アルガルベ杯最終戦:課題の山
アルガルベ・カップの5位決定戦、女子日本代表は1-0で中国を下しましたが、うーん、何ともじれったい内容でした。 中国には勝てると踏んだのか、また初戦のように新人中心の先発メンバー。大儀見とゲームキャプテン熊谷、ボランチ宇津木以外は新入りなでしこたちだったわけですが、「先輩を脅かす」ようなことが全く無く、むしろ「このレベルで代表って…(汗)」な人たちばかり。結局使い続けても特段の成長も見られないといったところ。世代交代を狙いとしていろんな実験を行っている佐々木監督には、厳しい現実ですね。
両サイドバックのていたらくには、ますます近賀、鮫島の偉大さを思い知るだけですし、187cmの巨大キーパー山根のフィードのまずさ、足もとのおぼつかなさにはあきれました。
新人の中ではむしろ田中美奈、田中陽子が良かったのですが(前への姿勢とかボールを追うガッツとか)、まだまだ歯がゆい感じ。とにかく配給役がいないので、前の方の選手が生かされないのです。
日本代表の抱える課題がハッキリ見えたということに異議を見出すしかない大会でした。「光明」までは全く見出せませんでしたが・・・。佐々木監督も大変です。
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