サッカー女子のベトナム戦とヨルダン戦
サッカー女子日本代表のアジアカップ、グループリーグ2試合目のベトナム戦と3試合目のヨルダン戦は、相手が相当格下ってことで、まあ完全なワンサイドゲーム。4-0、7-0で全く危なげない勝利でした。その間、色々なメンバーを使いながら試したり休ませたりできたことも、佐々木監督の計画通りでしょう。
ベトナムはホーム(開催国)ということもあり、声援に押されながら、とにかく接触プレーがあると倒れて時間稼ぎ=引き分け狙いを徹底させていましたが、前半44分の川澄のミドルシュートで均衡が崩れると、後はもう成す術がありませんでしたね。まあ、あれだけ攻められてると、いくらホームでも最後には足が止まりますよね。それにしても、何で澤をオーストラリア戦の交代で出場させなかったんだろう、勝てたのに・・・というほど、「さすが」のプレーを見せていました。
ヨルダンは、あの民族衣装のほっかむりみたいなのを着用している選手がいてびっくり。脚も露出しないようにタイツか何かで覆っていたので、遠目から見ると白忍者とか白いモジモジ君といった趣き。 まあ力の差があまりにもあったので、日本もこれだけ初出場選手を出したりのメンバー入れ替えをしても、問題なくゲームを支配できました。猶本もボランチと左SBで、それぞれ気の効いたプレーを見せていましたし、途中から入った小柄な杉田も技術とセンスの良さを見せました。でも、大江戸的には右SBの小原を推したいですね。堅実なプレーと、献身的な上下動の多さを見てると、近賀のいない右サイドを埋めるには有吉よりも伸びしろがありそうな気がします。色も白いし(←関係ない)。今後、彼女が右、鮫島が左SBを務めたら、「女子力の高い両翼」となりそうです(←これも関係ない)。
そしてこの2試合のGKは、福元、海堀だったので、安心して見ていられました。やっぱりキーパーは、高さだけではないですよね。
まずはノルマとしてのワールドカップ出場を決めたので、次はアジア杯初制覇に向けて、まず木曜の準決勝。大儀見はチェルシーに帰ってしまいますが、ヨルダン戦で温存した宮間、川澄、岩清水らを休養十分で使えますし、1試合ごとに良くなっていくのが「なでしこ」の常。深い芝生や、高温多湿にも順応して来た頃でしょうから、あと2試合、しっかり勝ち切ってもらいたいと思います。
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