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2013年9月13日 (金)

「ノー・ダメージ 佐野元春」:必見!圧巻のライブ!

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フィルム『ノー・ダメージ 佐野元春』を観ました! 30年前のライブ・フィルム+αでして、佐野さんは27歳です。佐野がニューヨークに旅立つ前の、1982-3年の初期の総決算的なライブ(「Welcome to the Heartland Tour」「R&R Night Tour」)の圧倒的なステージに加えて、バックステージや『グッドバイからはじめよう』のTVCFのメイキング映像とか、謎のジョン&ヨーコ・パロディーとかが詰まった1時間11分。

当時は佐野がNYに行ってる間にライブ会場で上映されたように記憶してますが、もちろん観てます。しかしながら、当時の編集とも違うと思うんですけどねえ。未見のシーンがいくつあかるように思えました。もっとも内容的には8割がた同じ『Truth 1980-1984』(小生はレーザーディスクを何度となく見ました)の記憶とごっちゃになっているのかなあ。『Truth』にはライブの裏方さんたちの場面はないし、NYでの『Tonight』MVとか『コンプリケーション・シェイクダウン』のTVCFとかが入ってるし、ラストは『ハッピー・マン・メドレー』の最後のジャンプ(ストップモーション)だったのですけど。

やっぱり映画館のスクリーンで、いい音響(5.1chサラウンド)で観ると、違います。サイコーです。映像自体は16mmフィルムゆえの粗さと、暗い部分がつぶれて見えない、アップはほとんどないといった残念さがあるものの、佐野とハートランドの圧倒的なエネルギーで魅せまくる最強のロックンロール・ショーとなっています。

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ステージングは当時のブルース・スプリングスティーンやエルヴィス・コステロの影響をもろに受けてます(ってか、かなりパクリなのですが)が、シルバーグレーのスーツを着て細身のタイを締めて歌うことのカッコ良さ! あの独特の歌唱とステージアクション! サックス(ダディ柴田)との掛け合い・バトル! いやー、無敵です。圧巻です。

伊藤銀次(ギター)をもう少し見せて欲しかったところではありますけどね。ライブでの銀次は、ピート・タウンゼントばりに手を回したりジャンプしたりして、楽しくカッコイイのです。

思えばMV前夜というか、ほとんどアーティストのライブ映像が残っていない時代、PVの無かった時代。マスター・フィルムがレコード会社の倉庫で発見されたことから、今回のデジタル・リマスタリング版の公開になったと聞きましたが、佐野の場合これだけでも残っていて本当によかったと思います。心揺さぶるエネルギーに満ちてますもん。

ポスターのキャッチコピーは「つまらないオトナにはなりたくない。」--言わずと知れた『ガラスのジェネレーション』のラスト・フレーズです。小生の永遠のテーマでもあります。 観れば興奮と感動と活力をもらえるこの『No Damage』、できるだけ多くの人に、特に佐野の一番いい時(と言い切ってしまおう)を知らない若い人に観てもらいたい作品です。

触発されて、11月の「名盤ライブ『SOMEDAY』」のチケット(高額なので迷っていた)、速攻取っちゃいました。

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受信: 2013年9月17日 (火) 06時34分

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