地下化なった下北沢駅と駅前市場の最期
小田急線の下北沢駅が昨日から地下化となり、南口の階段降りた所に新しい改札口ができました。
だもんで、駅の中から旧駅舎や線路を見ると、うわー、無人で看板や広告が取り払われて・・・。あっという間にゴースト・ステーションと化していました。
うーん、確かに魂が抜けてあの世に行ってしまった感じがいたします。
よく見ると、結構ユニークな、他に似た駅の少ない、あるいは昔の小田急的な要素を強く持った駅だなあと思います。
おかげで南口と北口を結ぶ「開かずの踏切」が開いちゃいました。てか、踏切なくなっちゃいました。
南北問題の解決です。ノー・ストレスです。 ラク!
そうなると気になるのは「駅前食品市場」ですが、こちらも地上駅舎と運命を共にするようにクローズされ、幕が下りてしまいました。
いや、正確には(比較的新参の)居酒屋「てっちゃん」だけが営業を続けていましたが、他の店は全てシャッターを下ろしておりました。
鉄パイプを組んで、通れなくしてある区域もありました。
で、下から4枚の写真は、ひと月前(2/23)に撮影したもの。
この時もほとんど閉まっていたとはいえ、豆屋さんだけは開いていたりして、まだかろうじて「生きている」感があったんですけどねえ。
また昭和がひとつ消えていきます。世の流れとはいえ、残念なことです。
特に下北沢という、新しいものと古いものが雑多に混ざり合う街を象徴する一角だっただけに、哀惜の念もひとしおです。
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コメント
う~~ん・・・。
なぜか自販機も哀愁を帯びて。
投稿: risi@いけばな | 2013年3月25日 (月) 08時12分