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2013年1月 9日 (水)

「脳男」:二階堂ふみがスゴイ!

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映画『脳男』を試写で観ました。予想以上に上質なエンタテインメントに仕上がってました。栗田豊通撮影による見事な画の中に、サスペンスとアクションとがスタイリッシュでクォリティー高く両立しています。まあ、少々マンガ的ではありましたが。

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生田斗真の「脳男」がハマってます。若き美形のハンニバル・レクターといった趣きです。後姿から振り向く彼の横顔のショットが多いのですが、その時の鼻の稜線のカーブが実に特徴的な「生田斗真の鼻」でして・・・絵的にもすごくキマリます。彼が上半身脱いだ時の筋肉も、意外なほど凄かったし、必殺のアクションもなかなかサマになってました。

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松雪泰子も、強弱とりまぜた良い芝居。 ですが、江口洋介の刑事は常にバカみたいに怒ってわめいて威張ってて、ちょっと劇画的すぎやしませんか?

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でも本作を成り立たせているのは・・・と言ってしまいたいほど凄いのは、二階堂ふみの異様な芝居! この邪悪な、全く心というもののない凶暴キャラを、眉毛を剃って狂気全開で演じています。女の子っぽい声と、非道な暴力性とのギャップもインパクト大ですし。 『ヒミズ』や『悪の教典』とあまりにも違うんでビックリ。いやはや大した実力です。

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本作の数々の爆破シーンは、邦画洋画通してちょっと例を見ないほどの凄まじさです。CGではなく、本当に爆破させているということですが、迫力や炎の大きさ、音響などハンパなく凄いです。技術スタッフがよく頑張ったと思います。

ヒットしたら続編も・・・みたいなエンディングでしたが、エンドタイトルに流れるキング・クリムゾンの『21世紀のスキッツォイド・マン』がこれまた、実にマッチしているのでありました。

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