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2013年8月 7日 (水)

(番外編)直島・豊島補遺&高松

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(直島の補遺) ベネッセハウス(ホテル)の階段。安藤忠雄らしいコンクリート打ちっぱなし壁面と相まって、当然光も計算されていて、やはり建物自体がアートです。

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廊下に至るもこんな感じなのをご覧いただければ、わかっていただけるいでしょうか。見事なものです。

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ベネッセハウスの庭にはニキ・ド・サンファールのこんな原色動物アートがいくつもありました。

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草間彌生のカボチャのうち「赤カボチャ」は、中が空洞になっていて、入れるんです。内側から見るとやはりドッツで、こんな不思議な感じ。

(豊島の補遺) 基本的にここらの美術館はすべて撮影禁止(外観はOK)。だから画像ナシなのですが、でも今回一番感動して、センス・オブ・ワンダーで満たされたのが、豊島美術館のアーティスト・内藤礼と建築家・西沢立衛による作品。驚くべきことに、2010年にオープンしたこの美術館=その建物と一体化した、この作品1点のみなのです。ただ、その1作品を見るために人々がやって来る。そして、不思議な体験の感動に満たされて、また行きたくなる。そういう作品です。床に湧き出て移動する水のアートなのですが、写真や文章では絶対に表現できない作品なのです。自分で体感するのみ。生涯忘れられない体験になることでしょう。

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豊島にこの7月にオープンした「豊島横尾館」。古民家を改造した横尾忠則さんの美術館なのですが、あっけに取られます。作品数はたったの11点。そして庭が極楽的な極彩色(庭石が真っ赤に塗られていたり、黄金の亀がいたり・・・)。写真でも右手にそびえている円筒形のタワーに入ると、内部には滝の絵ハガキがびっしりと貼りめぐらされていて、鏡の効果で上も下もどこまでも続いているよう見えますし、床面も底が抜けているように感じられて、高所恐怖症の人は絶対アウトでしょうね。

(そして高松) 高松ではもちろん讃岐うどんも食べまして、市美でやっていた『丹下健三展』を鑑賞。土地柄、広島平和記念資料館や香川県庁舎などを中心に、丹下およびその周辺の人々の業績を追った展示。日本で「昭和の建築家」を一人挙げるのなら、やっぱりこの人でしょうねえ。ヒロシマ、東京オリンピック、大阪万博、都庁などなど、時代のモニュメントとなる仕事をし続けたアーキテクトでした。

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ことでんに乗って、屋島方面の八栗駅へ。「イサム・ノグチ庭園美術館」(予約入場のみ)は、彼の仕事場だったこの石の町のはずれにあります。庭園に配された作品。屋内に展示された作品。昔のままの仕事場。住居や裏山など。これまた「ここでしか体験できない!」なのです。

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最後に栗林(りつりん)公園に。なぜか「くりばやし」ではなくて「りつりん」。なぜか松の木だらけなのに「栗林」です。江戸時代に百年余りをかけて作られたこの広大な庭園は、なんと「ミシュラン・グリーン・ガイド」で3つ星に輝いてもいるのだとか。そして池が6つもある広さです。

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茶室やら太鼓橋やら、いちいち素晴らしいですね。じりじり照りつける30数度の気温の中ではなく、もうちょっといいシーズンに来たかった気もしますが、ま、それはそれで得難い経験ではありました。

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