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2014年1月 3日 (金)

「リヴ&イングマール ある愛の風景」:女優の想い出語り

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映画『リヴ&イングマール ある愛の風景』は、巨匠イングマール・ベルイマン監督と名女優リヴ・ウルマンの愛憎の日々の記録。それをベルイマン去りし現在、リヴ・ウルマンが想い出語りをする形で展開します。邦題はもちろんベルイマン作品『ある結婚の風景』から取られています。

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堂々たる女優が過去を振り返って語る。雰囲気的には岡田茉莉子や岩下志麻あたりがインタビューを受けてる感じでしたね。一人語りの中に喜怒哀楽や人生を滲ませて・・・、さすがはリヴ・ウルマンなのです。

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面白いのは、ベルイマン作品のフッテージ映像を語りに絡ませて、あたかもリヴとイングマール二人のことを映画仕立てにしたように見せてくれるところ。リヴに対して、マックス・フォン・シドーやグンナール・ビヨンストランドがイングマールの役を演じているみたいに見えちゃうという手法。これは映画のマジックとしてよくできていましたし、改めてベルイマン作品がかなり「私映画」なのだということがわかりました。

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ベルイマンはあんな顔してて、あんな映画作ってるくせに、少なくとも5回は正式に結婚しているという愛多き男だったわけで、そこらへんがベルイマンを敬愛しているウディ・アレンと通じるところですね。 終盤にリヴが語っていた「色々あって別れた数年後に、ただの友達として街を歩けることの誇りと素晴らしさ」みたいなことが、うーん、興味深かったですね。

欲を言えば、もう少しベルイマンの作品自体(リヴがもたらした影響など)にも迫ってもらいたかったところです。リヴ本人が語ってるだけに、ちょっと「美しい想い出」に寄りすぎちゃったかも知れませんね。

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