歌舞伎座オープン近し
新しい歌舞伎座。隈研吾設計の歌舞伎座。創設以来5代目の歌舞伎座。いよいよオープンが近づいてまいりました。
久々に前を通りかかったら、もう外観はあらかた出来あがっておりました。ただ、白い! いくらなんでも、もう少し色やら何やら追加されるんでしょうね。
でも、幕見席用の券売所とか入口とかを見てもわかるように、できる限り先代に忠実に、そのまま昔の姿で復活できるように作っているのですね。
正面入口も柱といい、提灯といい、先代と同じです。これならファンも納得ってもんでしょう。
東京メトロの東銀座駅とも直結で、駅が劇場脇につながるみたいですね。これは便利。
ただ、後ろ側にはででーんと29階建て145mのビルディングが! 玉三郎が「お墓みたい」と言ったとかいうやつですね。
裏手から見ると、まあこんな感じ。 でも批判されようが何だろうが、むしろこんな現代的なビルの中に劇場が入るスタイルにならなかったことを称え、喜ぶべきだと思います。経済効率と、文化性をきっちり融合させた隈さん・・・さすがです。
そしてオープンまで「あと40日」。勘三郎、團十郎無き後の、歌舞伎の新世紀がもう間近なのです。
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