銀座シネパトスの終焉と新歌舞伎座の誕生
3月31日で閉館した銀座シネパトス前を通りかかりました。映画館3つが無くなって、寂しい限り。
それにしても飲食店や(百貨店以外の)小売店が消えても何の報道もされませんけど、映画館の場合はいろいろと報道されることが多いってことは、「腐っても映画館」というか、みんなそれぞれの思い入れがあるんでしょうねえ。
通路にはファンの寄せ書きボードや、映画人たちのサインがいっぱい。
地下街に残っている飲食店の命も、もうあとわずかなんでしょうねえ。
銀座の魔境の終焉です。
でもまあ終わる命もあれば、生まれ出ずる命もあるわけでして、その翌々日の4月2日には新しくなった歌舞伎座が華々しくオープンしたのです。
うーん、先代=四代目の建物とほとんど一緒の見た目ですねえ。色白になりましたけど・・・。
違うのは後方に高いタワーがそびえ立っていること。
勘亭流歌舞伎文字の垂れ幕。やはり似合いますねえ。歌舞伎座らしい風情です。
脇には新しく「歌舞伎稲荷大明神」の神社なんかもできていました。へー。
で、地下鉄東銀座駅と直結している地下エリアには、弁当屋やコンビニやコーヒーショップと共に歌舞伎座土産を扱う広々としたスペースも。
歌舞伎座に入らなくても買えるお土産が色々揃っております。
ちなみにロゴはこんな感じ。アディダス調の3本ラインは、後ろにそびえるビルを表しています。そうか、「(銀+歌舞伎)座」なのですね。
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