルの4位よりも上に行ってもらいたいものです(そして世界に放映されても恥ずかしくないパフォーマンスを!)。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2012年12月 5日 (水)

セブンとサンクスのクリームお菓子

Dsc_2069

セブンイレブンの『東京牛乳を使ったミルクムースシュー』(126円)です。中に詰まった白いクリーム(ムースというよりは、とろっとろの水っぽいクリームって印象)のおかげで、注意深く食べないとこぼれてしまいそうなスリルを味わえます。で、このクリームが確かに「ソフトクリリームが溶けそうな時」みたいで、おいしいです。

Dsc_2070

「農協牛乳」ならぬ「東京牛乳」をクリーム中に30%使ってるってことです。「東京牛乳」は多摩地域の酪農家発の東京ブランドなんだそうです。 でもこの商品、裏の表示には「製造者=千葉県八千代市・・・」とあるんですけど・・・。 セブンイレブンの中でも、地域限定販売のようですね。小生は中央区で買いましたけど。

Dsc_2054

そしてこちらは、サークルK・サンクスの「シェリエ・ドルチェ」シリーズより『クリーミーバウムロール』(180円)。 バウムクーヘンの穴部分に生クリームを入れることにより、スライス売りのロールケーキ見たいに仕立てた一品。クリームが結構おいしいですね、でも、あえてバウムクーヘンと組ませる意味がなかったというか、両者のケミストリーは生まれませんでした。そこがちょい残念。「ロールケーキでいいじゃん」との思いは拭えませんでした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月 4日 (火)

今日の点取占い198

Dsc_2072

遠足に行ってまい子になった   1点

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月 3日 (月)

「HICK-ルリ13歳の旅」:C.G.モレッツ=陽明門説

343523_004

映画『HICK-ルリ13歳の旅』は、とにかくクロエ・グレース・モレッツを見る映画。オープニング・ショットの歪んだ唇から始まって、全編クロエちゃんの顔で飽きさせません。撮影時たぶん13歳の彼女が演じる13歳の主人公のロードムービーとして、悪くない出来です。

343523_002_2

とは言えかなりクセ球というかブレ球というか、予想した所に飛んでいかないことがしばしばありますね、この作品。ストーリーにしても人物にしても、分裂症気味というか予想外が持ち味のようです(観ていて、笑っていいのか怖がるべきか微妙だったりしてね・・・)。

343523_005

そこらのモヤモヤを、とにかくクロエの魅力で強引に突っ走っちゃってる感じ。彼女の唇こそ真正の「アヒル口」でありますし、その唇のアーティスティックな独創性ときたら、ミック・ジャガーやティナ・ターナーに追いつけ追い越せといった勢いなのであります。唇だけではなく、独特の目といい眉といい鼻といいアゴといい、いやー、いい顔です。いくら見ていても飽きない顔です。目が離せません。日光東照宮の陽明門が、一日中眺めていても飽きないってことで「日暮らしの門」と呼ばれたように、クロエの顔はまさに「日暮らしの顔」です。この顔で映画が成り立っちゃってます。

343523_001

(以下ネタバレあり)  それにしても、人1人撃ち殺しておいて何事もなく人生は続く・・・っていう妙に爽やかなラストは、道徳的にはいかがなものかと思ったりもしますけれど、まあ大岡越前的な裁きだと思えば許せる気もしますね。アレック・ボールドウィンにそれなりの説得力がありますし。

最終的には、けっこう好きな作品なのです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年12月 2日 (日)

ベルマーレ体育祭と坂本紘司の引退

Dscn1173_convert_20121202224456_2

Dscn1173_convert_20121202224456

寒い中、Shonan BMWスタジアム平塚で行われたベルマーレのイベント『湘南3年B組大体育祭~J1昇格感謝祭~』に行ってきました。いや、坂本紘司選手の引退セレモニーもあるっていうもんですから・・・。

Dsc_2065_2

イベント開始の午後5時ごろには雨も降って来て、厳しい天候。選手たちと一般参加者による運動会的イベントとして、PK対決やスプーンリレーなどがゆるゆると行われます。仮装した選手たちによるサッカーの試合なども行われ、プーさんやスパイダーマンやアノトニオ猪木やメイドやオタクやスギちゃんに扮した選手たちが、かなりゆるゆるとプレイしてくれました。

Dscn1175_convert_20121202224711

そして今年のホームゲームを沸かせた「3年B組ベル八先生」の動画版最終回、これはかなり笑えましたね(失笑ですけど)。コバショウときたら、女子学生だし。

Dsc_2066

「湘南乃風」のHAN-KUNによるミニライブも。観客全体のノリは、ちょっと微妙でしたけど・・・。

Dscn1180_convert_20121202225122

そして最後に坂本紘司選手の引退セレモニー。湘南在籍13年、まさに「ミスター・ベルマーレ」です。

Dscn1178_convert_20121202224819

サポーターもエールを送り続けますし、選手たちは胴上げをしました。正直、大ファンだったわけではないけれど、でもやっぱり湘南にとって紘司は特別な選手でした。 「今後は未定ですが、何らかの形でベルマーレに関わっていきたい」って言ってましたから、もしかしたらコーチ? そして末は監督ってこともあるかもです。

Dscn1179_convert_20121202224943

紘司のいない来期は、一人ひとりが彼の意志を継いで、真摯にプレーしてもらいたいと切に願います。

(クイーンがいなかったのは、ちょっと残念)

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2012年12月 1日 (土)

「ふがいない僕は空を見た」:それでも生きていく

342806_004

映画『ふがいない僕は空を見た』は、都内単館公開。なんと2時間22分もありますが、無駄に長いとは思いませんでした。タナダユキ流に屈折しながら、今という時代がしっかりここにあります。 それにしてもR-18指定なんですけど、そこまでエロいとは思えませんねえ。

342806_002

脚本は山下敦弘とのコンビでならした向井康介(原作は窪美澄の小節)。コスプレ、年の差恋愛、不妊、痴呆症、自然分娩信仰などなど、多くの現代的問題を語ります。そのベースとなっているのは、“Nobody's perfect.”という思想に思えます。誰もが満たされず、誰もが心の闇をかかえながらも、必死に厄介事と対峙して生きているのです。そこらがタナダユキさんの世界とシンクロして、この作品を生かしました。

342806_001

(以下ややネタバレあり)  「あいつの人生終わったな」と言われてしまった斉藤くん(永山絢斗)にとっては、まさかの展開だったことでしょう。もしかしたら誰の人生にも、罠や落とし穴が待ち構えているのかもしれません。斉藤君は、それでも生きていかなければならないのです、あなたや私と同じように。 それゆえに、ラストの出産が微かな希望のニュアンスを帯びることが嬉しいのです。

342806_003

斉藤君のお母さん役の原田美枝子が、とてもいい味の好演でした。『ヘルター・スケルター』でもクールに素晴らしかったのですが、本作の助産師さんのプロフェッショナリズムと母親の心とが、さっぱりさらさらとしたトーンの芝居の中に深い印象を与えます。 彼女と組む助産師「みっちゃん先生」役の梶原阿貴も良かったですねえ。彼女の舌打ち、最高でした。注目したい役者です。 そして田畑智子の姑役の銀粉蝶さんが、こわかったなあ。ほとんどホラーです。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

« 2012年11月 | トップページ | 2013年1月 »