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2013年1月 8日 (火)

「つやのよる」:女優競演も、やや不調

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映画『つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語』の完成披露試写会@新宿バルト9に行って来ました。 阿部寛、大竹しのぶ、小泉今日子、風吹ジュン、野波麻帆、怱那汐里&行定勲監督による舞台挨拶がありましたが、予定されていた真木よう子が体調不良のためとかで欠席し、ちょっと残念でした。

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この映画は、「艶(つや)」という女性を巡る男と女の群像劇。5つのエピソードを(大竹と怱那は母子役なので二人で1つ)それぞれの女優が引っ張る形のオムニバス形式。ユニークなのは、中心となる艶さんが最後まで顔をはっきりとは見せないこと。幻のような「艶さん」を媒介にして、それぞれの愛を描いて行く趣向です。 この艶さんを演じるのが(ぼんやりとだったり、顔がほぼ隠れた状態だったりしますが)、『朱花の月』(河瀬直美監督)などの大島葉子(はこ)。タイトルロールにも関わらず、ほとんど目立たない珍しい役柄です。ヒッチコック『ハリーの災難』のハリーみたいなものでしょうか。

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複数のエピソードを描くとはいえ、2時間18分はちと長過ぎに感じられました。どうにも映画が弾んで行きません。もともと暗めの話ですしね。 それと恋愛のドロドロを描くにあたって、行定監督がけっこうユーモアを配置していて、笑える描写も多かったのですが、客席はやけに静かでした。みんな、恋愛ドラマでは笑っちゃいけないとでも思っているんですかい?

いずれにしても、「たぶん小説の方がいいんだろうなあ」と思えてしまうのが辛いところです。コントロールが定まりませんでした。

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役者では10kg減量したという阿部ちゃんが、げっそりして「役者魂」を感じさせました(ほとんど力石徹に見えましたね)。 岸谷吾朗は、川上宗薫を意識したような外見で笑わせます。 荻野目慶子はなんとも醜悪な女を演じてますが、彼女と小泉今日子のケンカシーンは、かなり激しいバトルでした。 真木よう子は今回とてもさっぱりしていて、感じ良かったなあ。いい顔でした。

T0014649p

ちなみにポスターデザインは、清川あさみさんです。白、シルバー、ゴールドで、キラキラです。

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» 「つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語」 [或る日の出来事]
小泉今日子さんが出ているから、というだけで観たのであるが。 [続きを読む]

受信: 2013年1月28日 (月) 23時00分

» 『つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語』 [京の昼寝〜♪]
□作品オフィシャルサイト 「つやのよる ある愛に関わった、女たちの物語」□監督 行定 勲□脚本 伊藤ちひろ、行定 勲□原作 井上荒野□キャスト 阿部 寛、小泉今日子、野波麻帆、風吹ジュン、真木よう子、       忽那汐里、大竹しのぶ、荻野目慶子、岸谷五朗...... [続きを読む]

受信: 2013年2月 2日 (土) 08時46分

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