「怪盗グルーのミニオン危機一発」:ミニオンと前髪クネ男
映画『怪盗グルーのミニオン危機一発』は、『月泥棒』に次ぐ第2弾。これがアメリカでは大ヒット、日本でもまずまずのヒットとなった要因はやはり、「主役を食った脇役」としてブレイク→増殖した ミニオンたちのおかげなんでしょうねえ。本作ではやはり前作よりもたっぷり出ております。
そもそも話自体はどうでもいいような作品なのです。キャラクターを楽しむ作品。そして、主役のグルーよりも魅力的で、彼らのシーンにこそ観る喜びが存在するってのが、ミニオンなのであります。同じようなのがうじゃうじゃいて、なのによく見ると一人ひとり(一つ一つ?)違ってて、とにかく愛らしいのです。みんな違って、みんないい・・・って、金子みすゞ か?!
グルーさんは今回、恋愛がらみで純情派なところを見せて、キャラクターの幅を広げております。でも、(時間の都合で日本語吹き替え版2Dを観たのですが)笑福亭鶴瓶による関西弁の吹き替えってのが、最後まで気になって・・・。こんなんじゃないと思うんですよねー。原語版の意味やニュアンスを捻じ曲げるような吹き替えキャスティングやディレクションには、疑問を持たざるを得ません。三女アグネス役の芦田愛菜は自然にはまっていたんですけどねえ。ルーシー役の中島美嘉も、個性的にフィットしていて良かったですし。
それにしても本作のタイトルは“Despicable Me 2”。前作に「2」をつけただけですが、“despicable”ってのは「卑しむべき」「軽蔑すべき」ってこと。子供向けアニメーションのタイトルとしては、「なんでまたこんな題名に??」と思わざるを得ないのであります。
そうそう、突然あの「前髪クネ男」!が出てきて、驚きました。動きといい、服装といい、前髪といい、まさにクネ男。誰が見てもクネ男。クネ男は万国共通なのか? まさに、じぇじぇじぇ('jjj') な偶然なのでした!
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コメント
こんにちは。
あまちゃんの一大ホームラン、クネ男君、でてましたね~。
ほぼタイムリーな時期の公開及び登場でしたので、
映画館でテンションあがりまくりました。
グルーはまんま鶴瓶さんでした(爆)。
しばらく気になったので、集中するため、
つるつる頭のつるとかけて鶴瓶でオッケーと自分自身を納得させました(^_^)v。
他の方達は、誰が誰かわからなかったので良しとします♪。
投稿: みぃみ | 2013年10月15日 (火) 09時42分
みぃみさん、前髪クネ男で「あまちゃん」スピンオフの映画でも作ってもらいたいところですよね。
それにしてもグルーの足は顔に似合わず細いなあ。
投稿: 大江戸時夫 | 2013年10月15日 (火) 23時23分