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2013年7月31日 (水)

湘南、川崎に逆転勝利!

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メインスタンド改修中の等々力競技場で、川崎-湘南戦を見ました。今日はわけあってアウェイ・サポ席ではなく、バックスタンドの1F。

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試合は好調フロンターレが力量を見せつけ、ベルマーレは防戦一方。高山、小林という両翼を加えた5バックにして、さらにはキリノ、ウェリントンまで戻って、守りぬきます。人数をかけて粘り強く守り通していたのですが、44分という嫌な時間に失点してしまい(しかもオフサイド濃厚な疑惑感の中で)、川崎が1-0とリード。

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ハーフタイムには、赤いオープンカーに乗って、なんと西城秀樹(本物!)が登場!「YMCA」を歌いながら場内を1周して、そのまま車で去って行きました。うーん、意味不明にゴージャス。キングベルやゆるキャラたちもチアリーダーと一緒に踊っておりました。

で、今日の湘南はしぶとくて、56分にコーナーキックから遠藤が頭で同点弾。後半になってからは徐々に川崎のワンサイド攻勢Dsc_2940が、湘南側に傾いていきました。何と言っても、危ないシーンの数々を新加入のGKアレックス・サンターナが鬼神のごとく守り切ります。いやー、こいつはいい買い物をしました。3点ぐらいは防いでいたのでは・・・。

そして66分に見事なカウンターでキリノ→高山のゴール! 引いて守った果ての1点目といい、2点目といい、まさに「弱者の戦術」。ゲームプランがハマりました。最高に気持ちのいい逆転劇です。

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そこから後は、フロンターレの猛攻に遭いながらも守り倒し、2-1で嬉しい勝利!!! もうラスト20分はドキドキしっぱなしの疲れる試合でしたが、疲れなんか吹っ飛ぶ勝ち点3でもありました。最後の川崎のPKが失敗した場面は、アレックス・サンターナの迫力勝ちだったんじゃないでしょうか。 そして、押されまくって失点→逆転→守り切って2-1の勝利という展開は、先日の日韓戦のようでもありました。

もう一人の新加入外国人ウェリントンもデビュー。こいつはデカくて、でもノロいという、あのリンコンみたいなタイプ。ポストプレイや、セットプレイで守る時の高さとしては役だっていましたが、果たして攻撃力としてはどうなんでしょうねえ。まあ、これからに期待しましょう。

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サポ席との間は完全に遮断されていたので、「勝利のダンス」も緩衝地帯越しに眺めるだけでしたが、中断明け初戦がコレってのは、いいですねー。素晴らしいです。はずみがつきます。久々に降格圏を脱して15位になりましたしね。さあ気を緩めるな、これからです!

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2013年7月30日 (火)

「野いちご」:人生がここにある

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昨年の11月か12月に知って以来、ずーっと楽しみにしていたユーロスペースのベルイマン特集上映、しかもいちばんの代表作3本!20日から始まってますね(8/16まで)。まずは大江戸のライフタイム10にも入っている’57年の名作『野いちご』を観ました。

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ウン十年ぶりの『野いちご』です。デジタル・リマスター版なので、クリアーでキズなどあろうはずもないのですが、キレイすぎてシャープすぎて調子狂っちゃうなあ、という贅沢な悩みも。何度も映画館で観たこの映画、だいたいの場面は覚えていますねえ、やはり。 日本語字幕も新しくなっていましたが、昔の方がユーモアがあったし、感動も深かったような気がするのは「ないものねだり」でしょうかねえ。

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老人(著名な医師)の人生を夢と回想の中に振り返る本作ですが、こうしてみるとロード・ムービーだったんですね、コレ。道中出遭うさまざまな男女のからませ方が素晴らしいんです。そして、この旅を通して浮かび上がってくる老人の人生。苦い思い出と悔恨と不安。

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夢の場面がいくつかありますが、やはり冒頭の「白日夢」が圧巻です。シュール・レアリスムやドイツ表現主義の映像化みたいに、ハイキーなモノクロ映像が只ならぬ感覚で迫ります。映画史に屹立する最高の悪夢表現でしょう。

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(以下ややネタバレあり)  そして全てが甘美な思い出(本当にあった思い出なのか、願望としての思い出もどきなのか・・・)に包まれていくラスト。これを成り立たせる、いやもっと言えば映画全体を成り立たせる「老人の顔のアップ」。そのシワ、その表情。そこに人生の全てを描き出したベルイマン。うーん、完璧です。

ちなみに、ユーロスペースで売っていた3作共通のプログラム(1,000円)には3作の「シナリオ採録」も載っていました。これまた昔っぽくて、よろしいですね。

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2013年7月29日 (月)

「ペーパーボーイ 真夏の引力」:映画の文法を破壊するヘンすぎ怪作

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映画『ペーパーボーイ 真夏の引力』は、その軽めの青春映画みたいなタイトルとは真逆のドロドロとヘヴィーな怪作(原題は“The Paperboy”=新聞少年ですぜ。朝刊太郎←古っ! みたいなもんか?)。とにかくポスターあたりの意匠から想像される作品の内容と実際の作品のギャップが、映画史上でも最大級の作品だと思います。

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青春コメディー? 本格ミステリー? 兄弟愛のドラマ? ひと夏の体験もの? サイコスリラー? 変態もの? 社会派ドラマ? ホラー? ・・・と、観る者にジャンルを特定させません。 観ている方としては、いったいどういう話なのか?この先どのように展開していくのか?どういう落とし所に収斂していくのか?が、まったく読めず、非常に居心地が悪いというか、気が狂いそうです。いろんなトーンを蛇行しながら、真面目なのか軽いお遊びなのか判然としないまま進行していきます。 これまで6千数百本もの映画を観ている大江戸ですが、ここまで「先が読めない」不安を感じる作品ってのは、かつて無かったように思います。 しかも描写やカットのつなぎ、シーンのつなぎも微妙にヘンで、ことごとく映画のセオリー、映画の文法を外していきます(エド・ウッドなのか?)。

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だいたいザック・エフロン、マシュー・マコノヒー、二コール・キッドマン、ジョン・キューザックってキャスティング自体、微妙に座りが悪い。しかも二コールはとんでもなくケバい年増ビッチの役で怪演しまくってるし(まあ、マコノヒーもキューザックも怪演の領域ですけど)。彼女が、毒クラゲに刺されたザックを救うためにその場でオシッコをかける権利をめぐって、若い女の子たちと争って勝つ場面なんて、ほとんどシュールに狂ってますもん。

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終盤ハードになっていく展開の果てに、「こういう映画だったんですか、これ?」的な、何とも言えないエンディングを迎えます。滅法陰鬱で気分の悪い結末なのに、笑いたくなってしまうようなヘンさかげん。リー・ダニエルズ監督って、どう考えてもヘンタイです。そしてエンドロールにかぶせて、ミシェル・ルグラン風の哀切な音楽が朗々と響き渡ります。なんだこりゃー!ヘンすぎるぞー!

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2013年7月28日 (日)

東アジア杯、男子は優勝でホッ

サッカー東アジアカップの男子最終戦は日韓戦。元ベルマーレのホン・ミョンボ監督率いる韓国ですが、負けるわけにはいきません。日本は第1戦と同じメンバーが先発。中2日の選手を出すリスクは避けたのでしょうが、2戦目の方がいい調子に見えた選手が多かっただけに、少しは入れ替えて欲しかったところ。

試合は前半後半ともホーム韓国が圧倒的にボール支配して、チャンスの数も多かったのですが、栗原、山口を中心に何とかしのぎました。あの1点を除いては。 一方で、少ないチャンスを2度ともモノにした柿谷曜一郎は、やっぱり「持ってる」人ですねー。2点目なんてほとんど原口の得点なのに、きっちり決めますもん。このペナルティーエリア内での落ち着きと決定力こそ、日本代表にどうしても必要なものです。 そういった意味では豊田も短い時間ながらアピールしました。あのキーパーの後ろでの決定機阻止はポイント高かったですよ。山口蛍が大会MVPってのも、さすがに見る人はちゃんと見てますねー。それにしてもセレッソ、すげーな。

昨日の女子の敗戦、優勝逃がしが悔しかっただけに、溜飲が下がる結果でありました。それでもDFは最後まで安定しませんでしたし、男子も女子も次世代両SBの成長が切望される3試合ではありました。

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2013年7月27日 (土)

東アジア選手権、女子は3連覇を逃す

サッカー東アジア選手権、優勝を決める女子の最終戦は日本vs.韓国戦。韓国はホームだというのに、女子サッカーの人気は低いようで、サポーターの数は少なく、むしろ日本に負けるほど。でもプレイは熱く、ぐいぐい来ました。

前半の日本はその「ぐいぐい」を受けちゃった印象。せっかく先発させた岩渕をはじめ、前の方の選手がなかなかボールを持てません。そしてチ・ソヨンのFKで先制され、後半にもチ・ソヨンにやられて0-2になってからです、ようやく必死の攻撃スイッチが入ったのは。それからは日本が怒涛の攻めでしたが、クロスバーやポストや中国審判団が味方してくれなかったこともあり、大儀見の1点止まり。悔し過ぎる敗戦となりました。

やはりゲーム全体を通しての「必死の力」で韓国が上回った、そして大会のスケジュールのあやで、中2日の韓国に対して日本は中1日というタフな日程になってしまった、ということでしょうね。とにかく「勝てば優勝」というシンプルなゲームだったのに、キャプテン宮間が述べたように「自分たちで難しい試合にしてしまった」感じでした。言っても詮なきことですが、「近賀、鮫島の両サイドがいたら」とか「澤がいたら」と思わずにはいられないところです。やはりレギュラー級と控え組との実力差が、ちょっと大き過ぎます。

田中陽子や猶本ら「ヤングなでしこ」世代がが早く成長してくれないと、大変なんです。ノリオもつらいよ。

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2013年7月26日 (金)

真夏のアイスキャンディー×2

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赤城乳業の『ガリガリ君』の「梨」です。牛乳など入っていないアイスキャンディー(氷菓)ですけど、赤城乳業の『ガリガリ君』です。イラストは垢抜けないけど、年間2億5000万本とか尋常ならざる本数を売っている『ガリガリ君』です。おお、梨の味が実に爽やかです。暑苦しいガリガリ君の顔とは違ってすがすがしい風味で、真夏の暑さにピッタリです。いいね。

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こちらは江崎グリコから出ている『世界のKichenから』の「ソルティライチ 沖縄海塩ひとつまみ」です。『世界のKitchenから』といえばキリンビバレッジだろうってところですが、小さく「江崎グリコとキリンビバレッジが共同で開発したもの」という説明は書いてあるけれど、ロゴとか出ているのはグリコのみです。まあ、あのドリンク同様の味でして、淡く上品でちょっぴり塩気が感じられます。ちょっと微妙な味ですが、真夏の塩分補給には良いのかも知れませんね。

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2013年7月25日 (木)

東アジア杯、男女とも王手

サッカー東アジア選手権の女子と男子の第2戦目。 女子の北朝鮮戦は後半しか見ておりませんが(前半は北朝鮮のフィジカルや球際の強さやロングボールに、日本が押されていたような話でしたが)、技術的にもチャンスメイクも日本が圧倒していました。ただ、北朝鮮は最終ラインでガチッと堅く守っていたので、それをどうこじあけるかという勝負。ボールはよく回るし、アタッキングサードでのプレイも多いのですが、どうにもこうにもゴールネットを揺らせません。こういう時には個人技だと思うのですけれど、大儀見の強さも大野や岩渕のドリブルも、最後の最後で防がれてしまいました(岩渕のシュートがキーパーの美技ではじき出された場面は惜しかったなあ)。 でも世界ランク3位の日本としては、この試合はきっちり勝っとかないとダメでしょ(北朝鮮も20歳位の若手中心だそうですし)。有吉まで故障して、両SBが物足りないってことが、大きく影響したことは確かですが・・・。

一方の男子は、初戦のていたらくに怒ったのか、ザックが先発11人全員を替えてきました。ジーコの時にもありましたよね、「怒りの総とっかえ」。広島の千葉とかジュビロの山田とかがA代表の先発って、凄いことですよね。高橋秀人がキャプテンだったし。 

ところがこのチーム、なかなか良かったんです。連繋も、攻めの形も、けっこういい感じにこなしてました。ワントップの豊田にしっかりボールが収まるところが大きかったと思います。そして斎藤学のドリブルからのシュート! 先週の大宮戦といい、今日のゴールといい、まさにメッシかピクシーかといったところ。乗りに乗ってます。 負けず劣らず良かったのが山田大記。左右両足からのクロスやチャンスメイクは、代表初キャップとは思えない落ち着きぶりで、お見事でした。 2ゴールの大迫も、ちゃんと仕事はしましたね。

でもDFはやっぱり安定からほど遠く、前の試合よりはましかもしれないけれど、みんなヒヤリとさせてくれました。特に千葉和彦がひどかったなあ。ミス、ファウルも多くて。彼がらみで立て続けに2点取られて、たまらず栗原を投入せざるを得なかったあたりに、苦しいチーム事情が見えてます(「おいおい、栗原かよ」って思っちゃったもん。でも、いないんですよねえ)。

楽勝のはずが冷や汗ものの辛勝に変わってしまって、なんだかなあです。 まあ、男子も女子も最終戦にとにかく最終戦に勝って、ペアで優勝の快挙を成し遂げてください!(女子は北朝鮮の結果次第では得失点差もからんできますけど)

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2013年7月24日 (水)

渋谷のブリッジ消えちゃった

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渋谷ヒカリエと銀座線の間の光景。

なんか工事中ですね。

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はい、そうです。もともと東急百貨店側と東急文化会館側を結んでいたブリッジが取り壊された跡なのですね。

何度となく往復したあの全天候型屋根付きブリッジが、影も形もなくなっちゃいました。

右手の白いのは、新しいブリッジ。

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反対サイド(東急百貨店側)はこんな感じ(↓)。青い線路の左わきの白い部分がブリッジ付け根です。

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で、ヒカリエ側をアップにするとこんな感じ(右下)。

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その下の工事囲いには、昔のここらへんの写真と「Shibuya in Action」という文字が・・・。

そうです。今、渋谷は大きく動いています。いろんな記憶が上書きされていきます。寂しくもあり、期待感もあり、ですね。

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2013年7月23日 (火)

「終戦のエンペラー」:グレーの国ニッポン

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映画『終戦のエンペラー』を試写会で観ました。あの奈良橋陽子さんがプロデュースとキャスティングをやっているのですが、なんと彼女は本作に登場する関谷宮内次官のお孫さんなんだそうです。驚きですね。しかも関谷を演じているのが、今年亡くなった夏八木勲さん。味わい深い名演が見られます。

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他の日本人俳優も実に達者な芝居を見せると共に、英語もそれぞれ役の特色を出しながら健闘しています。英語の発音や巧さやしゃべり方に、きちんとキャラクターが反映されているのです。

東條英機を演じた火野正平が、台詞もなく登場場面もわずかなのに、凄い存在感。黙したままでの顔の角度ひとつ、目の表情ひとつで場をさらいます。ああ、今の火野正平にハンニバル・レクターみたいな役をやらせてみたい!

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本作は、皇居におけるいくつかのシーン以外はすべてニュージーランドにセットを設えて撮影したのだとか。その割には見事にあの時代の日本として違和感がなかったし(あの時代から生きていたわけじゃないけど)、日本家屋や調度品、庭園から衣装までの考証もしっかりしていたと思います。ここらも奈良橋さんの功績なのでしょうか。

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日本人が観れば、フィクションとノンフィクションのはざまを描く歴史ドラマとして、まずまず面白いと思う人が多いのではないでしょうか。ただ一方では、やけに「日本びいき」な印象もあり、軍部を「狂信的」と糾弾しながらも「天皇の責任」に関しては、まあこういう描き方をせざるを得ないのかも知れませんね。クライマックスのヒロヒトに対して、ある種の感銘を覚えることも事実だったのですが、全体的には面映ゆくもあり微妙なところです。

一番印象に残ったのは、「この国(日本)では白と黒とがハッキリしない。あるのはグレーばかりだ。」みたいなナレーション。そう、日本ってそういう国なんです。それがいいとか悪いとかじゃなくて。海外の観客には、そこのところを一番わかってもらいたいなあと思いました。

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マリノスvs.マンU戦と闘莉王の解説

香川真司の凱旋試合と言うんでしょうか、雨の平日の夜に6万5千人を超える大観衆を集めた日産スタジアム。横浜Fマリノスvs.マンチェスター・ユナイテッドをTV観戦しました。

開始30秒で先制したマリノス。残念ながら中村俊輔は前半15分ぐらいで(高熱を押しての出場だったため)ピッチをさりましたが、彼がいなくても、故障の中沢がいなくても、日本代表として東アジア選手権に行っている栗原や斎藤学がいなくても、今日のマリノスはいいサッカーをしておりました。技術がしっかりしていましたし、球際の強さだとかセカンドボールの対応だとか、落ち着いたボール扱いだとか、マンU相手に堂々たるものでした。ゲスト解説の闘莉王が言っていたように、3-2の勝利は、決しておかしなものではなく、十分に適正な結果だったと思います。

一方のマンUは、いくらプレシーズンとはいえ、控え組の若手中心の先発陣だったとはいえ、ちょっと「らしくない」敗戦。まあ、役者が欠けたり、連繋ができてなかったりはするでしょうけど、それにしても強さを感じさせてくれませんでした。後半途中から30分ちょっとプレイした香川もまだ調子が悪く、キレがなく、ミスも多く、がっかりな出来でした。

それよりも意外な良さに驚いたのが、田中マルクス闘莉王のゲスト解説。ピッチ内での猛々しさとは対称的な穏やかな語りで、適切かつ鋭い意見や情報をもたらしてくれました。特に選手目線からのプレイ解説の着眼点や明快な分析には「なるほど」と思わされることしきりで、「この人、将来解説者できる!」と感心しました。日本語だって、セルジオ越後以上ですしね。

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2013年7月22日 (月)

がっかりな似非(えせ)「うなぎ」商品

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今日は土用の丑の日ってわけで、うなぎ類似商品をご紹介。

まずはセブンイレブンの『う~なぎチョコパン』(145円)。大きめです。てらてらと光沢があって、ちょっと異様です。実体はパンにチョコレート・コーティングしただけのもの。ひれと尾はチョコのみ。でも肝腎のチョコが大したことないので、全体としてどうってことのない大味な商品です。ま、ヴィジュアル勝負ですからね。見た目も、うなぎとも大サンショウウオとも黒ツチノコとも泥まみれのニョロニョロ(ムーミンの)とも取れるようなものであります。

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で、こっちはハウス食品『オーザック』の「うなぎのかば焼き味」。タレと山椒でそれっぽくしてあるはずなんですが・・・、but 全然そんなことありません! 山椒の香りがしないし、お味もなんかヘンに甘いだけで、うなぎのタレとは到底思えません。結果として、へんな匂いの甘ったるいポテチという、悲惨な出来になっています。正直まずいっす。誰かストップかけなかったのかなあ、この企画。

やっぱり高くても、国産の本物に限るようでございます。

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2013年7月21日 (日)

(番外編)茅ヶ崎:ランニングとビーチとルートビア

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<「東京温度」番外・茅ヶ崎編> 

去年もやったのですが、走りの仲間と共に真夏の湘南ラン。茅ヶ崎の海の家で着替えて荷物を預け、そこから海岸線をゆっくりゆっくり走って江ノ島水族館折り返しのコース。往復で15kmちょっと。顔や首には日焼け止めを塗っていたのですが、手足など結構焼けました。

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で海の家でシャワーを浴びてから、まずは生ビール!!うまいっす! そしてカヴァ(スパークリングワイン)「フレシネ」をご相伴に預かりました。カレーライスもそれなりにうまし(ごはん硬かったけど)。

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食後はビーチに出て、ごろ寝&浮輪でプカプカ。大人なので、日焼け対策しながらです。

今年できた「サザン胸熱BEACH SHOP」なるものもありましたが、ま、大ファンでもないとちょっとどうかしらん?てな微妙なスポットでした。

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で、帰りには茅ヶ崎駅前の沖縄居酒屋で飲み直し。オリオンビールに続いて、ルートビアを飲みました(実は去年も同じことやってます)。そう、あの悪名高い、湿布の匂いのするソーダ、いやむしろ「飲む湿布薬」のルートビア。ただ、小生の場合、全然大丈夫です。むしろお口直し的に、結構気に入ってます。周囲の人々は味見して、次々に倒れていきましたが・・・。 まあ、でも年に1回飲めばいいかな、ってところです。

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東アジア選手権、男子のひどい試合運び

サッカー東アジア選手権、男子初戦もvs.中国。全員国内組でフレッシュすぎるほどの顔ぶれでしたが、90分を見終えて、この試合運びには心底あきれました。

前半3分にPKを取られたのは、いつもながら「余計なことやっちゃう」栗原のミス。でも日本代表もその後、徐々にペースを取り戻して同点。その後は、前半の残りと後半を通してずーっと日本のペース。そして中国は早くから足が止まった状態になり、そこを突いての柿谷、工藤の得点で3-1と、どう見てもここで「勝負あった」という展開。後は交代選手を試しながら、4点目、5点目を狙える展開でした。ところが、4点目を取らないうちに、2つ目のPKを取られて2-3。こうなると中国だって、息を吹き返してしまうのです。 ここでキチンと守って勝ち切ることの大切さを誰か教えてやらなかったのか? とにかDF崩壊状態の3失点目でした。3-1になったあたりの両チームのコンディションとレベルでは、同点にさせることは至難の技だったのに、それをさせてしまったことのアホらしさ。いくら急造チームとはいえ、あまりにも未熟な試合運びでした。

柿谷をはじめ前の方の選手は良いのですが、ディフェンダーは総崩れ。駒野、栗原、森重、槙野とみんなミスが多かったなあ。コンフェデ3試合9失点のDF崩壊を救う人材を探す今大会のはずなのに、これではね・・・。ザックさん、これでも闘莉王を呼ばない(ま、佐藤寿人もですが)んでしょうか? 駒野キャプテン、特にひどかったなあ。

残り2試合を考えると、絶対勝っておかねばならない試合だったのですが(できれば大差で)、女子と違って苦しい船出となりました。

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2013年7月20日 (土)

東アジア選手権、女子白星発進

サッカー東アジア選手権in韓国、今回は初の男女共同開催。まずは女子の初戦、vs.中国です。

澤、鮫島、近賀を故障で欠く日本ですが、今日は全く問題の無い2-0の勝利。得点以上の実力差が明らかでした。中国が昔と戦い方を変えてきて、パワー、フィジカルまかせにラフプレーで、ってやり方じゃなくなったので、日本としては随分戦い易くなりました。序盤こそ元気でしたが、時間を追うにつれて「しおしお」になっていったし。

1点目の安藤も、2点目の中島もシュートうまかったなあ。なんでベルマーレの選手はこういう風に決められないのだろう、と悲しくなった小生でした。

ピンチらしいピンチもなく楽勝で完封しましたが、北朝鮮や韓国が相手だとこうはいかないはず。今日も左SB宇津木が(いつもながら)ミスを多発していたので、要注意。ミスが命取りになる相手ですからね。

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2013年7月19日 (金)

「スタンリーのお弁当箱」:何なんだ、この先生は?!

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映画『スタンリーのお弁当箱』はインド映画異例の、なんと96分の小品! 子供たちが生き生きとした佳品ではありますが、一方では不満や突っ込み所も満載の珍妙なる一品です。

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話はとてもシンプルで、それこそ土門拳の名作写真集『筑豊のこどもたち』を思わせるものです。あの写真集は日本がまだ貧しかった戦後の筑豊で、お弁当を持って来れない生徒がお弁当の時間なのにマンガを読んで過ごしているといった光景を写し取っており、本作もそれと似ているなあと思うことしきりでした。

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それにしても物語のキーとなる「いやしいいやしいお弁当おねだり教師」に心底あきれてしまいます。何なんでしょう、この人は? いくらなんでも、ほとんど「ありえねー!」の世界です。こんなこと続けていたら、いくらなんでも問題になるでしょう。しかもスタンリーを恫喝する言葉の「自分の棚上げぶり」とかが笑えるほどスゴイですね。彼の存在自体もそうですし、いろんな所で「ありえねー」と思ってしまいます。そこを強引に突き進むのが、インド映画のパワーなのでしょうか?

345016_006インド映画なのに「普通の」映画になっていて、ある種の驚きなのですが、一方では挿入歌があまりにも説明的になり過ぎていて、違和感たっぷり。そこで起こっていることや心情を歌詞にして、あまりに説明的に歌い上げるもので、ちょっと困惑してしまいます。

後から知ったのですが、あのいやしいサイテー教師が、スタンリー君の実の父親であり、この映画の監督でもあるんですって! こりゃビックリ! インド人にビックリ!

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2013年7月18日 (木)

金麦CMのラスト1秒

今流れているサントリー「金麦」CMが、やけによろしい。もともとこのシリーズは、檀れいがえらく魅力的に撮られていて素晴らしいと思っていたのですが、「好評だろうから長続きしているのだろう」と解釈していたところ、調べてみると実は「女性に嫌われる」CMだったみたいですね。いわく、「檀れいが(妻ではなく)愛人に見える」といった意見が多いようです。うーん、言われて見ればまあそうかもねえ(だからってCMを全否定することはないと思うのですが)。または、「『女』を前面に押し出し過ぎている」って…いーじゃん、別に。

で、今回の「夏散歩」篇ですが、古風な板塀の町を金麦求めてさまよう檀れい→「あったよ!」の笑顔→ゆかたでグビッで、商品名→最後の1秒で風鈴の短冊越しによく見えない檀れいの顔、という作り。この「最後の1秒」が素晴らしいのです。メチャクチャ効いているのです。揺れる短冊の合間から覗く檀れいの表情と、そこだけ無音になる1秒。その映像と音の感性が切れ味鋭くて、繊細かつ天才的な仕事だなあと感心しました。このシリーズでは今までも、最後につけ足す1秒が洒落っ気や色気や情感たっぷりにけっこう効いていたのですが、ここまで見事なのは初めてお目にかかりました。とにかくあの表情、そしてそれをよく見えない状況にしてのマジカルな表現。たったの1秒だけど、1秒ってホントに大切だし、多くのことを表現できるってことが、改めてわかります。

下のサントリーのサイトから見ることができますが、私も何回か見た中で最後の1秒までうまく見られる時とうまく行かない時があった(むしろ見えないことが多かった)ので、ご注意ください(というか何回かトライしてみてください)。いや、むしろTVで見ていただいた方が次のCMとの間で、よけいインパクトがありますので、そこらへんよろしくどうぞ。

http://www.suntory.co.jp/enjoy/movie/viewer/alcohol_normal_hd.html?hd=532732511002&sd=532723893002

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2013年7月17日 (水)

ベルマーレ、辛い敗戦

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仕事を終えて猛ダッシュで駆けつけた(平塚駅からはタクシー!)BMWスタジアム。ビールと「暴れん坊復カツサンド」を手に席に着くと、すぐにキックオフ。本日の試合は湘南vs.新潟。コンフェデ中断を挟んで、大江戸としても久々の観戦です。

4日前のアウェイ甲府戦に勝ったベルマーレとしては、もう一つ勝って8月頭までの中断期を迎えたい大事な試合。今後の残留争いって意味においても、是非勝っておきたい相手です。ユニフォームは毎年7月はコレ、七夕バージョンの黒ユニです。

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前半はずっと湘南が押しまくっていました。あまりにも好調にボールが回ったり、再三の決定機があったりしたもので、ちょっとアルビレックスをなめてしまったのではないかな。「これだけ押してるんだから、点なんかそのうち必ず取れる」って空気がピッチの内にも外にも満ち満ちてましたもん。

ところが好事魔多し。結局点が取れずじまい。一方ではやらずもがなの2点を与えてしまい、終わってみれば完敗でした。1点目はDFの人数足りてるのに、なんかマークがずれてるし、油断してるし。2点目は攻めまくってた時のカウンターで、ゴール前に広大なスペース。防げたはずの失点が重なりました。後半は新潟のペース。だから甘く見ちゃダメなんですよ。

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そして誰もが好機、決定機を外しまくるひどさ。中でも高山薫の重ね重ねのシュートミスには、目を覆いたくなるほど。参りました。彼に限らず永木も岩上も他の選手も、どうして??ってほどフィニッシュの精度が低いのです。「せめて1点」が何と遠かったことか。

あらゆる意味で、辛い敗戦でした。こういう日に2時間かけて家まで戻るのは、しんどいです。

今日のクイーンは二人だけと遭遇。いつもながら、このスマイルがせめてもの救いですね。 でも、宮市弟が入ってくる来期、ちゃんとJ1でいましょうよ! 頼んます!

↑さーにゃ

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                          みっさ→

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2013年7月16日 (火)

ポール11年ぶりの来日決定

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夕方、有楽町駅前で朝日新聞の号外を配ってたんです(ま、広告特集ですけど)。ポール・マッカートニー11年ぶりの来日決定です! 11月18/19/21日@東京ドームです。

大江戸は’90年、93年、02年と過去3回の来日公演はみんな行ってます。今度も行っちゃうんだろうなあ、S席16,500円とやけに高い (‘jjj’)/けど(ドームなのに)。

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ポールも71歳! 6月のニューヨーク公演は当然の満席ソールドアウト。まあ、これが最後かも知れませんもんねえ。そして号外に湯川れい子さんが書いていたように、「ロンドン五輪の開会式で、たった1曲聞いて大感激したポールを、なんと38曲!!」ってことですもんねえ。ま、「伝説に参加する」ってことでしょう(若いあなたも、見ておくと将来孫に自慢できます!)。

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2013年7月15日 (月)

パワーエイド フューエルエックス

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コカコーラ社から新登場の『パワーエイド フューエルエックス』です。長ったらしい名前ですが下の方には更に「MOUNTAIN BLAST」と書いてありまして、なんだこりゃ?と思ったらラベルに説明がありました。いわく「マウンテンブラストとは:山のベリーの味わいあふれる、すっきりとしたオリジナルフレーバーです。」ですと。

そもそもこいつは、「エナジー系スポーツ炭酸飲料」、つまり炭酸系のスポーツドリンクなんですね。電解質(水分補給サポート)×マルトデキストリン(持続系エネルギー)×カフェイン(モチベーションサポート)ってことで、こりゃもうランニングのお供にぴったりなわけですね。

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で早速走る時に試してみたのですが、冷えたやつを走る前に少し飲んでからしばらく走って、また飲んでみると・・・、キャップを開けたとたんにほとばしる炭酸の泡!あわてて口でお迎えに行きましたが、ちょっとこぼれました。これって、ランニング用としてはどうなのよ。しかも青いんです。グラスに注いで飲むわけでもないので、ほとんど関係ないんですけど青いんです。

そしてお味は、やけに甘いんです。アメリカ的なソーダ飲料の甘さ。最後の方は完全にぬるくなってから飲んだのですが、気は抜けてるわ甘ったるいわで、かなり厳しい飲み物でした。 だがしかし、ラベルの隅にはこうも書いてありました・・・「FIFA World Cup 公式飲料」!! 来年はブラジルのピッチ際にこれ並ぶのでしょうか?! 鼻から泡が吹き出しそうで、心配です。

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2013年7月14日 (日)

「ローマでアモーレ」:今回は切れ味鈍し

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映画『ローマでアモーレ』は、ウディ・アレンが久々に役者としても登場した作品。バルセロナ、パリ、ロンドン、ローマですか・・・。観光案内映画的な趣きのあるこのヨーロッパ・シリーズは、作品の出来としてはみんな今一つなのも特徴。好みで言えば、小生の場合はロンドン(『恋のロンドン狂騒曲』)ですね。

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ま、話はいつもの調子で、4つのエピソードが交互に描かれて、コミカルな恋愛模様や人間模様が繰り広げられていきます。ローマって街に引っ張られてか、艶笑喜劇のニュアンスが濃いですね。でも近作の中でも全体的にゆるくって、1時間51分もいらなかったんじゃない?って感じ。小生はウディ本人が登場するアレン映画の方が好きなのですが、本作ではその神通力も今一つ。これなら出なくても良かったんじゃない?

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それにしてもペネロペ・クルズ、やけに体重増えたと思いません? ものすごく「デカイ」感が増加しておりました。 そして若妻ミリー役のアレッサンドラ・マストロナルディが若い頃のスーザン・サランドンそっくり(『ロッキー・ホラー・ショー』あたり)で、可愛いったらありゃしない、でした。このエピソードが、4つの中で一番出来が良かったと思います。

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それにしてもロベルト・ベニーニが突然セレブに祀り上げられるエピソードって、何なんでしょう? 何の種明かしもなしに終わりますし、シュール過ぎます。それも含めて、全体的にマエストロの切れ味が良くなかった印象。ちょっと残念ですが、ウディの長ーいフィルモグラフィーの中では、しばしば起こること。また次回作に期待するとしましょう。

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2013年7月13日 (土)

「俺はまだ本気出してないだけ」:ぬるいですねー

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映画『俺はまだ本気出してないだけ』は、まあ堤真一の「出オチ」ですね、ほとんど。もっとも予告編やら宣材やらで前もってお目にかかっているので、特段の衝撃はありませんでしたが・・・。パンツ一丁とかバスタオルの女性巻きとか少々たるんだ腹を出して寝てるとかは、ファンにしてみれば「うわ!」かも知れませんが、小生などにしてみれば「もっともっとだらしなく太るデ=ニーロ・アプローチで、ド肝抜いてくれよ」という感じです。ぬるいですねー。

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基本的に主たる登場人物には、悪い人がいません(キャバクラの従業員たちやファーストフード店のチンピラのみ)。ガミガミ怒ってたり、ちょっとワルだったり、身勝手な奥さんだったりしても結局は「いい人」っていうお話。なので、まあのんびりと、いろいろあっても何一つ変わっていないようなエンディングを迎えます。ぬるいですねー。

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主人公のダメダメぶりが痛すぎて、イマイチ笑えもせず、ちょっとツライですね。「愛すべきダメ男」に成り得ていないんです。そして世間の人がみんなやさしくて、父親と神様だけからしかダメ出しされないんで、作劇的にもピリッとしないんです。ぬるいですねー。

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橋本愛は(彼女にしては珍しく)終始性格が良い役で、見ていてすがすがしいですね(いや、最近は『あまちゃん』でも、ナマイキだったりグレたりしちゃってるもんで・・・)。 山田孝之も、生瀬勝久も、久々に「ちょっといい人」の役ですし。 そうか、主人公だけがひたすらダメダメで、周囲の人々がちょっといい人という珍しい作劇へのチャレンジなんだ!? でもなんだかそれって、・・・ぬるいですねー。

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2013年7月12日 (金)

「エンド・オブ・ホワイトハウス」:「ダイ・ハード」にしちゃえば?

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映画『エンド・オブ・ホワイトハウス』は、2時間きっちりと楽しませてくれる娯楽作。まあドンパチの派手なこと、派手なこと。ホワイトハウス急襲シークェンスにおける銃弾の雨あられときたら! 攻める方も守る方も、「何もそこまで」ってぐらい撃って撃って撃ちまくります。空から陸からの攻撃が、大迫力かつ嫌な感じに迫ります。人がバタバタ死にます。

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「まああの国ならこれぐらいやりかねない」っていう敵国設定で、まず第一段階成功していますよね。それにしてもあのガンシップどっから米国内に入って、どうやってここまで来たんだ?とかツッコミどころ満載ではありますが・・・。まあそれでもいいか、と思わせるだけの勢いはありますからね。

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それにしてもほとんど『ダイ・ハード』シリーズと入れ替え可能なプロットですね。脚本を多少アレンジすれば、すぐにでもジョン・マクレーンの冒険譚に変わりそうです。ってか、こっちのホン使った方が面白かったじゃないか『ダイ・ハード ラスト・デイ』。

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ジェラルド・バトラーの元SPが、まあ強いこと強いこと! 岡田准一よりも強いぞ(真木よう子よりも・・・)。でもちょっと魅力薄。ブルース・ウィリスよりも薄いぞ(いえ、頭じゃなくて・・・)。

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最後の対決はなぜか意外なほどあっさりでしたね。で、その後に控える発射装置ストップへのカウントダウン攻防は、まあ今までどれだけ繰り返されてきたろうって感じですけど、ま、それなりにOK。「ハッシュタグ」の件りなんざ、ちょっと笑えましたよね。

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2013年7月11日 (木)

柑橘風味のビールやら何やら

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サッポロの夏季限定『常夏気分』です。新ジャンルです。「2つのフレーバーホップが生んだトロピカルでみずみずしい香り」というコピーの通り、ホップ感が強いのですが、それが苦さと共にフルーティーなフレイバーも醸し出していて、確かに夏らしい一品です。ま、でもこの舌に残る苦さとか、オレンジか何かみたいな風味って、大江戸的にはあんまり好きではありませんですが・・・。

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で、こちらは噂の『よなよなエール』。この記事を書く人の9割が「なよなよエールかと思ったら・・・」というボケをかますという『よなよなエール』。作っているのはあの『水曜日のネコ』も作っている軽井沢のヤッホー・ブルーイング。色が濃い、値段が高い、評価が高いというこのビール、いやエール、何かに似たオレンジ味・・・と思ったら、そうアレにそっくりでした。BMWスタジアム名物の『ベルマーレビール』=オレンジピール入りの逸品に近いんです。もっとも、大江戸は普通のビールのように冷やして飲んじゃいましたが、この『よなよなエール』は、13℃が適温なんだそうで、ヨーロッパ的にぬるめのやつをちびちびやるんでしょうね。となると・・・、夏向きではありませんね。評価保留です(でもきっと好きではない)。

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2013年7月10日 (水)

「インポッシブル」:比類なき津波描写と、ヒューマニティー

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映画『インポッシブル』は2004年スマトラ島大津波の時に実際あった家族の物語をベースにした作品。ナオミ・ワッツやユアン・マクレガーが出演している英語作品ですが、実はスペイン映画なんですね。びっくり。

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それにしても津波シーンのリアルな迫力というか、リアルすぎるほどの描写の凄さ! VFXのレベルはハリウッド以上。とにかく津波の怖さをこれだけわからせてくれた映像ってのは、史上初でしょう。韓国映画『TSUNAMI』やイーストウッドの『ヒア・アフター』よりも圧倒的です。「なぜ津波がそんない怖くて、なぜそんなに死者が出るのか?」ってことは、実際のニュース映像を見ていてもわからないのですが、この映画で描かれているように、激流の中をガラスやら金属やら木やら、それも尖ったものやらギザギザのものやら角のあるものやらがいろんなスピードで流れたり止まったりしていて、そこを無防備な人体が抗い難い奔流の力で振り回されて行くのです。ぞっとします。

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我々日本人としてはリアルに怖すぎる映像ですし、正視できない人も大勢いることでしょう。しかし、本作品は決して興味本位なスペクタクルとしてではなく、真摯な姿勢でこの映画を作っているとわかります。多くの人に観てほしい力作です。

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木がなぎ倒され、沼のようになった被災地一帯の造形や描写も見事ですし、負傷し出血しながら歩く母親の辛そうな痛そうな描写も圧巻。彼女が病院に収容されて以降、傷と顔色の悪化でゾンビか悪魔つきのようになっていくあたりはもう「これはホラーか?!」と思うほどの凄絶さ。これだけ顔を汚したり、水と格闘したりしたんだから、オスカーはあんなチンピラ女優ではなくてナオミにあげたかったなあ。

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中盤以降いろんな所でとにかく泣かせてくれますが、「これってちょっとないでしょ?」とか「ちょっと安直すぎない?」と思っても、「だって実話(がもと)なんだもーん」ってことで、最後まで感動して観られるって寸法。いやー、泣けました、泣きました。ベタかも知れないけれど、小生は許しちゃいます。特定の災害の話から、普遍的な家族愛や人間の生きる姿勢についての物語に敷衍していったからこそ、この作品の意味が深まり、質が高まりました。ダニエル坊やの使い方、うまかったなあ。

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2013年7月 9日 (火)

今日の点取占い211

Dsc_2863もうなにもしないから許して下さい   1点

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2013年7月 8日 (月)

「嘆きのピエタ」:驚愕のラスト

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映画『嘆きのピエタ』は、心の病から隠遁生活に入り、『アリラン』を経て復活したキム・ギドク監督作品。寡黙さ、不可解さ、悪い男、暴力、痛さ、絶望、キリスト教・・・と、あのキム・ギドクらしさが還ってきました。

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キム・ギドクの世界は常に「寓話」の世界。リアルではなくても、象徴性のパズルとして物語が進んでいきます。そんな中にリアルな暴力と痛みが差し込まれ、絶望の果てに聖なるものが見え隠れするのです。

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母親と名乗るこの女は誰? いったい何のために?という真っ当なミステリーを軸にして、ギドク作品にしては異例なほど真っ当に展開していきます。高利貸しの取り立て屋という社会性も含めて、非常に真っ当な「見易さ」に貫かれています。

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(以下完全ネタバレ)  しかし、この映画はやはり驚愕のラストに尽きます。絶望と贖罪により、主人公が企てる自殺=自動車に引きずられ続けること、よって車の後ろには延々と人間の幅の赤い線が引かれていくという、鈍い悪夢のような描写。これぞキム・ギドク! 残酷で聖なる寓話性。 そしてこれで思い出したのが大昔読んだ「チョーク」という伊丹十三の小片。(確か伊丹本人がバイクに乗っていて、という設定だと思いましたが)その大きく重いオートバイが猛スピードで転倒し、車体と道路だかガードレールだかに挟まれたライダーがそのままチョークのように擦り減っていって、最後にはなくなってしまうという一文。うーん、まさにこれだよなあ・・・。

ところで先ほどギドクの誤変換で「偽毒」と出てきた時には唸りましたね。うーむ、深い。

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2013年7月 7日 (日)

アナーキー・イン・高円寺

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高円寺駅そばの路上で違和感のある物体を発見。

近づいてみると、・・・??!!

動物?? いや、人間の髪の毛だと思われるものでした。

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うーむ、こわいっす。 不気味っす。髪に怨念がまとわりついているかのようで・・・。 しばらく前まで貞子がここにいたのかしらん? そういえば斎場もそばにあるし。それとも現代美術ですか?

暑い暑い夏の日の白日夢のようにアナーキーな光景でした。 

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2013年7月 6日 (土)

上半期は邦画洋画ともに豊作

うーむ、今年の映画は邦洋ともに豊作です。上半期だけでベスト10に恥ずかしくない作品が揃っちゃうなんて、かつてないほどの充実ぶりです。こりゃあ1年終わった時が大変だ。てなわけで、上半期(1-6月)に観た高評価作を順不同で・・・

<邦画>

DOCUMENTARY OF AKB48  NO FLOWER WITHOUT RAIN 少女たちは涙の後に何を見る?   桜並木の満開の下に   箱入り息子の恋   みなさん、さようなら   すーちゃん まいちゃん さわ子さん   ペタル ダンス   舟を編む   桜、ふたたびの加奈子   はじまりのみち   脳男   ぼっちゃん

<洋画>

二郎は鮨の夢を見る   華麗なるギャツビー   イノセント・ガーデン   ビル・カニンガム&ニューヨーク   ムーンライズ・キングダム   グランド・マスター   キング・オブ・マンハッタン 危険な賭け   ハーブ&ドロシー ふたりからの贈り物   フライト   ラスト・スタンド   バレット   孤独な天使たち

7月になってから観た作品でも『コンプライアンス 服従の心理』や『映画「立候補」』は素晴らしい出来で、次のベストテン選びは嬉しい悲鳴というか、贅沢な悩みとなりそうです。

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2013年7月 5日 (金)

「映画「立候補」」:オモシロ素敵なマック赤坂

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6月29日からポレポレ東中野で公開されている『映画「立候補」』が妙にヒットしているようで、午後7時からの回を観たのですが、なんと満席。通路に座布団敷きで観てた人もおりました。みんなマックが好きなんだね。

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2011年の大阪府知事選に立候補した泡沫候補たちの選挙戦を追ったドキュメンタリーで、その主役はこのたびの参議院選にも立候補しているマック赤坂。そう、大江戸が何度かお伝えして来た異色のエンタテイナー候補です。彼を主役格に据えながら、外山恒一、羽柴誠三秀吉らの泡沫候補の方々も出演。こういうストレンジな泡沫候補って、日本独自の存在なんでしょうか(映画の中では「自分の国にはこんな候補者はいない」と言う外国人も出てきましたが)。

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とにかく今年公開された映画の中でもトップクラスの面白さです。笑えます。そして終盤、不思議な感動めいたものまであります。時折挿入される字幕がまたオフビートな笑いを誘うんですよねえ。

京都大学農学部卒で、伊藤忠商事に25年勤めたマック。根本的には頭良くて真面目な人なんだと思います。そんな人がなんでこのような奇行を?という問いの答えは映画の中にはありませんでした。そこがちょっと残念ですが、まあ最終的には「人間って不思議で面白いね」と言ってしまえるとこだと思います。

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終盤に登場する橋下徹陣営や安倍首相などに対する時のマックの姿は、まさに巨大風車の前のドン・キホーテ(そういえばサンチョ・パンサもいますね)。こういう時には基本的に弱小なものの方につく大江戸としては、判官びいきの血が沸き立つ場面でした。だってあいつら、マックに「帰れ」コールを浴びせたり、日の丸持ちながら罵倒したりするんですぜ。どこかヘイトスピーチにすら似ているような全体主義の恐ろしさを見事に表現していて、そこがこの映画の価値を高めたことは言うまでもありません。人間マックの表情、そして息子の取った意外な行動。やっぱり小生はマック赤坂さん、好きですねえ。ま、だからと言って投票するかどうかは、また別の話ですけど。

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2013年7月 4日 (木)

「コンプライアンス 服従の心理」:神経をすりつぶすような傑作

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映画『コンプライアンス 服従の心理』は意外なほどの傑作。90分の小品ながら、最初から最後までいやーな気持ちにさせてくれて、映画館の椅子に座り続けるのが苦痛なほど。卑劣さに対する怒りやら何やらで、もう胸が苦しくて・・・。これほどまでにエモーションに働きかける映画も他にはありません。観ていて、体の具合が悪くなっちゃいそうでした。

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これが実話に基づく映画だっていうことに戦慄し、暗澹たる気分になります。そしてこの映画、リアルな再現ということにおいて、実によく出来ています。脚本も、演出も、役者たちの演技も、見事にこの「嘘のような本当」の事件の映画化に生命を与えて、ぐぐぐいっと引き込みます。よくよく考えればヘンな話だったり、おかしな点が多いわけですが、ギリギリでそれを信じさせる詐欺のように精緻な映画作りのおかげで、一応の説得力を持って、突き進んでいくのです。

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(以下少々ネタバレあり)  それにしてもひどい話ですが、あの犯人は何が目的だったのでしょうか。何十件も罪を重ねていたようなので、たぶん愉快犯なんでしょうね。実際の罪状としてはそんなに重くないのかも知れませんが、この映画を観ていると死刑でも飽き足らないぐらいに思えてしまいます。そこがこの映画の凄さかも知れませんね。 一方でファストフード店の店長の立ち位置の興味深さ、これが更に映画を不快かつ深いものにしています。つまり誰もがこの店長になってしまったかも知れないというやりきれなさ。彼女にムカつきながらも、一方で彼女が自分のことを「被害者」だというのもあながち間違いではないかもと思ってしまうのです。

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精緻にしてこれだけインパクトの強い作品を作り上げた新進のクレイグ・ゾベル監督には注目しておきたいと思います。

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2013年7月 3日 (水)

「恐怖と欲望」:封印を解いちゃった・・・

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スタンリー・キューブリックのデビュー作は『非情の罠』('55)とされていますが、本作はその2年前に作られた幻の劇場映画デビュー作。しかしながら自作のクォリティとそのコントロールに厳しいキューブリックとしては、「アマチュアの仕事」という評価を下し、長い間封印されていた作品なのだとか(なんでもプエルトリコの映像資料庫で発見されたのだそうですね)。

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モノクロ・スタンダード、確かにどうってことのない62分の小品です。製作費も恐ろしく安かったはず。登場人物もコンパクトです。 で、哀しいかな、キューブリックがお蔵入りさせたわけがよくわかるような作品なんです。時代を斟酌しても「普通、時々拙劣」程度の出来であり、同じモノクロの戦争映画としても'57年の『突撃!』と較べて、大いに劣ってしまいます。

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戦争の狂気とか言ってみても、(特に現代の目で観ると)なんだかぬるいというか、牧歌的ですらあります。

結論としてはキューブリックの判断は適正だったということでしょうし、そのまま寝かせといてもよかったのになあってところです。ご本人は墓の下なので、どうすることもできず、残念無念でありましょう。

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2013年7月 2日 (火)

どんちゃかどんちゃか♪

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横浜駅東口方面で見かけた看板。2Fにご注目!

「どんちゃか幼児教室」!! いいなあ。楽しそうだなあ。 あ、どんちゃかどんちゃか♪

「お宅のお子さんはどちらへ?」 「うちのは、どんちゃか幼児教室なの。」 あ、どんちゃかどんちゃか♪

ちょっと違うけど、昔よく聞いた島忠家具センターのCMソング「♪どんじゃらー、しまちゅうー どんじゃらー、しまちゅうー しまちゅう家具センター」ってのもなかなかでしたよね。

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2013年7月 1日 (月)

「華麗なるギャツビー」:豪華絢爛な眼福映像

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映画『華麗なるギャツビー』は期待通り、いやそれ以上の素晴らしさ。3Dで観たのですが、その効果も映像の狂騒状態に拍車をかけるようで、いやー豪華絢爛なスペクタクルでした。

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なにしろバズ・ラーマンのケレンを堪能するつもりで観たのですが、前半のパーティー・シークェンスなどには彼らしい映像の乱痴気騒ぎが観られはするものの、全体的にはむしろラーマンらしさを抑えた堂々たる作り。フィッツジェラルド原作に敬意を表しながら、クォリティの高い映画に仕上げました。大江戸としては’74年のロバート・レッドフォード&ミア・ファロー版(ジャック・クレイトン監督)よりもこちらを上位に置くことにためらいはありません。

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メインタイトルで擬古体的モノクロから黒と金のアールデコに変わっていく凝りようと美しさ。とにかく映像・色彩のコントロールと、細部までの美術、衣装のゴージャス感、一流感のめくるめく奔流。時代再現のみならず、プラダやティファニー、ブルックスブラザーズの醸すファッションの絢爛と現代性。ヒップホップまで動員して表現するローリング20'sの狂騒と爛熟(ちなみに“Rolling”ではなく“Roaring”=うなりを上げる、とどろく ですよ)。そんな中に最終的には「祭りの後の寂しさ」や「諸行無常」の喪失感を滲ませていった本作はやはり見事な映画化と言えるでしょう。 パーティーで夜空に花火が上がって、音楽は『ラプソディ・イン・ブルー』のあのあたりを使うなんてのは、ウディ・アレン『マンハッタン』へのオマージュだったりするのでしょうか?

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原作でも印象的だったプラザ・ホテルの一室における当時の真夏の再現=冷房が無いので、氷で涼を取る。しかしながらメンズの装いはタイドアップの3ピース・スーツ!真夏なのに、みんなベスト(“waistcoat”って言います)です。「クールビズ」なんて品位の無いものは、かけらもありませんね。ここでの男たちの顔にうっすら脂汗がにじんで上気してるあたりのリアルな描写も見事だなあ。

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ギャツビーがデイジーとの思い出の数々を後生大切に完全保管しているあたりの意地らしさも、実に男のロマンティシズムですね。彼がデイジーとの再開で、少年のようにドギマギしてしまうあたりを、レオナルド・ディカプリオは意外なほど説得力たっぷりに演じます。最近のでっぷりと憎々しい悪人レオとは違って、バズ・ラーマンとの『ロミジュリ』のレオをちょっぴり引っ張り出してきたようで、健闘していました。胡散臭さも含めて、レッドフォードよりも「ギャツビーらしい」と言えるような気がします。 キャリー・マリガンもミア・ファローよりも可愛らしくて世間知らずで、デイジーっぽかったし、トム・ブキャナン役のジョエル・エドガートンは日本の配役なら絶対岸谷五朗だろうなあ。

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「ロマンティシズムと喪失感」という原作のテーマがきちんと打ち出されていた点も、やるじゃないかバズ・ラーマンって感じでしたし、とにかく華麗なる映像が終始「眼福」なのでありました。

 

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