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2014年1月15日 (水)

「ジャッジ!」:CMだったらクライアントNG?

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映画『ジャッジ!』は、国際CMフェスティバルの裏側というか受賞のための裏工作の世界を描くコメディー。数々の広告に携わったクリエイター達が脚本、監督を手掛けたそうですが、うーん、良い所もあるけれど、良くない所が多くてねえ。CMだったら、クライアントNGが出そうな出来です。

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実際にエースコックやトヨタの実名を出してのコラボ作になっていますが、その割にはリアルとギャグのバランスが悪くて、いかにもなお笑いネタを繰り出すものの笑えないという・・・。いや、確かに笑える場面もありはするのですが、それ以上に寒いギャグが目立ってしまってねえ。もっと「リアル」の比重を高くした方が、お笑い部分も生きてくるってもんです。

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それにしても『清須会議』に次いで、というか、妻夫木聡ってバカの役が多いですねー。好きなのか、バカ役? 「役者バカ」ならぬ「バカ役者」なのか? バカ過ぎて、彼の「広告への愛」みたいなものが説得力を持ちません。審査の過程も、あまりにもゆるくてデタラメ。もっと知恵絞って、説得力のあるディテールと展開の工夫を生みださないとダメです。 

北川景子の役も性格のキツイ 部分が強調され過ぎて、終盤のラブロマンス的展開が生きません。もっと上手なツンデレのバランスを設定していかないとね。せっかくの「ジェリコの壁」(わかる奴だけわかればいい)も生かせませんでしたし。

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そんな中、リリー・フランキーさんの存在は、またもいい味出してました。 そして何度か繰り返される「無茶と書いてチャンスと読む」という名言、こいつはインパクト大でありました。

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