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2013年10月28日 (月)

「ランナウェイ 逃亡者」:人間は年をとるんだ

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映画『ランナウェイ 逃亡者』は、久々のロバート・レッドフォード監督・主演作。そして悲しいことに、 老けました! ハンサム・ガイだっただけに、悲しさが際立つのですね。今も髪の毛は当時のままですし、顔の形だって体型だって(ちょっと腹は出たものの)大きくは変わっていません。でもと言うか、だからと言うか、余計に老いが目立ってしまうのです。あまりのシワシワお顔にびっくりでした。痛々しい感じで。

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ポスターなどでは、なんだか颯爽とアクションヒーローでもこなしているかのような写真だっただけに、それとのギャップで現在77歳になった(撮影時でもおそらく75歳位)レッドフォードの現実を知らされるのです。いっそ年相応に白いヒゲでも生やしちゃえば良かったのに(ヒゲ好きな能年ちゃんも喜ぶだろうし)。そもそも11歳の娘ってのがねえ・・・、孫にしか見えません。

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良くも悪くもマジメな、レッドフォードらしい作品。アクションやサスペンスではなく、社会派的な意匠のヒューマンドラマといったところなのですね。'7-80年代調ではありますが、正直あまり面白いものではありませんでした。ラストの味は悪くなかったですけどね。

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作品のスケールの割には多くのビッグネームが出演しておりましたが、ジュリー・クリスティーはこうなっていたのかぁ、とか、ニック・ノルティーも一段と老けたな、とか、まあその手のオドロキには事欠かなかったです。レッドフォードとスーザン・サランドンの共演!ああ、'75年の『華麗なるヒコーキ野郎』を思い出しました。 「人間は年をとるんだ。」・・・『明日に向って撃て!』冒頭でブッチ・キャシディ(ポール・ニューマン)がサンダンス・キッド(レッドフォード)に投げかける台詞(清水俊二訳)。

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