ベラルーシ戦敗北の重苦しさ
サッカー日本代表のヨーロッパ遠征第2弾はベラルーシ戦。またも得点できずに0-1の敗戦。地味な競技場での、とてもどよーんとした試合でした。
戦力のテストと見極めの意味合いも濃い2連戦だったはずなのに、両試合ともベストメンバーで先発を組んで、選手交代も遅め、少な目。これじゃあ何のためにこの遠征を組んだのかわかりませんね。しかもセルビア戦で浮き彫りになった攻守の問題点が、ベラルーシ戦でもほとんど改善できていなかった(特に攻撃面)ような・・・。 小生が指摘していた「ファウルで止める」だけは必要以上に(イエローもらいながら)実行できていたような気がしますが、後は結局本田、香川がパッとしないとチーム全体もパッとしないという悪さがよりはっきり見えたような感じです。
とにかくベラルーシが勤勉なチームで、最初から最後まで、DFからFWまで猛烈なプレスをかけ続けてました。あれじゃあ落ち着いてボールを持っていられないし、苦し紛れのパスからのボール・ロストも多かったので、日本のパス攻撃が機能しないのもむべなるかなってところです。やっぱりヨーロッパを勝ち抜くのはワールドカップを勝ち上がるよりも難しいことなんだなあと実感します。
柿谷もここまでダメだと、もう使ってもらえなくてもおかしくないし、それを言ったら、そろそろザック更迭論が湧き起こってもいいタイミングではあります。もっともっと試すべき選手がいたでしょう。何のために呼んだのか? いずれにしても解決の妙薬が欲しいところ。どうしたらいいのかわからないので、重苦しい気持ちになるのです。なにか荒療治が必要な時なのかも知れません。
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