築地木村家のシベリア
大江戸は築地木村家(銀座の木村屋総本店の分家だそうです)のあんぱんが大好きって話は以前にも書いたと思いますが、その店の「シベリア」です。
そう、昨年宮崎駿監督の『風立ちぬ』にシベリアが出て来て以来、静かなブームとなって、小生もスーパーなどでは買ったのですが、まあ実に大したことなかったわけです。
ところがところが、さすがは木村家さん! おいしいシベリアなのです。 まずカステラがそれ自体おいしい。ほどよい軟らかさとほんのりの甘さ。 そしてヨーカン部分が主張し過ぎないけど、餡の良さ、味の良さをキチンと示しています。木村家のこしあんぱんの餡を彷彿とさせる味です。 カステラとヨーカンという両者のハーモニーの良さもあり、これはイケルと思います。あのシベリアにまとわりつく「古いがゆえの安っぽさ」というネガティブ・イメージが感じられないのが、大したものです。
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