「エンド・オブ・ホワイトハウス」:「ダイ・ハード」にしちゃえば?
映画『エンド・オブ・ホワイトハウス』は、2時間きっちりと楽しませてくれる娯楽作。まあドンパチの派手なこと、派手なこと。ホワイトハウス急襲シークェンスにおける銃弾の雨あられときたら! 攻める方も守る方も、「何もそこまで」ってぐらい撃って撃って撃ちまくります。空から陸からの攻撃が、大迫力かつ嫌な感じに迫ります。人がバタバタ死にます。
「まああの国ならこれぐらいやりかねない」っていう敵国設定で、まず第一段階成功していますよね。それにしてもあのガンシップどっから米国内に入って、どうやってここまで来たんだ?とかツッコミどころ満載ではありますが・・・。まあそれでもいいか、と思わせるだけの勢いはありますからね。
それにしてもほとんど『ダイ・ハード』シリーズと入れ替え可能なプロットですね。脚本を多少アレンジすれば、すぐにでもジョン・マクレーンの冒険譚に変わりそうです。ってか、こっちのホン使った方が面白かったじゃないか『ダイ・ハード ラスト・デイ』。
ジェラルド・バトラーの元SPが、まあ強いこと強いこと! 岡田准一よりも強いぞ(真木よう子よりも・・・)。でもちょっと魅力薄。ブルース・ウィリスよりも薄いぞ(いえ、頭じゃなくて・・・)。
最後の対決はなぜか意外なほどあっさりでしたね。で、その後に控える発射装置ストップへのカウントダウン攻防は、まあ今までどれだけ繰り返されてきたろうって感じですけど、ま、それなりにOK。「ハッシュタグ」の件りなんざ、ちょっと笑えましたよね。
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