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2014年7月30日 (水)

久々の末広亭

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新宿末広亭に行き、久々の寄席鑑賞。

計画性なしに(前もって席の予約などせずに)ふらりと、途中からでも適当に入れるのが寄席のいいところ。 落語を中心に、漫才、講談、俗曲、独楽回しなどのバリエーションで、飽きさせずに楽しませてくれます。

ただ、最後列の席に座ったのですが、数名の噺家の方々の声が聞き取りにくいのに、参りました。声の大きな人はいいのですけれど、小声で話す芸風の人だとかなり聞き取りにくいのは、改善すべきなんじゃないですかねえ。いちおう高座前にマイクロフォンは立ててあるのですが、だいぶ離れているのであまり音声を拾わないみたいなのです。あと後ろの扉がしばしば開くので、そこから木戸口あたりの声が聞こえたり、場内の音が逃げていって益々聞きにくいってこともありますけど・・・。

まあ、ちょっと物足りない芸、気に入らない芸も含めてのバラエティーセットが寄席ですから、いろんなことを寛大に、ゆるりと楽しむ姿勢が肝要。 トリの桂伸治師匠の「野だいこ」、悪くなかったですよ。

そういえば桂米丸師匠、TVも含めて久々にお顔を拝みましたけど、すっかりおじいちゃんになっちゃって。しかも膝が悪いってことで、椅子に腰掛けての高座でした。

ドアから一歩踏み出せば、いつもの新宿の街。 寄席は「お手軽な非日常」で敷居は低いので、未体験の方は是非おためしください。

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