「マリヤズ・ソングブック」、いいですね
竹内まりやの『Mariya's Songbook』。'80年代アイドルから現在まで(つまりアン・ルイスから芦田愛菜まで)竹内まりやが多くの歌手に提供してきた楽曲を30曲詰め込んだ2枚組です(+ボーナス・トラック4曲)。優秀な職人ソングライターとしての竹内まりやが浮かび上がってきます。ブックレットの中の歌詞の脇に全曲まりやさんによる想い出エピソードが付記されているのも楽しかったです。 歌っているのはまりやさんではなくて、あくまでもそれぞれの歌手ですよ(ネットを見ると、「まりやさんのセルフカバー集だと思って買っちゃった」って人がやけに多かったもんで)。
もともと小生がCD(やレコード)を持っていた作品も多く含まれていて、やはりそういう作品はいいよなあと思ってしまいます。 ボーナス・トラックの4曲は、まりやさんご本人が歌っていて、中でも最高なのは『MajiでKoiする5秒前』。広末バージョンもいいのですが、さらに素晴らしいのです。あの外国人男性の声も含めて、これほどまでに「エンディングがカッコイイ曲」というの他に知りません。見事なポップ・チューンです。
最多3曲が入っている岡田有希子に関しては、彼女のデビュー・シングルから第3弾までなのですが、大江戸の一推しは第3弾の『Dreaming Girl ~恋、はじめまして』。もう、最高のアイドル・ポップスです。間奏のソプラノサックス(ですよね?)なんて、もうたまりません!掌を上に上げて右へ2歩、左へ2歩というユッコちゃんの振り付けまで思い出しました。
牧瀬里穂の『Miracle Love』もいいですねー。 ♪目と目が合ったらミーラクール・・・ 里穂ちゃんの一所懸命な歌唱が胸を打ちます。 他にも薬師丸ひろ子『元気を出して』、河合奈保子『けんかをやめて』、アン・ルイス『リンダ』、中山美穂『色・ホワイトブレンド』、松たか子『みんなひとり』あたりが名曲です。と思ったら、全曲まりやさん自身がカバーしていますよね。なるほど。
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