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2014年2月20日 (木)

「ラッシュ プライドと友情」:“生涯の1本”は大げさだなあ

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映画『ラッシュ プライドと友情』は、しばらく低調だった(と小生は思うのですが)ロン・ハワードが久々に腕の確かなところを見せた作品。対称的な二人の男の抗争に、普遍的なものが宿ります。

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一人はモテモテイケイケ型の野性的な陽性体育会系タイプ。もう一人は堅実で知性派&理性派の陰性文化系タイプ。こうなると、大江戸の好みとしては断然後者なのですね。そういう風にわかりやすい正反対キャラクターがぶつかり合うわけですから、構図は至ってシンプル。映画化に当たって事実に縛られているという窮屈さは感じさせずに、王道の娯楽映画としてぐいぐい進むあたりが、さすがは手だれのアメリカ映画アルチザン、ロン・ハワードであります。

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車には全く興味が無く、レースを見てもさほど興奮しない小生ですが、対称的なライバル同士のぶつかり合いドラマとして、それなりに面白く観ました。 事故から復活して悲惨な顔になったニキ・ラウダに対して非道な質問を投げかけた記者を(ラウダを嫌っていたはずの)ジェームズ・ハントがボコる場面は、いかにもアメリカ映画らしい感動を呼びますよね。

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CGやデジタル処理はいろいろ行っていますが、レース・シーン、車の走りは基本的に実写カットの力に頼っている部分が大きいです。その撮影と編集の力により、とても映画的に、手に汗握らせる迫力が溢れ出ていることを褒めておきたいですね。映画のナマ映像の力(と演出力)には、CGより強いものがあるのだと改めて思いました。

ただ宣伝コピーにあった「あなたの、生涯の1本を塗り替える」ってのは、さすがに大げさですよね。悪くはないけど、そこまで凄い名作ではない。年に何本も(もしかしたら十数本も)あるレベルの作品だと思います。

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コメント

うわ~ クリボー(→クリス・ヘムズワース)Vsダニ二郎(→ダニエル・ブリュール)の対決やわな~(いったい どういうあだ名の付け方じゃい)

正反対で反発しまくりやん(ライバル同士ならよくあるパターンやな)
お前がケーキなら 俺は饅頭じゃい みたいな(どんなたとえじゃい)

態度でッけえクリボー、 雨の状況を見て慎重なダニ二郎に 「フン、臆病者が」と挑発(男なら度胸だせよな、オイといわんばかりやわな)・・・ダニ二郎、乗り気じゃないのに煽られてやむなく出場(雨はあぶないのに・・・)

・・が クラァ~ッシュ クラッシュ クラッシュ

 今まで 調子に乗って図に乗りまくってたクリボーが 自責の念だよ(こーゆーヤツって他人の痛みは他人の通みと オレには知ったこっちゃないぜえと言いそうなのにな)

しっかし ここからダニ二郎の見せどころ すっげえ~

 事故からたった42日でレースに復帰って・・・すっげえ生命力

 これじゃあダニじゃなくて ゴキブリみてえな生命力だわな~(→失礼)

富士スピードウェイでの決勝も またしても豪雨だったので 今度はリタイヤ(同じ失敗は繰り返さんのじゃな)

でも・・・王座を手放したのはもったいない
で、クリボーの優勝か・・・心境は複雑だよな~(ライバル同士って そうなのかもね)

投稿: zebra | 2015年11月 1日 (日) 19時11分

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