イラク戦のモヤモヤ
ワールドカップ・アジア最終予選、既にブラジル行きのチケットを手にした日本の最終戦はvs.イラク。日本ホームでの対戦時には、ジーコが率いていたチームです(現在の監督はペトロヴィッチ)。 結果は89分の日本の得点で、1-0と勝利。今回も相当もたつきました。じらされました。でもあのカウンターにおける岡崎、遠藤の走りと、最後の遠藤の「確率を上げるための」横パスはさすがでした。
それにしてもザック采配はまたしても??です。4日後にはるかブラジルでコンフェデ初戦があるっていうのに、このゲームで香川や遠藤や岡崎や長友や今野を休ませない謎。どう考えても、控え組を試すと共に、出場で彼らのガス抜きをして、しかも主力組を休ませるべき試合でしょう。酒井高徳や乾や中村憲剛を最初から使えばいいのに。3人目の交代選手として高橋秀人を投入したのがアディショナルタイムに入ってからというのには、もう開いた口がふさがりません。誰のためにもなりゃあしません。
いずれにせよイラク選手が想像以上に良かったことは確かです。速いし、体強いし、スタミナあるし、「個」では負けることも多かったと言えるでしょう。この1戦に賭ける思いも多きあったでしょうし、慣れていないメンバーの組み合わせだった日本が苦戦したのも当然かも知れません。
てなわけで多くの不安を抱えたまま、コンフェデレーションズカップが始まってしまいます。ただ日本チームの常で、本気出すと機能するし、試合を重ねるごとに連繋が取れていくんですよね。3敗しても何の不思議もない対戦相手(ブラジル、イタリア、メキシコ)ですけど、期待するといたしましょう。
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