オランダ、23人総出場の3位
FIFAワールドカップ3位決定戦はオランダ3-0ブラジルという結果。オランダが自国史上初の3位となったわけですが、いわゆるトータル・フットボールからの全員サッカーの伝統を崩して5バックでがっちり守って、攻めはロッベンら数人にまかせるという分業式。さらにはメンバーを固定せず、ポリバレントにポジションを変更するというファンハール監督の個性を反映したサッカーで、無敗のまま7試合を終えました(PK戦は引き分け扱い)。
いやー、ロッベン凄かったですね! 速い!強い! 見事なアスリート系フットボーラーであり、かっこいいハゲです! 常に相手の脅威となるプレーをする彼を、考えて見れば準決勝のアルゼンチンはよくぞ押さえたものです。彼にほとんどろくな仕事をさせなかったですもんね。
感動したのは後半アディショナルタイムにオランダが控えのキーパーを投入して、23人全員を使い切ったってこと。ファンハール監督、なかなか粋なことなさる。これって、W杯史上初めてのことなんだそうです。チーム総力戦としての「トータル」フットボールで、3位を勝ち取ったってところでしょう。
ブラジルは「戦術はネイマール」だっただけに、そこが崩れるともろかったです。最後の2試合で、1-10ですから。
さあて、明日はいよいよマッチ・ナンバー64=決勝です! 4時起きです!
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