「あまちゃん」が面白すぎる!
4月スタートのNHK朝ドラ『あまちゃん』が、メチャクチャ面白いです!
(前作の反省を込めて?)朝ドラ王道の物語を描きながら、期待以上にNHKらしからぬ宮藤官九郎ワールド!TBSで磯山晶プロデューサーとやらかしてた、あの感じが匂い立ちます。キャスティングも宮藤作品おなじみの人が要所要所に含まれていて、けっこう意見や希望が反映されているんじゃないかなーと思った次第。
それにしても笑えます。「じぇ!」「じぇじぇ!!」「じぇじぇじぇ!!!」にまつわる件りなんか大笑いでした。コレ、流行りますよ。
ダイアローグの軽さ、ポップさ、巧みさはまさにクドカン流ですし、それに加えて朝ドラ風の「紋切り型」ナレーションを“あえて”使ってます(「○○は××と思った」みたいに説明的なナレーション)。クドカンとしては、あー、これラクでいいなーと重宝している気がします。その形骸化ナレーションを逆手に取ったりもしていますし。
バーのカウンター(内と外)に居並ぶメンツが、小泉今日子、杉本哲太、渡辺えり、菅原大吉、塩見三省、美保純、荒川良々、宮本信子って・・・、一つの絵にこの顔ぶれって・・・、どれだけスゴイの?どれだけ濃ゆいの? ほんとキャスティング、凄いっす(海女さんたちも片桐はいりとか木野花とか多士済々でして)。
宮本信子さんも、小泉今日子さんもいいけれど、やはり能年玲奈がイヌっぽくてかわいいったらありゃしない! 大江戸は映画『グッモーエビアン』で主人公の女の子の友達役で出てた彼女に注目しましたが、いやー、「ザ・少女」な感じで良いです。朝ドラ前作の「マグロのような目をした偉そうに怒りまくる女」に較べて、なんとすがすがしいのでしょう。普段の髪型と、オデコを出した時とで顔が全然違うのも不思議です。
橋本愛が早くも大物感を漂わせて登場したのには唸りましたし、このドラマ内での今後が楽しみ。 あと有村架純ちゃんがキョンキョンの少女時代を演じてて、デビュー当時のキョンキョンの髪形だったりして、横顔なんかけっこう似てるんですよ、これが。
カラオケでの「ゴーストバスターズ」(笑)なんて、まさにクドカン。まさに非NHK的。ホントに半年間ずっと楽しめそうなドラマです。
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