日本の1次リーグ敗退
日本代表のブラジル・ワールドカップは、グループリーグ1分け2敗の最下位という結果で終結しました。第3戦目のコロンビア戦は、相手が8人替えてきた(主力の温存)ということもあって、そして何よりも1,2戦目のふがいなさを踏まえての背水の陣ということで、選手たちの動きは随分と良かったです。初出場のボランチ青山が縦のロングパスを送り込んでいったのが、チームの推進力になったと思います。選手たちの距離の近さや前からの積極的な守備の連動も、狙い通りにできていました。
ただ、(2戦目にも感じましたが)正直1試合遅いんです。ギリシャ戦でこれが出来ていたら、間違いなく勝てたはずです。本当に初戦をムダにしてしまったのが全て、という印象です。男も女も日本のサッカーは、ギリギリまで走って精一杯やることによって初めて良さが生きるサッカーです。女子は前のW杯や先日のアジア杯でそれができたのですが、うーん、男子は・・・今日の良い時間帯でしかそれができなかった大会でした。
そして「1戦目がなんであんなにダメダメだったのか?」という疑問には、「コートジボワールの呪術師にやられた!」としか考えようのない大江戸です。
1998フランス大会 3敗 1次リーグ敗退
2002日韓大会 2勝1分1敗 ベスト16
2006ドイツ大会 1分2敗 1次リーグ敗退
2010南アフリカ大会 2勝1分1敗 ベスト16 (PK負け=引分扱い)
2014ブラジル大会 1分2敗 1次リーグ敗退
この調子だと、2018ロシア大会は、きっといい結果を残せるでしょう(と自分を納得させる)。
とにかくこれからの4年、そしてその先を見据えて、「大型で攻撃の起点になれるセンターバック(およびゴールキーパー)」と「体がでかくて強いセンターフォワード」の育成は、絶対的な急務です。器用な選手や気の効いたパスを出せる選手ってのは、ほっといても出てきますからね。
ポスト・ザッケローニには、アギーレやペケルマンの名前が挙がっているようですが、大江戸の趣味としてはストイコヴィッチ監督+オシム総監督なんてのを望んじゃいます(ま、ないですけど)。ピクシーにはW杯でも革靴ゴールを決めてほしいと思っちゃうんですよ。
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