« かめさん、たつさん、くまさん、ぞうさん | トップページ | 「ローン・サバイバー」:こんな目に遭うのは嫌だ »

2014年4月12日 (土)

「セインツ 約束の果て」:孤高のスタイルなれど・・・

348189_001

348189_009

映画『セインツ 約束の果て』は、アメリカン・ニューシネマの空気をまとったサンダンス系の新作。画像の質が極めて高いです。まあ、ちょっと映像が暗過ぎて見えにくいフラストレーションは生じましたけど。

348189_006

徹底的に闇を生かした詩的な映像は、テレンス・マリックのようでもあり、ロバート・アルトマンのようでもあり、もしかしたら初期のマーティン・スコセセッシに近いのかも知れません。とにかく「渋い」映像であり、省略を聞かせながらバシバシと無駄なく進行する「大人の映画」です(でもさすがに暗過ぎますが)。

348189_009_4

ルーニー・マーラが『ドラゴンン・タトゥーの女』のリベット役とはがらりと変わった可憐な女性役。悪くないんですよ、これが。 一方ケイシー・アフレックは、相変わらずアブナイ感じの役どころ。目がちょっとイッちゃってるんですよねー。 そしてキース・キャラダイン! 貫禄つきました。エンドロールにかぶる歌まで歌っちゃってます。ああ、あの『アイム・イージー』(『ナッシュビル』)と同じ声ですね。

348189_010_6

「孤高」という文字が似合う作品。だけどちょっと気取り過ぎてるかなー。そのスタイルは悪くないのですが、映画としての「強度」が今一歩。有望だけど、もう少し修行して欲しいデイヴィッド・ロウリー監督なのでした。

 

|

« かめさん、たつさん、くまさん、ぞうさん | トップページ | 「ローン・サバイバー」:こんな目に遭うのは嫌だ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/42098/55754817

この記事へのトラックバック一覧です: 「セインツ 約束の果て」:孤高のスタイルなれど・・・:

« かめさん、たつさん、くまさん、ぞうさん | トップページ | 「ローン・サバイバー」:こんな目に遭うのは嫌だ »