「ラストベガス」:「・」はあるのかないのか?
映画『ラスト・ベガス』を試写会で観ました。そもそもこのタイトル、ポスター、チラシや公式サイトのタイトルロゴを見る限りでは『ラストベガス』と「・」(なかぐろ)ナシなのに、公式フェイスブックや各種映画サイトでは『ラスト・ベガス』と「・」アリの表記になっていて、釈然としません。こういうところをおろそかにしては、いかんのです。どんな事情があろうと、きちんとコントロールして統一すべきです。小生はとりあえず印刷物を信用して「・」ナシのパターンで表記しておきます。
最近のハリウッドは、おばあちゃん映画&おじいちゃん映画が増加の傾向にあるように見受けられます。当然「懐かしのスター」を楽しむエルダー~シニア層狙いなのでしょうけれど、映画観客の高齢化はアメリカにおいても深刻な問題なのでしょうか。 とは言っても、スクリーンの中の高齢者たちは--『リベンジ・マッチ』のスタローン、デ・ニーロにしても、『オール・イズ・ロスト』のレッドフォードにしても、本作の4人衆(+メアリー・スティーンバージェン)にしても、皆さん極めてお元気なのですけどね。
映画の内容としては「パッケージ通り」と申しましょうか、こんな感じでこの程度の面白さだろうと思った通りの出来。良くも悪くも裏切りません。さすがは娯楽職人ジョン・タートルトーブ×手だれのじいさま名優連です。最高級スイートの客室係だとか小柄なチャラ男だとかの「効かせ方」も、程良い塩梅でございます。
これ日本版作ったら、どんな配役になりますかねえ。みんな70歳代半ばの設定でしょ。 マイケル・ダグラス=千葉真一or加山雄三、ロバート・デ・ニーロ=竜雷太or津川雅彦、ケヴィン・クライン=伊東四朗or北村総一朗、モーガン・フリーマン=北島三郎or山崎務でどうだっ!(ちょっと苦しいのは承知の上!)
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