「SPEC 零ゼロ」:深まる謎と映画版への期待
23日にTBSで放映した『SPEC 零ゼロ』、しっかり楽しませていただきました。当麻紗綾の高校生時代から始まり、TV連ドラ版につながっていく「前日譚」。一(にのまえ)のこととか、当麻が左手を失った場面とか、瀬文のSIT時代とか、ナンシー?だとか、いろんなネタが提示されていいきます。中でも当麻が客室乗務員姿の爆弾魔?だったあたり、きっと完結篇に持ち越していくネタなんでしょうねえ。一の父親が、最近堤監督と縁が深い佐野元春!だってところにビックリ。今回のように役どころさえマッチすれば、結構いい個性を放っていますね。
相変わらずの小ネタ充実と、謎が謎を呼ぶ展開。あの白服の向井理と大島優子がさかさまになっている件りは、いかにも「神様」っぽいんですけど。 あと、英語のフォー・レター・ワードを台詞として堂々と発声したり(日本の放送コードでは問題ありませんから)、SITの発音でわざと遊んだりしていましたが、そこらへんはあまり好きになれないなあ。
てなわけでいろいろありますが、「サカナ顔」と言われまくっていた当麻に最後の決着が訪れるであろう映画版『SPEC~結(クローズ)~ 漸(ゼン)ノ篇 / 爻(コウ)ノ篇』の連続公開が待たれてなりません。『漸(ゼン)ノ篇』の公開が11月1日で、「一十一(にのまえ じゅういち)」にかけてあるあたりが、これまたステキではありませんか!
それにしても今の若い人には『夏色のナンシー』、わかんねえだろうなあー。
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