日本2-4ウルグアイ:収穫と課題
キリンチャレンジカップの日本-ウルグアイ戦は、またしても日本の守備崩壊で2-4の敗戦。まあウルグアイの「個の力」が凄いことは確かですけれど、それよりもとにかくミスを、スキを、見逃がしません。1点目なんて、日本が押し続けているさ中の「やらなくてもいい点」。結局みんなコンフェデの反省に基づいた修正なんか、できていないわけです。 吉田麻也なんて軽いプレイで失点して茫然としていたら、すぐに伊野波と替えられちゃいました。酒井高徳もミス多かったし、困ったもんです。 DF陣がとにかくいつでも速攻に対応できないし、やっちゃいけないところでミスをしてしまう(かっさらわれてしまう)、最後の最後で間に合わない・・・ここらが一向に改善されないのです。
でも「攻撃的チーム」として、前の方は相変わらず好調。ボールもよく回り、多くのチャンスを作っていました。仲良く1点づつ取った香川、本田もなかなかのコンビネーションを見せていましたし、ワントップ先発の柿谷や、後半柿谷に替わって入った豊田も、そして岡崎も、みんなそれぞれの持ち味を発揮して健闘していたと思います。新たなワントップ候補の二人はというと・・・柿谷のトラップは天才的ですねー。大江戸のサッカーにおける悟りは「サッカーって、突き詰めると最後はトラップ」なのですが、彼のFWとしてのトラップ、そこからシュートへの流れはもう最高です。 一方の豊田も、ポストプレイができて、ファウルももらえて、守備も献身的に行って、高さもあるという重宝な芸風。二人とも、来年のW杯には絶対必要な駒だと思います。
でも最高に良かったのは、やはり遠藤! あの視野、あの落ち着き、あの技術、あの勝負勘・・・、確かに「絶対に替えの効かない」最重要選手です。
ああ、それにしてもあと10か月足らず。センターバックはどうすればいいのでしょうか・・・? 山口蛍のコンバートなんてのはいかがでしょうか?
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