「ハーブ&ドロシー ふたりからの贈りもの」:敬愛すべき二人の続編

映画『ハーブ&ドロシー ふたりからの贈りもの』は、2010年に劇場公開された『ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人』の続編。監督はどちらもニューヨーク在住の日本人・佐々木芽生(めぐみ)さん。NY在住の奇跡のアート・コレクター(元郵便局員と元図書館司書の夫妻)を追った傑作ドキュメンタリー、その後日談です。
彼らのコレクションを50点づつ、全米すべての州の50か所の美術館に寄贈して展覧会を開かせるというプロジェクト。つまり2,500点(!)もの作品を手離して、アメリカ中で観客に公開していくという有意義な試みの模様を追っていきます。
相変わらずこの二人、いいんですよ。敬愛すべき存在であり、絶妙のコンビです。常にクレバーで、渉外能力も高い実務家のドロシーと、ほとんどしゃべらずとも存在感たっぷりに「目利き」の冴えを感じさせるハーブ。後半、ほとんどもうボケかかってんじゃないのかと思っていたら、展示スペースへの作品の掛け方を彼が指示する時の、適切でテキパキとした毅然さはさすがでした。まさに目がキラッと輝いて、アートの神が降臨したかのようで・・・。

(以下ネタバレあり) 日本でも報道されましたが、夫のハーブさんは昨年夏89歳で亡くなりました。映画はその後のドロシーの姿も追っていますが、「あくまでも夫婦の共同作業だったのでもうアート・コレクションはやめた」と宣言する彼女。うん、それでいいですよ。あなたたちは本当によくやってくれました、とドロシーさんをねぎらって、これからの彼女に穏やかな日々を与えてあげたくなるような終幕でした。
(当ブログでの前作の記事はこちら) ↓
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世之介を中心に置いた群像劇とも言えますね。とりわけ深い関わりを持つのが、吉高由里子演じるお嬢様なわけですが、この素っ頓狂な感じがなかなか生きてました。かなりヘンで、吉高さんに合ってました。彼女とお屋敷のメイドさんのからみを見て「おお、吉高と広岡のダブル由里子だ!」と発見したエライ小生。











































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