コートジボアール戦敗戦のなぜ?
ワールドカップ日本の初戦、vs.コートジボアールは1-2の逆転負け。TVで見たいた小生も、気合いが入っていただけに相当にダメージを受けました。かなり「しおしお」になりました。
雨のせいなのか、蒸し暑さのせいなのか、コートジボアールの呪術師のまじないのせいなのか、日本の動きが明らかに精彩を欠いて、最後まで良い時の「らしさ」が出ずじまいでした。前半だって、そんなに走らされていた印象はないんですけどねえ。よくある、W杯初戦らしい「慎重な試合運び」ではあったと思いますが、そもそもあれだけみんなで直前に「攻撃サッカーを貫く」と言っておきながら、なんで??という思いです。まず前線の選手たちがファースト・ディフェンスに行かない、行っても周りの選手が連動しない。ラインが低めなので、選手間の距離が開き過ぎている。1対1に負けるのはしょうがないとして、2対1、3対1を作れない。ボール奪われ過ぎ。そもそもミスが多過ぎる。逆襲時の選手たちの上りが遅過ぎる。両サイドの効果的な上がりが少ない、ってゆーかサイドの攻防で完全に負けていた。シュートが少ない。走らない。などなどと、(本田の得点シーン以外は)いいとこなしでした。ザッケローニの雨用ツバ付キャップ(ま、野球帽ですね。サッカーだけど)が珍妙だったのが、よくなかったのでしょうか?
繰り返しますが、なぜあんなに、コンパクトな陣形で走って数的優位を作り、パスをつなげて主導権を握る「攻撃サッカー」宣言をしていたくせに、全然それができなかったのか? 不思議過ぎます。
もう連勝しかないと、割り切って行くしかないですね。コロンビアが2試合目で決勝トーナメント進出を決めてくれれば、3戦目に主力を温存して手を抜いてくれれば、奇跡の逆転は起こせるはずです。今日の『ルーズヴェルト・ゲーム』を見てても、そう思いますもん(なんのこっちゃ)。
| 固定リンク
コメント