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2013年6月21日 (金)

「バレット」:ウォルター・ヒル復活

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映画『バレット』は、ウォルター・ヒル11年ぶりの監督作品。そしてまぎれもなくヒル流の、タイトでクールな男の世界です。91分というサッカー1試合分の上映時間も、いかにもヒル流ですし。

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それにしてもこのスタローン、いくら年期の入った殺し屋とはいえ、あまりにも簡単に人を撃ち殺しまくります。しかしそれが異常者に見えないようにするためか、敵や周囲の連中も何のためらいもなく撃ち殺しまくっています。まあ、『エクスペンダブルズ』が機関銃でやっているところを、単発の銃に替えたってことかも知れませんが・・・。

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ウォルター・ヒルらしさは夜の映像やら、シーンの変わり目のギミックやら、無駄のない直線的な展開やら、相棒とのいがみ合いやら・・・とキリがなく、斧のバトルまで出てくるに至っては、もう拍手喝采モノです。エンディングの車が走り去る夜の街なんて、もろ『ストリート・オブ・ファイヤー』で、あれだけ人が死んでる割にはすがすがしさすら感じるラスト。そこらがまたウォルター・ヒルらしさですよねえ。

今回のバディは韓国人。スタローンとの凸凹ぶりがなかなか結構です。『48時間』の時代には白人のバディはアフリカ系でしたが、時代は変わるのですねえ。その分、黒人は悪役になっておりましたが(別に政治的に気を使わないで済む存在になったということ)。

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いやー、予想以上に面白かった。なのに本作は3週間で上映終了(今日が最終日)、場内に観客はまばらでした。 シュワルツェネッガーの『ラストスタンド』といい、スタローンの本作といい、実に面白い「映画らしい映画」なのに、今の観客には全くアピールしないようで・・・、困ったものです。観れば面白いと思ってもらえるはずなんですけど。

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