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2014年7月12日 (土)

「きゃりーぱみゅぱみゅシネマJOHN!」:映画なのかしらん?

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映画『きゃりーぱみゅぱみゅシネマJOHN!』(映画と言っていいのでしょうかねえ?)は、きゃりーファンなら知っているメ~テレのTV番組『きゃりーぱみゅぱみゅテレビJOHN!』の映画バージョン。上映時間60分なので、大人料金も1,000円です。

制作・撮影はTV同様、監督・脚本家・プロデューサー・カメラマンの4人だってんですから、まあお手軽でデジタルな時代でございます。見ればわかる通り、映画化ってもんに対して何の気負いも幻想も抱いてないようです。まあ映画作品のことも「コンテンツ」と言ってはばからない人々がいる時代なので、しょうがないのでしょうねえ。

本筋だけではもたないので、色々とコントやら企画コーナーやらを入れて、テレビ番組的な作り。まあ、きゃりーがロボットだったという本筋にしてもどうでもいい感じなのですが・・・。

結局何の加工もしていないライブ映像が一番魅力的だってのも、寂しい話ではあります。だったらライブ・ドキュメンタリーにすりゃ良かったじゃん、みたいな。 初日だから熱心なファンが多いだろうに、上映後の微妙な空気は「あちゃー、こんなもんですか?」という観客の心もちを物語っていました。タイトルロール後の「おまけ」も、“寒さ”に拍車をかける感じで・・・。

きゃりーちゃん自体はとてもファンタスティックに魅力的な題材なので、誰か彼女をうまく使ってキチンとした映画を作ってくれませんかねえ、と思う大江戸なのでした。

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