「モンスターズ・ユニバーシティ」:及第点ですが・・・
映画『モンスターズ・ユニバーシティ』は、前作(と言っていいのか?)『モンスターズ・インク』から12年たっての続編。12年たっちゃったんですねえ。そして前日譚形式を取ってきました。
アメリカ東部のアイヴィー・リーグっぽい匂いに満ちています。厳しい規律とバンカラさ、エリートのいやらしさとポジティブな向学心。
ま、それなりに楽しめるし、いろいろ工夫しているのはわかるんですけど、及第点を超えるものでもありませんね。「上手に作った」感じはあるけれど、内からほとばしるスポンタニティには欠けるような。ま、小生がこの世界やこのキャラがそんなに好きではないってことなのかも知れませんが・・・。
マイクって、妖怪の「べとべとさん」に「一つ目小僧」を足した感じですよねえ(眠ったら「べとべとさん」)。 そう考えると、サリーは『ウルトラマン』のギガスをベースに、妖怪「牛鬼」をまぶした感じ。 そう考えていると、むしろ日本版『怪獣・妖怪ユニバーシティ』を作ってもらいたいなどと思うのでありました。
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