天皇杯はFマリノスが制覇
あけましておめでとうございます。
本年も「大江戸時夫の東京温度」をよろしくお願いします。
さて、元日と言えば午後2時からサッカー天皇杯決勝をTV観戦するのが毎年の大江戸のならわし。横浜Fマリノスvs.サンフレッチェ広島という、一月前のJ最終節で1,2位がひっくり返った当事者同士の因縁の対決。あの時は、2試合残してマリノスでほぼ決まりという空気の中、なんとマリノスがまさかの連敗で優勝を逃して、試合終了の笛と同時に中村俊輔がピッチに突っ伏して泣いていましたもんねえ。
今シーズン(昨シーズン?)のMVPを俊輔が取ったことからもわかるように、35歳の彼の復活大活躍でマリノスは勝ち続けました。確かにバタバタ倒れてファウルをもらって、俊輔のプレイスキックから点を取るという戦い方には批判もあるでしょうけど、平均年齢30歳を超す「おっさん軍団」のこの健闘には何か「勲章」を与えてあげたかったのも事実です。そもそもマリノス終盤失速の原因は、俊輔の突然の胆嚢炎による1試合欠場とその後の調子の悪さでしたから、俊輔キャプテンが人一倍責任を感じたであろうし、悔しかったろうと思うのです。勝ち点1の差でひっくり返されちゃったんですから。
今日の試合は前半に小林のドリブル突破で崩して斎藤学が先制点。その4分後に俊輔のCKから中町のシュートのこぼれ球を中沢が頭で押し込んで2点目。これで勝負あった感じでした。マリノスは前半からかなり攻撃的に行ってましたが、広島は様子見で受けのサッカー。短い試合間隔なのに2試合連続120分を戦ったサンフレッチェとしては、前半0-0で行って後半に勝負をかけるゲームプランだったのでしょうが、早々に崩れてしまいました。その後も広島らしさは出ず、どうにも残念な完敗となりました。終盤に佐藤、高萩を交代させた森保監督の采配も正直??でしたし。
なんにせよ、マリノスが(意外にも、と言うべきか)Jリーグ始まって以来初めての天皇杯を掲げることができて良かったのではないでしょうか。いつかこの場所にベルマーレも!です(まあベルマーレ平塚時代に優勝してますが)。あ、この場所と言っても、国立競技場は建て替えのためしばらく使えないわけですけどね(次回の決勝は日産スタジアム)。
| 固定リンク
コメント