ザンビア戦の素敵な3、4点目
ワールドカップ本番前の最後の強化試合、アメリカでの日本vs.ザンビア戦をTV観戦。ま、仮想コートジボアールってことでしょうけど、ザンビアが思いのほか良いチームだったので、とても良い経験となりました。
身体能力はともかく、プレースタイルが結構組織的で真面目でクレバー。前半30分までに0-2にされる展開は想定外でした。でも今の日本は、ここから。結果は打ち合いを制して4-3で勝ったのですが、本田、香川、大久保と、決めて欲しい人が決めてくれた結果は、この時期の景気づけとして理想的なものです(3人とも得点以外は、それほど良いプレーが出来ていたわけではないので)。
もちろん守備に課題があるのは今に始まったことではないし、「点を取られるのは覚悟の上。それ以上のスコアで勝てばいい」というザッケローニ・ジャパン=攻撃サッカーの方針通りの試合なのですから、順調と言っていいのでしょう。「守りの文化」が無い日本には向いているサッカーですし、イタリア人に似合わず攻撃命なザックの志向とも幸運な一致を見せていると思うのです。
ちなみに「コンパクトな陣形で、 運動量豊富で、 前線から守備をして、 走って数的優位を作って、 あくまでも攻撃的に3点目、4点目を奪う姿勢を貫いて、 縦パスを重視する という日本代表のサッカーって、現在のベルマーレのサッカーと共通しているんですよねー。もちろん代表の方が巧いわけですけど、湘南はその分さらに走るし、コンビネーションを熟成させていますから。
それにしても3点目の森重! ペナルティエリアでのあの足さばき!! とてもディフェンダーとは思えない見事さで、本田の得点をアシストしました。ああビューティフル!
そしてなんでこの時間になって?という90分の遠藤→青山の交代が即座に結実したあの4点目! 青山からの縦1発のロングパスを大久保が見事にトラップしてからのシュート!! 大久保の切れ味もシャープでしたが、たったのワンタッチでアピールした青山、いやースゴイです。この二人は、23人への「すべりこみ組」でもありました。
さあて、いよいよW杯開幕が迫って来ました! で、今回から「ワールドカップtoto」なるものが出来たんですよね。なるほど。
ああ、ワクワクでドキドキで寝不足な1ヶ月が待っています。
| 固定リンク
コメント