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2013年5月23日 (木)

「華麗なるギャツビー」への期待

大江戸が今いちばん楽しみにしている公開待機作といえば、それはもう『華麗なるギャツビー』です。映画館で予告編を見ると、その映像にノックダウンされちゃいます。(公式サイト)↓

http://wwws.warnerbros.co.jp/thegreatgatsby/

なんせ監督がバズ・ラーマン! いやー、大正解です。彼の圧倒的なケレン味が、そしてシャネルNo.5のCMなどに代表されるゴージャスでエレガントなモード感覚が、最高に生かされていると思います。ちょっと映像を見ただけで、その絢爛豪華な美術、衣装、映像と、重厚な本物感に圧倒されます。 しかも3D(2D版もあり)ってことで、そこにも興味しんしんです。この時代の豪奢な建築や美術を3D体験ってのは、かなり興味深いものがありますね。さらに衣装提供がプラダやミュウミュウやブルックス・ブラザーズ、宝飾品提供がティファニーと、画面に華やぎと厚みをもたらしてくれそうです。

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1974年の初映画化ではラルフ・ローレンによる「ギャツビー・ルック」が一世を風靡したのですが、ロバート・レッドフォードのジェイ・ギャツビーに、フィツジェラルドの小説とのギャップを感じたのも確か。そこ行くと今回のレオナルド・ディカプリオは、独特の「うさんくささ」がいい感じにギャツビーの影の部分を表現していそうで、合っている気がします。デイジーも、独特な個性のミア・ファローよりも今回のキャリー・マリガンの方が、ギャツビーが求め続ける「夢の女」っぽいのではないでしょうか。

タイトル・デザインやクレジットなどトレイラーにもふんだんに出て来るアールデコ文字も、黒字に金だったりして、ものの見事に『ギャツビー』の世界観を表しています。うーん、まさに小生の大好きな「アメリカン・デコ」(エンパイア・ステート・ビルディングに代表されるアレ)の世界です!

’74年版が映画全体の出来としては「ちょっと・・・」だっただけに、今回の『ギャツビー』への期待はかなり大きいものがあります。6月14日の公開が楽しみでなりません。

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有名な、ロバート・レッドフォード版は当ブログは未見。 このため、全く真っさらな気持ちで、この映画に向かいあった(笑) その感想は... さすが F・スコット・フィッツジェラルドが原作の小説。 主人公ギャツビーの光と影を、少しずつだが、くっきりと描き出してい...... [続きを読む]

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