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2014年5月31日 (土)

wearerのライブ@シモキタReG

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下北沢の13か所のライブハウスなどで今日の昼から明日の明け方まで続けられるライブイベント『下北沢サウンド・クルージング2014』に、wearer(ウェアラー)が出演するというので行って来ました。以前にも書きましたが、ヴォーカル&ギターの YK くんが友人なので、ってわけで。

只今、wearerは男所帯。ヴォーカル&ベースのえいちゃんがお子さんを産んで産休中(育休?)ってことで、ベースにサポートメンバーを入れて男5人のステージ。やっぱりえいちゃんがいるのといないのとでは、バンドのカラーがかなり違いますね。今日のは、男くさいwearerでした。

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会場となったのはまだ出来て間もないライブハウス「ReG(レグ)」。小ぶりのハコですが、ほぼ満員。wearerの持ち時間は40分。定刻にスタートしました。

1曲目は『踊り続けたいのさ朝が来るまで』。YKはなんとボストンフレームのメガネ姿で登場です。1stミニアルバム『the blue album』のジャケ写もメガネだし、いいと思うんですよね(バディ・ホリーやエルヴィス・コステロや佐野元春ら先達に敬意を示す上でも)。ただそれも1曲目だけ。ああいうスロー目でロマンティックな曲には合ってるけど、激しい曲になるとメガネくんじゃダメって判断なのでしょう。

YKの位置していたのはセンターのマイク前。いつもだとむしろセンターがえいちゃんで、YKは上手寄りなのですが、ここらにも2トップから1トップになった影響が出ているのですね。 で、『SURVIVE』の時なんか如実に感じたんですけど、今までツインヴォーカルでやっていた楽曲を一人で歌っているもんで、かなりパワーを消耗します。息継ぎの間もなく、ハードな苦行のようでした。ま、YKってもともと苦行のような顔して歌う人なんですけど。あと曲によっては、キーボードの人がえいちゃんパートを受け持ったりもしていました。

それでも今日のライブは相当気合いが入っていた感じ。えいちゃんの分まで俺が引き受けたぜ!的な気合いなのでしょうか。 ギターの弾き方を見ても、そこらがひしひしと伝わって来ます。しなった髪の先から汗がほとばしりそうな首の振り方もいつも以上に激しく、アディショナルタイム、渾身のヘディングシュート!みたいな叩きつけ方でした。

新曲もあり、それがまた「東京」を歌詞に織り込んだセンティメンタルなナンバー。いかにもwearerではありませんか。

あえてMCはほとんどなく、演奏で突っ走るストロング・スタイル。『東京の夜が廻りだす。』『baby blue』と続くラスト2曲は、でかい音圧で感動的なナンバーを体感させるという点でもwearerらしく、心揺さぶるものでした。 Great! 

そもそもYKのヴォーカルって、昔よりうまくなってますよね。サラリーマンとの2足のわらじは大変でしょうが、これからも活躍してください!

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